それでも私たちはIZ*ONEを愛している IZ*ONEフルアルバム発売延期にまつわる時系列と妄想

アンPD逮捕とIZ*ONE「BLOOM*IZ」発売延期までの時系列

ここに至るまでの、2019年7月19日に最終回を迎えた「PRODUCE X 101」に対する疑惑が持ち上がってからの流れをまとめておきます。

色々なサイトをひっくり返せば、もっといろいろ出てくるかもしれませんが、とりあえず、いちばんニュース検索がしやすいKstyleさんのサイトを検索しながら作成しました。

www.kstyle.com

非常に長いので最初に簡単にまとめておくと、以下のような流れです。

7月下旬 PDX101への投票数捜査疑惑浮上

8月~9月 アイドル学校にも疑惑拡大

10月 イ・へイン父娘による告発と、アイドル学校問題・STARSHIP問題の報道

11月頭 アンPD逮捕とIZ*ONEの活動危機

2019年7月20日 

「PRODUCE X 101」投票数操作疑惑浮上

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Mnet「PRODUCE X 101」の制作陣が生放送のSMS投票を操作したという疑惑が浮上した。

「PRODUCE X 101」は、7月19日の最終生放送を最後に2ヶ月間の放送を終了した。今回の放送を通じて、キム・ヨハン、キム・ウソク、ハン・スンウ、ソン・ヒョンジュン、チョ・スンヨン、ソン・ドンピョ、イ・ハンギョル、ナム・ドヒョン、チャ・ジュンホ、カン・ミンヒ、イ・ウンサンで構成された11人組ボーイズグループ「X1」が誕生した。

このうち最終生放送のSMS投票数が操作されたという疑惑が、オンライン掲示板、SNSなどを中心に浮上した。

「PRODUCE X 101」ギャラリー側は20日、声明文を発表し「19日に放送された『PRODUCE X 101』生放送投票の結果操作の疑いに対して、Mnet側の釈明を要求する。これはMnetで実施するオーディション番組全般の公正性を疑われかねない重要な問題である。デビューするX1のメンバーに対する非難を避けるためにも、Mnet側は明確な投票数とローデータ(原本データ)を公開しなければならない」と主張した。

ネットユーザーたちが操作論議の根拠として提示したのは、生放送のSMS投票得票数をまとめたエクセル表だ。1位から20位までの練習生のSMS得票数の差が、特定ランキングの得票数と一定に繰り返されているのだ。実際に練習生間の票差は2万9,978票、11万9,911票、7,494~7,495票などで繰り返される。ネットユーザーたちは得票数が特定の数を乗じた分だけ膨らんだのではないかという疑惑を提起した。

2019年7月22日

真相究明委員会立ち上げ

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Mnet「PRODUCE X 101」をめぐる論争が長期化する見込みだ。7月19日に幕を下ろした「PRODUCE X 101」の投票操作に疑問を持つ国民プロデューサーたちが法的対応に乗り出したためだ。

彼らは7月22日、真相究明委員会を立ち上げ、「PRODUCE X 101」投票操作の疑惑に対して、Mnet側の迅速な事実確認と謝罪を求めるために法的対応を取ることを予告した。

また、有料で行われた「PRODUCE X 101」の投票に関連して「Mnet側から公式コメントと信頼性のあるローデータをもらって、疑惑が事実かどうかを明確にし、投票の結果が実際に操作された場合、Mnet側の謝罪と後続措置を引き出すのが目標だ」と明かした。

2019年7月24日 

Mnet側、公式コメント発表

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Mnet「PRODUCE X 101」の制作陣が、最終回での文字投票の操作疑惑を釈明した。

制作陣は24日、公式SNSを通じて「制作スタッフとして『PRODUCE X 101』の文字投票に関し、議論を引き起こしたことを心よりお詫び申し上げます。制作陣は、最終得票数で一部の練習生間の得票数の差が同一であることを認知し、確認の結果、Xを含む最終的な順位に異常はありませんでしたが、放送で発表された個々の最終的な得票数を集計および配信する過程でエラーがあったことを発見しました」と伝えた。

続いて「生放送中に投票集計を担当した制作スタッフは、得票数で順位を集計した後、各練習生の得票率も計算し、最終的な順位を複数の方法で検証しました。しかし、該当の制作スタッフが順位を再度検証する過程で、得票率を小数点第二位で四捨五入し、この四捨五入された得票率に換算した得票数が生放送現場に伝えられました。この過程で、順位の変動がなかったことをもう一度申し上げます」と説明した。

2019年7月26日

Mnet、警察に正式捜査を依頼(後掲記事より)

Mnetは7月26日、ソウル地方警察庁に今回の操作疑惑に関する正式捜査を依頼した。

Mnetは「議論が発生した後、内部的に調査を進めたが、事実関係の把握に限界があると判断され、公信力のある捜査機関に捜査を依頼する。捜査に積極的に協力して事実関係を明確にし、責任を取るべき部分に対しては責任を取る。物議を醸して、もう一度深くお詫び申し上げる」と公式コメントした。

2019年7月31日

「PD X 101」制作陣事務所に家宅捜索

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投票操作の疑いが持たれているMnetのサバイバル番組「PRODUCE X 101」の制作陣が、警察の家宅捜索を受けた。Mnetはこれに先立ち公式コメントを通じて明らかにした通り、警察の捜査に積極的に協力し、責任を負うべき部分があれば責任を負うとしている。

ソウル地方警察庁サイバー捜査隊は7月31日午後、ソウル麻浦(マポ)区上岩洞(サンアムドン)にあるCJ ENMの「PRODUCE X 101」制作陣の事務所に捜査官を送り、生放送での投票操作疑惑に関する資料の確保を行っている。制作陣の事務所の他、SMS投票を集計した業者に対する家宅捜索も行われていることが分かった。

2019年8月21日

真相究明委員会、「アイドル学校」への疑惑も表明

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「PRODUCE X 101」の投票操作疑惑を提起した真相究明委員会が、Mnet「アイドル学校」の操作状況を指摘し、議論が続いている。

本日(21日)「PRODUCE X 101」真相究明委員会は声明文を発表し、「『PRODUCE X 101』だけではなく、Mnetで2017年に放送された『アイドル学校』に対する操作状況を確保している状況だ」と主張した。

2019年9月2日

警察側、アイドル学校は捜査除外とコメント

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警察がMnet「PRODUCE」シリーズの生放送SMS投票操作に対して捜査を進めている。「PRODUCE」シリーズと共に操作疑惑が浮上したMnet「アイドル学校」は、警察の捜査から除外された。

ソウル地方警察庁の関係者は9月2日午前、ソウル鍾路(チョンノ)区内資洞(ネジャドン)庁舎で行われた記者懇談会で「『PRODUCE シーズン4』(PRODUCE X 101)に対して捜査している。シーズン1~3に対しても不公正な部分があったか調べている」と明らかにした。

続いて「シーズン4の関連資料をまず家宅捜索した。さまざまな疑惑が提起され、追加的に資料を確保して分析している。投票ローデータ(資料原本)と最終ランキング間で変動があるかを捜査しているため、後日申し上げる」と付け加えた。「アイドル学校」の操作疑惑に対しては「現在捜査しているものがない」と明らかにした。

2019年9月6日

真相究明委員会、「アイドル学校」制作陣を告訴

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ケーブルチャンネルのアイドルオーディション選抜番組「アイドル学校」の真相究明委員会が、制作陣を相手に告訴する。

「アイドル学校」の視聴者で構成され、真相究明委員会の法律代理人(マスト法律事務所)は本日(6日)午前、ソウル地方警察庁にCJ ENM傘下Mnetの従業員を詐欺の疑いで告訴し、証拠隠滅教唆の疑いで告発した。

真相究明委員会側は「『PRODUCE X 101』の事件が発生し、CJは警察に捜査を依頼しており、原本データを確保するために押収捜索までした捜査機関は、ついに『プロデュース』全シリーズの捜査に拡大している状況である」とし「捜査が行われている最中にMnetが『アイドル学校』の制作陣に原本データを削除するように指示をしたという状況を捕らえた」と伝えた。

続いて「これに『アイドル学校』の原告は、Mnetがサバイバルオーディション番組に『視聴者投票』という形式を借用して『公正性』というイメージを構築し、これにより、話題性を最大化しているにもかかわらず『公正性』を守らず、視聴者を欺く放送形態を繰り返すことをさらに放置することができず、この事件を訴えるに至った」と訴えたきっかけを説明した。

法律事務所は、2017年の「アイドル学校」最終話で公開された各練習生のための最終得票数は、実際の各練習生たちが得た実際の得票数と一致しない可能性が高いと疑惑を提起した。視聴者が自主的に進めた投票認証イベントを通じて検証された、ある練習生の有料メッセージ投票の得票数は約5000票だったが、放送で公開された得票数は2600票にしかならないと主張した。

一方、警察はMnetの別のアイドル選抜番組「PRODUCE X 101」と投票操作論議が提起される「プロデュース101」シリーズ全般について捜査を進めている。ただし「アイドル学校」には、捜査することがないと述べている。

2019年9月30日

警察、アイドル学校制作陣についても家宅捜索

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警察がMnet「アイドル学校」の制作陣に対する投票操作疑惑について調査している。

ソウル地方警察庁の関係者は30日、ソウル鍾路(チョンノ)区内資洞(ネジャドン)の警察庁舎で行われた記者懇談会にて、「アイドル学校」の投票操作疑惑に関する捜査に対して「関連の告発状を提出してもらい、21日に『アイドル学校』の制作陣などを相手に、原本データなど必要な資料を家宅捜索した」と明らかにした。

2019年10月2日

PDシーズン1、アイドル学校参加のイ・へイン父、コミュニティにコメント投稿

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Mnet「プロデュース101」「アイドル学校」出身イ・ヘインの父親が、投票操作疑惑と関連してコメントした。

イ・ヘインの父親と明かしたネットユーザーは2日、イ・ヘインのコミュニティに「最近オーディション番組の操作議論で言及されている練習生の父だ」と伝え、「とても悔しく、非人間的な行動をこれ以上我慢することができなくて、娘には知らせずに書く」と話した。

彼は「娘に被害を与える可能性があるので、番組や事務所の名前は公開することができないが、大まかに話す」と番組の収録当時、デビューするのに不利益を受けるかもしれないと思い、収録中に専属契約書を作成したと伝えた。

イ・ヘインの父親は「いくら大人だとしても、幼い頃から練習生生活だけして、社会経験もない幼い娘と親の同意なしに契約するのは怪しかったし、デビューメンバーがまだ決まっていないにも関わらず、契約書を書くのがおかしいと話したが、契約しないとそのオーディションで脱落してしまうかもしれないという娘の話を聞いて我慢した」と告白した。

「アイドル学校」の放送当時、イ・ヘインは最終デビューチームへの合流が有力だった。しかし結局脱落し、これと関連して操作議論の被害者として言及された。

イ・ヘインの父親は「事務所との契約も直すべきだと話したが、事務所が遅れても2018年10月までには脱落した練習生でチームを構成してデビューさせると約束した。でも事務所はこれを守らなかった」と暴露した。結局イ・ヘインは2018年10月にもデビューすることができず、今夏になって事務所から出ることができたと話した。

イ・ヘインの父親は「デビューを口実に“投票操作疑惑”が治まるまで、娘を放してくれなかったのだ」と話した。

2019年10月4日

「アイドル学校」収録の過酷な実態が報道される

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Mnet「アイドル学校」参加者の衝撃の証言が公開された。

10月4日に韓国で放送されたMBC「ニュースデスク」は、CJ ENMのパワハラ疑惑を提起した。特にMnet「アイドル学校」が、合宿の過程で人権を侵害したという主張が報じられた。

2019年10月7日

イ・へイン本人によるコメント

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 落ちた次の日に契約解除を要求し、当時あった操作論争に対して真実が何か教えてほしいと言いましたが、「あなたリアルタイム検索ワードに上がったじゃない。君が勝利者だよ」と言って、これ以上疲れてグループ活動などしたくないという私に、君のためのグループを作ってあげると約束しました。
そして出演したい番組は何か、その当時、個人的に連絡が来たドラマやさまざまな仕事をさせてあげるし、練習室に絶対に放置しないし、個人活動をしながらグループデビューを準備できるようにしてあげると約束して、後日比較的に練習期間が短かった練習生たちと一緒にいた時も、「私はここでデビューの約束をしたのはヘインしかいない。みんな準備できなければ、ヘイン一人でもデビューさせる」と話しました。

2019年10月15日 

テレビ番組「PD手帳」で、STARSHIPも疑惑と報道

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STARSHIPエンターテインメントが、ケーブルチャンネルMnet「PRODUCE X 101」の操作疑惑の中心に立った。

昨日(15日)に韓国で放送されたMBC「PD手帳」では、「CJと偽のオーディション」編を公開し、Mnetのサバイバル番組の操作疑惑を提起した。

この日の放送で「PRODUCE X 101」の出演者は、「僕たちは、見てすぐに『この事務所(の練習生がデビューメンバーに)になる』と1話を見て感じました。STARSHIP(エンターテインメント)です。最初から推されていました。しまいには、『STARSHIP専用』『STARSHIPチャンネル』『STARSHIPDUCE(STARSHIP+PRODUCE)』と、僕ら練習生同士で話していました」と、制作陣のSTARSHIPエンターテインメント所属練習生への特別な対応を感じたと主張した。

「PRODUCE X 101」で最初のセンターが急に変わった、との報道

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「PRODUCE X 101」の最初のセンターが変わったという証言が出た。

15日に韓国で放送されたMBC「PD手帳」は、「PRODUCE X 101」に出演した練習生とのインタビューを公開した。

「PRODUCE X 101」が投票操作の疑惑で議論になっている中、番組の最初のセンターを決める時から妙な事が起きたという証言が出た。

「PRODUCE X 101」シリーズ最初のステージのセンターになる練習生は、みんな最終的に合格したため、センターは練習生の間でも最大の関心事だった。ところが、練習生たちが投票で選んだ最初のセンターが急に変わったという暴露が出た。

2019年11月5日

アンPD逮捕。

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Mnetサバイバル番組「PRODUCE X 101」の制作陣が、逮捕された。

ソウル中央地裁ミョン・ジェグォン令状担当部長判事は、本日(5日)午後「PRODUCE X 101」制作陣であるアン・ジュニョンプロデューサー等の2人の制作陣に対して逮捕状を発行した。

裁判所は「犯罪の疑いのある相当な部分が疎明であり、事案が重大である」とし「犯行で被疑者の役割および現在までの捜査経過等をみたときに、拘束する理由と必要性が認められる」と拘束令状を出した理由を説明した。

2019年11月7日

IZ*ONE、マスコミ向けカムバックショー中止。

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 IZ*ONEの1stフルアルバムのショーケースが中止となった。

IZ*ONEの所属事務所OFF THE RECORDは本日(7日)午前、報道資料を通じて「11日に予定されていたIZ*ONEのショーケースが中止となった。ご了解願いたい」とコメントした。

また、11日に行われる予定のカムバックショー「COMEBACK IZ*ONE:BLOOM*IZ」については、放送可否を論議中であると明かした。この番組はMnetやM2デジタルチャンネルを通じて、全世界に同時放送される予定だ。

IZ*ONEは、Mnet「PRODUCE48」を通じて結成されたプロジェクトグループだ。最近Mnetや「PRODUCE X 101」の演出を務めたアン・ジュニョンプロデューサーと統括チーフプロデューサーが逮捕された中、投票操作議論の影響でショーケースの中止を決定したものとみられる。

一方アン・ジュニョンプロデューサーは、警察の取り調べで「PRODUCE X 101」だけでなく、「PRODUCE48」でも投票数の操作があったと認めた。

IZ*ONE、ファン向けカムバックショー放送中止。

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IZ*ONEのカムバックショーも放送中止となった。

Mnetは本日(7日)、日本公式ホームページを通じてIZ*ONEのカムバックショー「COMEBACK IZ*ONE:BLOOM*IZ」の放送中止を知らせた。

Mnetは「11月11日19:00より日韓同時サイマル放送を予定しておりました『COMEBACK IZ*ONE:BLOOM*IZ』ですが、諸般の事情により韓国での放送自体が急遽中止となりまして、日本においても放送中止となりました。この度は視聴者の皆様にご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません」と謝罪した

IZ*ONE、フルアルバム「BLOOM*IZ」発売延期

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ケーブルチャンネルMnet「PRODUCE48」の投票操作疑惑の影響で、IZ*ONEの1stフルアルバムの発売も延期された。

Mnetは7日、公式コメントを通じて「OFF THE RECORDは視聴者とファンたちの意見を慎重に検討した結果、11月11日に予定されていたIZ*ONEの1stフルアルバムの発売を延期することに決定しました」と伝えた。

2019年11月8日

IZ*ONE、コンサートフィルム公開中止

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IZ*ONEの初の単独コンサートの様子を盛り込んだ映画「EYES ON ME : The Movie」の日韓での公開が、最終的に中止となった。

ケーブルチャンネルMnet「PRODUCE48」が輩出したIZ*ONEは、この番組シリーズをめぐる操作疑惑の影響でカムバックが延期されていたが、当初15日に韓国と日本で公開される予定だった映画についてもこのような決定が下された。

IZ*ONE、メンバー出演番組放送休止・登場シーンカット

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IZ*ONEが出演予定だったtvN「驚きの土曜日」が放送休止となる。

tvNは本日(8日)午前、Newsenとの取材で「『驚きの土曜日-ドレミマーケット』は今週放送休止となる予定だ。予めご了承願いたい」と伝えた。。

IZ*ONEのチャン・ウォニョン、チェ・イェナは最近「驚きの土曜日-ドレミマーケット」の収録に参加した。2人が参加した収録分は明日(9日)韓国で放送される予定だったが、IZ*ONEが出演したサバイバル番組の操作状況が明らかになり、収録分の放送を見送ることになった。

IZ*ONEが収録に参加したMBCマイ・リトル・テレビジョンV2」側は、まるごと編集することを決定した。制作陣側は昨日(7日)、Newsenとの取材で「IZ*ONEが生放送の収録に参加したのは事実だが、当時とは状況が変わって編集が必要だと判断した。IZ*ONEを除くキム・グラ、ノ・サヨン、キム・ジャンフンら3つの部屋の出演だけにし、11日に平常通り放送される」と発表した。

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JTBCバラエティ番組「アイドルルーム」がIZ*ONE編の放送休止を確定した。

本日(8日)、JTBC「アイドルルーム」の関係者は、Newsenの取材で「19日放送予定だった『アイドルルーム』を放送休止する。現在、代替編成については決定されていない」とコメントした。

アンPD「ファイナル20人の順位は、あらかじめ決まっていた」と供述

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韓国Mnetのオーディション番組「PRODUCE X 101」の得票数を操作した容疑で拘束逮捕されたアンプロデューサーが、新たな供述をしたことがわかった。

韓国メディアの報道によると、アンプロデューサーは「ファイナル生放送に進出した20人の最終順位は、生放送より先に、予め決まっていた」と話しているという。

www.wowkorea.jp

報道によると、警察関係者は「PRODUCE 48」と「PRODUCE X 101」の視聴者による投票を管理していた業者の原本資料が、実際の放送で公開された順位と異なっていたと確認されたと明かした。

「PRODUCE X 101」の場合、3度の視聴者投票で選ばれた20人が、最終11人で構成されたデビュー組に入るため競い合っていた。彼らが競合する前から、制作陣はすでに20位までの順位を決めていた、と伝えられている。

シーズン2参加、元BAIKALのパク・ヒソクによるコメント

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パク・ヒソクは「僕も番組に参加したし、シーズン1の時から坡州(パジュ)韓流トレーニングセンターという私たちの事務所の練習室で撮影したため、シーズン1、2、3を見守ってきた人として言わせてもらうが、どの練習生も、撮影する一日一日を無駄に過ごした人も、競演ごとに最善を尽くさなかった人も、自分は当然受かるだろうと信じていた人もいなかったと思う」と残した。

パク・ヒソクは「気楽に寝ることも休むこともできず、この番組への出演1つで、自身の夢を実現するために笑って泣いて喧嘩して、疲れて絶望した時期も過ごしてきた。その時その瞬間のステージが最後だと思って小規模の事務所の子たちは、そのかすかな希望に毎回の投票ごとにハラハラしながら、悪質な書き込みに泣き、ただ1秒の番組出演に笑った」と振り返った。

 シーズン1参加、丹羽紫央里によるコメント

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「プロデュース101」に出演した丹羽紫央里は最近、SNSを通じて「そもそもオーディション番組は全て出来レースでシーズン1は違うとかはあり得ません」という書き込みを載せた。最近浮上した「PRODUCE」シリーズの操作疑惑と関連して、シーズン1である「プロデュース101」でも操作を提起するニュアンスだ。

丹羽紫央里は、「プロデュース101」の人気曲「Pick Me」について具体的に言及して、「曲を初めて聞いた時も一部の事務所の子たちはすでに曲と振りを完璧に練習してきていました」と暴露した。

それと共に「何も言わないつもりだったけど、あの番組に出て以来すごく辛い思いをたくさんしたので私みたいな練習生がほとんどな事、練習生に確実に非があるとは限らない事だけはみなさんに分かってほしいです」とつけ加えた。

 後出しだけど、今回の危機について諸々妄想いたします

ここから下は、完全に自分の感想や妄想や邪推でしかないので、まぁ読む方は話半分でお願いします。

正直、覚悟はしてました

正直に言えば、コレはヤバいなーという気がしていて、本当に心配していたんです。それをちょっとだけ表明していたのが、10月29日に上げたIZ*ONEの1周年記事の、以下の部分でした。

nanjamon2.hatenadiary.jp

ここまで、いくつかの危機というか、大丈夫か?という局面があったように思うんです。大き目のものをちょっと列挙してみると…。

1 NGT48事件から始まる、48グループ全体(そして松村氏)に対する批判
2 日韓関係の政治的な悪化と、それに伴う両国間の観光客や商取引などの減少
3 PRODUCE101シリーズに対する票数操作疑惑と、シリーズ全体に対する批判


これ、どれも結構危ない橋だったんじゃないでしょうか。自分は、ともかくひやひやしながら見ていました。というか、今からだって、どれがいつ再燃してどう転ぶかなんてわからない、大きな問題です。

 

ここで挙げていた3つの問題のうち、3番、そして日本側のプロデューサーも何も知らなかったわけはないと思うので、間接的には1番も関係する話だと思います。

2番の日韓関係問題という大きな波を、どうにか乗り切ったかな?というところで、現在の危機が訪れているので、本当に悔しいというか…。

だから、こんなふうに、自分の中で予防線を張っていたというのもあります。後出しで申し訳ないですが、覚悟はしていました。ともかく、1年は出来て、本当に良かった、とも思っているんです。

さらに言えば、予想もしないところから、また新しい危機がやってくる可能性だってゼロじゃない訳です。というか、この1年を見ていたら、これから、また新しい危機がやってくるのは覚悟しなきゃならないと思うんです。

他にも、ファンが知らないだけで、今だって何かとても大変なことが起きていたり、大きな苦労を彼女たちが背負っていたりするかもしれない。スケジュールが詰まりすぎ問題や、若年メンバーの学業問題など、もう、いろいろ、ホント大変なこと、あると思うんです。

悲観的過ぎるかもしれません。でも、残された期間をまっとうできる保証なんてどこにもない、と自分は思います。大人たちが描いた絵の通りに、物事はなかなか、転がっていかないんですよ。

個人的、本当に個人的な感覚で言えば、いや、よく1年やってくれた!と思っています。残りの活動予定期間、1年半が短いよーっていうところまで、正直意識があんまり向かないんです。

一言でいえば、よく生き延びてくれました。究極的に言えば、ここで終わったとしても、個人的には、何の文句も言いません。そりゃ寂しいけど、でも、この1年間、思いっきり駆け抜けてくれました。

「ガチ」という建前は、いつか破綻しがち

「ガチ」「真剣勝負」などなどの建前は、いつか破綻すること、多いと思うんですよ。ある程度ストーリーラインが決まっている中で、リアルに起きたことを加味しながら、どんな新しい絵を描けるか。これが大事だっていうのは、まぁ、プロレスを熱狂しながら見ていた経験があったら、わかることだと思うんですよ。

という思いで書いていたのが、2018年8月13日の「PRODUCE48とは忘れられた小嶋真子の物語である」で、アンPDと小嶋さんのそりが合わなかったらしいというウワサと照らし合わせると(当時知らなかった)、まぁ、なんというか、結構正鵠を射ていたというか。

個人的には、PD48では、ラストに残る20人は事前の完全決定ではなかったと今でも思っています。特にひぃちゃんとかは、放送の反響を見ながら決めて行ったんじゃないかなぁ…。

nanjamon2.hatenadiary.jp

この番組を作るのって、えらい大変だと思うんですよね。膨大な映像資料があってそれを編集する。
練習中、宿舎の中、インタビュー、あとはそれぞれの書いた日記みたいのも使ってますよね。
悪魔の編集とか言われてますけど、すべての参加者を、完全に平等に放送するなんて出来るわけがない。
膨大な映像資料を一つの番組にするためには、ある一定の方向性、「角度(アングル)」を持つしかない。
第2話までのアングルは「宮脇咲良がセンターに立つまで」ということだったと思っています。

じゃあ、すべてが最初に書かれたシナリオ通りか、というと、そんなことはないでしょう。
SNS、動画サイト、番組への投票、いろんな視聴者からのフィードバックがやってくる。
その反響を踏まえて、次のパートは、どんなストーリーを描いていくかを考えていく。
そのストーリーによって、新たな反響があり、その反響に対して説得力のある結果が作られていく。
それが、何回かに一回ある、順位発表の回ということなんだと、自分は理解しています。

 

作為と不作為が交差して、作品が織りなされていく。これ、モキュメンタリーともまた違います。

で、個人的には、そういうのを「やらせ」とは言わない方が面白いというスタンスです。
提供側のストーリーは、実際の反響とあまりにも乖離すると、説得力がなくなってしまうんですよ。
実際の反響を考慮しつつ、さらに面白そうなストーリーに結び付きそうな展開を考えつつ、結果を作っていく。
これ、めちゃくちゃクリエイティヴで刺激的な、そしてしんどい作業なんだろうな、と思いながら見てます。

 

そんな中で、あれだけのパフォーマンスを見せ、目に見えない交流を続け、自分を鍛えていった小嶋さんは脱落した。
彼女が、PD48のいろいろな要因に振り回されて、結果としてワリを食ったような、そんな気がしてずっと気になっているのでした。
でも、そのいろんな要因こそが、PD48の醍醐味であり、面白くしている部分であり、とも言えると思うんですね。
そういう意味で、小嶋真子さんが制作陣に忘れられたかのように去ったのは、ああ、PD48がPD48であるがゆえ、なのかもと思ったのでした。

 

怖いのは、PDシリーズとSRが悪魔合体した時に、最恐の国際的マネタイズシステムが出来上がるんじゃってことですね。

というわけで、泣いても笑ってもあと3回。いろんな契約とか大変なんだろうなー、下手するともう決まってるのかなー。

PDシリーズとSRが悪魔合体、これ今日プでSRじゃなくてmystaでやってますねw

 カウン&イ・へインのグループは、本当に企画されていたかもしれない

アイドル学校とPD101シーズン1についてリークしたのが、イ・へインだったというのが、個人的には、ああ…事務所側がこういうことをしてはいけないよ…と感じるところでして…。

以下の記事でも取り上げているように、2019年頭の時点で情報が漏れ出るぐらいには、PledisとStoneのコラボグループが企画されていたようなんですね。

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イ・カウン、ホ・ユンジン、ナッティ(アイドル学校)、イ・へイン(元IBI、アイドル学校)、ペ・ウニョン、イ・シアン+中国メンバー+坂本舞白(元JYP)でグループを組むという、なんちゅーかすごい話だなって感じなんですけども。

今年の1月の時点で既にPledis×Stoneのうわさはあったみたい。全く知りませんでしたが、ウィエファのEverglowはデビューしたし、バナカルもデビューさせそうだし、まぁこちらも、ある程度可能性がある話なのかもしれない。

 『La Vie en Rose』にまつわる諸々を取り上げた記事の中では、PD48の中で、最大のジョバー(負け)役を引き受けたのがカウンさんだったのではないか、と妄想しました。

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自分は、グループ評価で何度となく失敗を取り上げられたギュリに関しても、見ながら「なんでここまでするの!可哀そう!」と思っておりました。それまで大人気だったギュリは徐々に順位を下げ、最終順位を25位で終えました。

そして、カウンさんですよ。最後の最後で落選してしまうという、辛い位置取りになってしまったのは、本当に切ない…。自分、かなりカウンさんも好きなんです。

この二人が、もし、初めから「落選する現役アイドル」という役割をもらって参加していたとしたら、どうでしょうか?

そしてそれは、元々CLCユジンとAOAチャンミがもらっていた役柄だったにもかかわらず、リスト流出によって突然空白となったポジションです。

突然、こんなキツイ役柄を他人の事務所にいきなり頼むわけにはいきません。任せられるのは、運営側の事務所に所属するアイドルぐらいでしょう。

だから、プロデューサーの事務所であるPredis所属のカウン、そしてPRODUCE101シリーズのグループが所属するSTONE MUSIC所属のギュリが、身内として、落選アイドルとして参加を命ぜられたというわけです。

 PD48って、派生グループが全くデビューしなかったじゃないですか。他のシリーズと比べても異例で、これは、なんかデビューさせたかったけど、出来なかったサムシングがあるだろうなぁ…と思っていたんです。

予定されていた派生グループ、シーズン1とアイドル学校で苦渋を舐め、見返りともいうべきデビューを約束されていたイ・へインと、AfterSchoolに加入したもののほとんど活動できず、PD48では最終グループに残らないが番組を引っ張る役割をもらっていたカウンさんが組んでデビューするはずだったけれど、なんらかの事情でデビューが頓挫したとしたら…。

カウンさんが長年在籍したPledisを去り、イ・へインが怒りの告発をするのも、むべなるかなというか…。

今回の疑惑と騒動で、難を逃れたのは日向坂46+坂道研修生かも

コレはもう完全に憶測ですがw、一時期「アイドル学校46」を計画しているっていうウワサがありましたよね。何度か再燃していたようです。ひらがなけやき=現日向坂です。

girlskpop21.blogspot.com

数ヶ月前、Mnet「アイドル学校(2017)」の続編にあたる「アイドル学校46」が2019年に放送されるといううわさがあったのを覚えているでしょうか?

きっかけとなったのは2枚の流出リストで、そこには韓国人練習生と共に、乃木坂46欅坂46けやき坂46ひらがなけやき)のメンバー名が記載されていました。

girlskpop21.blogspot.com

そして三度、うわさが浮上したのは、今年2月に上のMnet2019年度スケジュールとされる表が出回った時のこと。この表は「PRODUCE 101 Season4」がいつから始まるのかを確認する目的で扱われていましたが、よく見れば最後にとんでもないことが書いてあったというわけです。

ウワサでしかないので、なんとも言えないレベルなんですが、まぁ、下手すると日向坂46と坂道研修生あたりが、「アイドル学校」フォーマットの日韓合同プログラムに参加してはどうか?みたいな話が本当に上がっていてもおかしくはない。

しかしながら、アイドル学校フォーマットは、10月からリークされているように、かなり拘束度が高く、参加者に大きな負担を強いるもののようです。46側が、どこかで話をストップして立ち消えになった…なんて可能性も結構あると思うんですよね。

それでも私たちはIZ*ONEを愛している

これまでのシーズンに参加した練習生のリークからは、練習生は事務所側の密約や操作などを全く知らずにプログラムに参加していたことがうかがえます。

贔屓かもしれませんが、IZ*ONEのメンバーだってそうだと思うんですよ。事前に知っていたらあんなに全力で一つ一つの練習やステージに臨めないと自分は思います。彼女たちの流した汗と涙は決して嘘じゃない。

でも、「世間の目」というやつは厳しいでしょう。韓国で活動しづらければ、日本でやれば!とも思うんですが、日本でも、間違いなくしばらくは「やらせ番組出身」のレッテルが付いてまわることは、もうこれは、もちろん自分は嫌ですが…。

もしかすると、IZ*ONEスタッフ側も、この危機をある程度わかっていたかもしれない、とも思っています。というか、会社に出身番組についての捜査が来ているわけですから、何も知らないわけがない。

以下のポイントが、個人的にはすごく心配でした。

1:日本シングル「Buenos Aires」から「Vampire」までのスパンが3か月と非常に短かった。なるべく早くリリースしておきたかったのではないか。

2:1stフルアルバムの曲名の中に「EYES」「OPEN YOUR EYES」と、アイズという音を使った曲が最初と最後に配置され、曲数も12曲と、IZ*ONEの集大成感が非常に強い。もちろん初のフルアルバムだから、とも考えられるが、少しざわざわした。

3:直前ティーザの最後に、意味深な12秒の空白が挿入されていた。そして、そのティーザは現在消えている。

こういうことはちょいちょいあることなのですが、BLOOM*IZの最初のティーザは、29日に公開されましたが、動画には25日とありました。たぶん、どこかで日程のズレが生じたんじゃないかと思います。もしかすると、ソルリのことも、スケジュールに影響したかもしれない…。


IZ*ONE (아이즈원) Concept Trailer : When IZ your BLOOMing moment?

きっと、今回のことを知っていたのは、スタッフ側だけじゃないですよね。メンバー本人たちだって、いろいろと感じていたはずです。その中で、自分たちが、いつどうなるかわからないと思いながら、それでも必死に、毎日毎日練習をして、ステージに立ち、ファンサービスをし、長時間の撮影をして…。その心中を考えると、なんかもう、切なくて胸が張り裂けそうになりますよ…。

ただ、こういう危機を乗り越えて、さらに大きく輝いたアイドルグループを、自分は知っています。そうなんです、少女時代です。

2008年ドリームコンサートの「10分間沈黙事件」


2008 Dream concert in Korea SNSD Silence in the case

それにつづく「Dancing Queen」リリース中止


Girls' Generation 소녀시대 'Dancing Queen' MV

解散さえ噂されるような時期を経て、2009年1月の「Gee」の大ヒットにつながるんです。

同じことが起きる、なんていうのが希望的観測に過ぎるのはわかっています。でも、ない話ではないんです。本当の暗闇でこそ、光は明るく輝くんです。

これは、自分が言うまでもないことだとは思いますが、今こそ、世界各国のWIZ*ONEは、IZ*ONEを愛するときです。それが彼女たちの原動力なのだから。

や、なんなら、mini12月号を爆買いしてもいいかもしれない。IZ*ONEがめちゃめちゃ人気があること、大きな愛を受ける存在でありつづけること、示したいじゃないですか。という、やらしいアイディアしか浮かばないのが日本のおじさんだなぁという感じですがw

ともかく、今は休んでください。気持ちは休まらなくても、身体は休めてください。そして、次に12人に会える日を、こころから楽しみにしています。私たちは、それでもIZ*ONEを愛しているんですよ。 

まるで水で出来た乗り物のように RYUTist 8thシングル「きっと、はじまりの季節」レビュー

もう既に、手に取っていたり配信購入されている方も多いかもしれません。RYUTistによる8枚目のシングル「きっとはじまりの季節」が29日にリリースされました。

ありがたいことに、今回もサンプルをご恵贈いただきまして、1日遅れてしまいましたがレビューするしかあるまいと!ブログで失礼いたします!

「きっと、はじまりの季節」に集まった音楽家たち

で、いつもと構成が違うのですが、まずデータ的なものというか、楽曲提供や参加した音楽家たちを列挙させてください。

「きっと、はじまりの季節」

新生KIRINJIのメンバーであり、ソロプロジェクト:弓木トイとしても活躍する弓木英梨乃さんが作詞作曲、シンガーソングライターのsugarbeansさんが編曲した楽曲。

「Never let me back」

作詞は、所属レーベルのレーベルヘッド、南波一海氏。作・編曲は上坂すみれさんへの楽曲提供で知られる東新レゾナント氏。


上坂すみれ「ノーフューチャーバカンス」Music Video (YouTube Edit)

「愛のナンバー」

Magic, Drums & Love/住所不定無職のメンバーでもあるシンガーソングライター、℃-want you!さんの代表曲をカバー。編曲は48グループをはじめ、J-POPを数多く手掛ける武藤星児さん。コーラスアレンジはRYUTistと縁の深いカンケさん。


愛のナンバー / ℃-want you! Trailer

RYUTistアイデンティティは、その透明さかもしれない

このシングルを全部聴き終わった時、なんか、結構衝撃だったというか、不思議なオオオオ…っていう気持ちがわいてきたんですよ。なんていうか、無私というか、まっさらに透明というか…。本当に嫌味というか、雑味がない。

それぞれの楽曲を手掛けた音楽家の個性がストレートに伝わってきて、その媒体になっているRYUTis自体のエゴがないような感触すらある。

じゃあそれが、無個性かっていうと、そういうのとはまた違うんです。いわゆるアイドル然とした甘い歌唱の金太郎飴ではない。そういうんだと、正直飽きちゃうじゃないですか。

今作のRYUTistは、1曲目ではすぐそこで口ずさむように、2曲目ではどこかけだるげに、3曲目では心から語り掛けるように、それぞれの楽曲の最適な歌唱をしている、そこがしっかりと伝わってくる。それぞれの曲を手掛けた作家さんたちのディレクションはもちろんのこと、それを形にする彼女たちの表現力の高さは間違いなく感じる。

MVとか見る前に一通り音を聴いて、頭に浮かんだのは、水で出来たというか、氷でできたというか、いや、氷だと冷たいから違うな…。透き通った乗り物のイメージでした。

そこからMV見たら、彼女たちが船に乗って歌ってるシーンがあって、まぁホントそりゃそうだ、というか、監督の南波さんと同じイメージを共有できたようでうれしかったです。何度も言うけど□□□だった頃からずっとファンなのデス。


RYUTist - きっと、はじまりの季節【Official Video】

RYUTist錚々たる作家陣による楽曲を歌い続けることで身に着けてきたのは、良い意味での透明さなんじゃないでしょうか。こんなに透き通った歌い手さん、なかなかいないんじゃないかって思うぐらいに。

白い衣装が似合うってのもあるけど、素直さ、まっすぐさが、巫女体質を引き出しているのかもしれないですね。インドネシアのIkkubaruによる「無重力ファンタジア」も素晴らしかったですが、個人的な願望だけで言ったら、海外の作家さんによる楽曲、どんどんやってほしいなー。韓国のFull8loomとか…。

あとは、タイミングがあったら本当にライブで見たいグループですね。今回の3曲とか、ライブでどんな風に表現するかはとても気になります。踊ってる姿がまた巫女的というか神秘的というか、彼女たちのアイデンティティの一つですもの。

地方を拠点に、こんなクオリティ高いグループを続けるのはめっちゃ大変だと思います。でも、この努力が、透明な何かを形作っていくような、そんな気もしています。

というわけで、最後に、8周年記念7インチ「majimeに恋して」MVを見てる本人たち&℃-want you!さん貼っときますけど、いやはや、この微笑ましさはなんなんでしょうねw なぜか今回も結論が出ておりませんが、どこか空中に消える感じ、これもRYUTistらしさなのかも、しれません、多分。


RYUTist - Majimeに恋して MV初視聴!℃-want you!さんと。

IZ*ONEデビュー1周年、そして彼女たちのナラティヴ BLOOM*IZに向けて

 あの、なんていうか、皆さんはIZ*ONEのこと、一日のどのくらいの時間をかけて考えてます?鈴木はIZ*ONEのことばかり考えちゃってヤバいです。

寝ても覚めてもと言いますか、移動中とか、ブログの下書きで各メンバーのこととかいろいろ書いてしまうんですよ。そのくらい常に考えてる。

寝てる間も考えてるかもしれない。夜中にトイレに起きて、もう一回寝よう…と思って頭に浮かぶのが「IZ*ONEのこと、なんか書きたい」ってことで、そんで今ブログ書いてるという。

で、なんでこんなにIZ*ONEについて考えたくなるし、文章にしたくなるんだ?ってことを考えてたんです。記事が何本か好評だったからってのもあるでしょう。でも、それだけか?

いろいろ考えた上で、一つ、自分の中で結論らしきものとして出てきたのは、「IZ*ONEは物語に溢れている」ということなんです。そして、それがデビュー当初から共有されている。

8日のM COUNTDOWNで初の1位を獲得、デビューして11日目の音楽番組1位獲得は史上最速の快挙!という時点で、もうここで大きな物語が一つ。

そこが、IZ*ONEを語りたくなる理由なんじゃないでしょうか。

いきなりなんなんだ!という感じですが、以上の文章、2018年11月10日に保存されていた下書きでした。ここから、メンバーそれぞれのプロフィールというか、ストーリーというか、メモしておいてあって、でもキリがないので、ずっと下書きのまま寝かされていたんです。

これいつ使おうかなーと思ってて、でもなかなか使う機会がなかったんですが、いま考えていることにリンクしているので、使おうと思いまして。

「IZ*ONEは物語に溢れている」って去年の時点で書いていて、でも、なんかちょっと違うんですよね。ドラマティックだ!とか、そういう言葉で、彼女たちを表現しきれない感じがしていて。

IZ*ONE、デビュー1周年 ともかくよく生き延びてくれました

ストーリーという言葉を使うのに、何か違和感があるのは、プロデューサーや運営などの誰かが描いた絵をそのままトレースするような展開になっていないのではないか、と思うんですよ。

ここまで、いくつかの危機というか、大丈夫か?という局面があったように思うんです。大き目のものをちょっと列挙してみると…。

  1. NGT48事件から始まる、48グループ全体(そして松村氏)に対する批判
  2. 日韓関係の政治的な悪化と、それに伴う両国間の観光客や商取引などの減少
  3. PRODUCE101シリーズに対する票数操作疑惑と、シリーズ全体に対する批判

これ、どれも結構危ない橋だったんじゃないでしょうか。自分は、ともかくひやひやしながら見ていました。というか、今からだって、どれがいつ再燃してどう転ぶかなんてわからない、大きな問題です。

さらに言えば、予想もしないところから、また新しい危機がやってくる可能性だってゼロじゃない訳です。というか、この1年を見ていたら、これから、また新しい危機がやってくるのは覚悟しなきゃならないと思うんです。

他にも、ファンが知らないだけで、今だって何かとても大変なことが起きていたり、大きな苦労を彼女たちが背負っていたりするかもしれない。スケジュールが詰まりすぎ問題や、若年メンバーの学業問題など、もう、いろいろ、ホント大変なこと、あると思うんです。

悲観的過ぎるかもしれません。でも、残された期間をまっとうできる保証なんてどこにもない、と自分は思います。大人たちが描いた絵の通りに、物事はなかなか、転がっていかないんですよ。

個人的、本当に個人的な感覚で言えば、いや、よく1年やってくれた!と思っています。残りの活動予定期間、1年半が短いよーっていうところまで、正直意識があんまり向かないんです。

一言でいえば、よく生き延びてくれました。究極的に言えば、ここで終わったとしても、個人的には、何の文句も言いません。そりゃ寂しいけど、でも、この1年間、思いっきり駆け抜けてくれました。

誰かが書いたストーリーではなく、彼女達自身の発するナラティヴを

ストーリーっていう言葉に違和感があるとするなら、彼女達の軌跡をなんて言ったらいいのかなぁ、と思って考えていて、これどうかな、と思ったのが、「ナラティヴ」という言葉です。

ナラティヴは、ガンダムの新作のタイトルにも使われたりしてるんですが、ネットでちょっと調べて出てくる範囲では、以下の定義がいい感じだと思いました。

意味を敢えて書くとすれば「物語ること」くらいだろうか。両者の違いは、ナラティヴは、語られたストーリーそのものを表すが、ナレーションはストーリーよりもむしろ「語ること」そのものを表す。まどろこしいようだが、更に書くならば、ナラティヴは過去を振り返っての「自分物語」とでもいえよう。自分で振り返るのだから脚色もあるだろうし事実とは微妙にずれているかもしれない。しかし、ナラティヴの理論的支柱である社会構成主義 3)の立場からすれば、社会的真実などというものは世の中には存在しないのであって、それぞれの物語で社会は構成されているということになる。

日本保健医療行動科学会サイトより

http://www.jahbs.info/TB2017/TB2017%201-6-3.pdf

予想も超えるような困難や障害が、次から次にやってきて、たった2年半と決まっている期間すら、いつ終わってしまうかわからない。傍から見ていてこれだけハラハラするような状況なわけだから、メンバー本人たち、中の人たちはもっともっと綱渡りのような日々を送っているように思います。

VLIVEやENOZI CAMなどという配信・舞台裏動画は、彼女達に触れるうえで大きな役割を果たしています。そんな中、彼女たちが断片的に語ることや、語らなくても見せてくれる表情や様子、その一つ一つが、ファンにとっては大きな糧です。

ファンがそれを見つけ、解釈し、紐づけて、IZ*ONEを織りなす一本一本の糸になっていく。設計図通りに語られていくようなストーリーではなく、それぞれが自発的に語り、紡がれているナラティヴなんじゃないか、と思うんです。

まぁ、そもそも、PRODUCE101シリーズ自体が、大人の書いたストーリーがある程度あるかもしれませんが、そこにプラスして練習生やファンそれぞれのナラティヴが交差して、大きな絵を描いていくような、非常に現代的なプログラムなわけですが…。

現実が複数形になった「Realities」の時代に、ナラティヴはもはや唯一絶対の神託ではなく、オンラインを漂う無数のミームとなって日常に溢れている。ポストトゥルース時代においても(ユヴァル・ノア・ハラリ曰く、「トゥルースの時代なんてそもそもあったのだろうか?」)、人類がナラティヴの想像力/創造力から逃れることはないだろう。そこに人生の意味や世界の摂理を見いだそうとするのは、(AI時代に流行りのミームを引用するならば)「人間を人間たらしめる営為」そのものだからだ。

wired.jp

デビュー1周年記念日に公開!新コンセプトティー

というようなことをある程度書いて、これ29日中に上げられるか?とかいろいろ考えていたら、新しいコンセプトティーザが公開されて、いよいよ!という感じですねコレは。


IZ*ONE (아이즈원) Concept Trailer : When IZ your BLOOMing moment?


今回も、La Vie en Rose、Violettaに続いて、花をモチーフにした作品になりそうです。アルバム名が「Bloom*IZ」なんで、思いっきり咲き誇ってくれそうです。

というか、そもそも、デビューシングルの「La Vie en Rose」自体もともとはIZ*ONEのために作られた楽曲じゃないんですよね。その楽曲から始まって、こうやって花をモチーフにしていくのが続いている、というのも非常に面白いと思います。

最初から描かれたストーリーではないんですよ。偶然の積み重ねが紡ぎあげるナラティヴの結晶なんです。

そしていつか、それがいつになるかわかりませんが、彼女たちがバラバラになり、IZ*ONEというグループが、過去のものになった時、私たちは、彼女たちが散りばめたナラティブを積み上げて、一つの大きなストーリーを見出すんだと思います。

そして、出来れば、それが出来る限り未来の話でありますように。出来れば、いつまででも、この優美な花を愛することが出来ますように。

っつか、新譜マジで楽しみなんだが…。

劇団ハーベストとは、いったいなんなのか? 『劇団ハーベスト大収穫祭』レポ

劇団ハーベスト、現メンバーが全員卒団!

というわけで、現体制の最終イベントとなる、『劇団ハーベスト大収穫祭』にお邪魔してきました。イベントは2パートありまして、前半が演劇、後半がトークショウという構成です。決して広くないアトリエファンファーレ高円寺は、ぎっちぎちの満員。最終イベントの千秋楽、最後の公演ですもんね…。でも、なんか、雰囲気が湿っぽくないなぁという印象なんですよね。

現メンバー最後の作品は、衝撃の「ゴーイングマイウェイ」

現メンバーによる、最後の作品が「ゴーイングマイウェイ」という短編。脚本は、メンバーの川畑光瑠さんと、高橋紗良さん。のちのトークで明らかになるのですが、この作品のほとんどを川畑さんが、そしてラスト部分を高橋さんが担当していたようです。

ストーリーは、男性アイドルのファンたちが、ニューカレドニアでの生誕イベントに向かうはずの空港で、謎の飛行機爆破事件に巻き込まれ…というもの。やー、これが、びっくりした。すごい率直に言うと、これ大丈夫?と思っておりました(笑)。

いや、だって、めちゃめちゃ物騒な話なんですよ。基本はコメディタッチなんです。でも、台風で空港が閉鎖されて大変だったニュースもあったばかりだし、飛行機が爆破されてるから、犠牲者とかもいっぱい出てるはずだし…。これが現メンバーの最終作品なの?途中からボカンボカン爆発しまくりますからね。普通に衝撃なんですよ。

粗削りな作品の中に見える、懐かしさの正体

いろいろ考えつつ見ていて、でも、これはこれで、すごく懐かしい感じにもなったんです。粗削りな作品で、これでいいの?って心配になって、でも、若さゆえの勢いがあって。この感じって、完全に、冬の特別公演でやってた、自作脚本短編を思い出します。

今回の「ゴーイングマイウェイ」も冬の特別公演の中の一本、として見てみると、道具立ての多彩さ、テーマの同時代性、伏線の張り方、どれも脚本を担当した川畑さんの、今現在の一生懸命という感じがする。彼女のキュートで愛すべきキャラクターが垣間見えるんです。さらに言えば、彼女たち、ミステリモノもやりたいって言っていた気がします。最後の最後に、(いちおう)ミステリ出来たんだなー。

ストーリーの最後に、「という話をやりたいんだよね」と川畑さんが語るというメタ構造に落とし込まれて、観客全員が思ってた「これ、最後の作品にするの?!」が望月さんによって言語化されました。ここではかなりの笑いが取れてましたね。

そこから喧々諤々、脚本について話し合う劇団ハーベストの現メンバー。ラストに川畑さんが「もう…大好き!」と叫んで終わります。先ほど触れたように、このパートは、この数年ずっと脚本を書くことと向き合ってきた高橋さん担当だったようです。

このパート、あるとないとでは大違いです。見ながら、やるじゃないか!と思いました。これまでは脚本家の方に手直しをされて特別公演に仕上げていた高さら先生が、今度は川畑脚本を手直しする側になったわけです。そう考えると、ものすごく、成長したなぁ、収穫だなぁ、とも思えます。

普段着で卒団していく、そこが頼もしい

ゴーイングマイウェイ」の後には、劇団ハーベストの歴史を振り返るトークショウ。当時の写真や映像を交えながら、当時の秘話が明かされます。青山事変のエピソード、最高でしたね。ホント青山さん大好きです(笑)。

そんなトークショウも終わって、メンバーそれぞれが、泣いたり、泣かなかったりしながら最後の挨拶をします。それが終わると、みんなでそそくさと物販の準備をするのが、めちゃくちゃ通常営業という感じ。なんだか頼もしくすらありました。

帰りの電車の中でイベントを振り返ってみると、なんか、正直に言うと全然悲しくなかったんですよ。いちばんウグッと来たのが、過去の振り返り動画に入るところでかかったのが、第8回公演「ミラクル8」の主題歌「ピース!」だったところ。元メンバーの広瀬咲楽さん作の名曲で、個人的に一番印象に残っている公演で。千秋楽のラスト、メンバーみんなで歌ってるの、ほんと感慨深かったよな…。

あなたたちがいる限り、劇団ハーベストは、終わっておりません

 

そしてイベントから一日たって、振り返ってみて思うのは…。劇団ハーベスト、終わってないんだなっていうことでした。やはりこれは、現メンバーの全員卒団による活動休止なんです。

現実的に再始動があるかどうかは別の話かもしれません。でも、まだ、どこかに「劇団ハーベスト」は、間違いなくあるなあという感じがするんです。

そしてこの感じ、学校っぽいよな、とも思いました。みんないつか卒業したり、退学したりはするけど、でも、学校は残っている、みたいな。もちろん戻りたくない人もいますし、たまに戻って行って、先生たちの顔を見て帰っていく子もいますよね。

そういえば、はじめて劇団ハーベストを取材した時に、マネージャーさんが担任の先生で、中村公平さんが教科指導の先生、みたいな感じだなぁと思った覚えがあります。もちろん授業教科は演劇ばかりなので、公平さんも担任のようなものなのですが(笑)。

で、当日パンフレットに、詳細な年表があったのですが、劇団ハーベストの歴代メンバーって、97~98年生まれが多いんです。彼女たちが中学1年生である13歳で出会って、中学2年生の14歳から公演を始めて、大学3年、就職活動が始まるあたりの21歳で卒団するわけです。これもうホント学校ですよ。

そう考えると、劇団ハーベストって中高大一貫性の、女子校だったのか…。や、そしたら、そしたらまぁ最後の2本は女子学生を描いた「DOLL」と「肉体改造クラブ・女子高生版」になりますよ。

あの二本はやっぱり、彼女たち自身が、演劇という形を通して語ってくれた、劇団ハーベストで過ごした日々であり、その毎日が死んでいき、そして新しく生まれ変わる、という意味だったのかもしれません。

さてさて、『大収穫祭』イベントが終わって、全員が卒団。ここからは、それぞれがそれぞれの女優業を続けていくわけです。

ブログに文章として書くにあたって「ここから彼女達は戦友でもありライバルでもある」みたいなことを書こうとしたんだけど、なんか、この表現だと、ちょっと個人的には違和感がありました。

もし劇団ハーベストの出身者たちが、同じオーディションを受けても、そこで、「ライバル!」というよりも「一緒にやろう!頑張ろう!」みたいな、同級生みたいな、同じ釜の飯を食った間柄、みたいな雰囲気になりそうだなーって気がするんです。

そして、以前にも書きましたが、劇団ハーベストに在籍したすべてのメンバーたちには、「ハーベストらしさ」みたいなものが刻み込まれているように思います。

つまり、劇団ハーベストは、彼女たちが、女優をしている限り、いや、女優をしていなくたって、どこかで一人の人間として生きている限り、この世のどこかにあるんだよな、と思うんです。

最後まで残ったメンバーが、途中で抜けて行ったメンバーが、これからどんな劇団ハーベストを見せてくれるのか。だから、今から、やっぱりすごく楽しみです。心から期待しています!

 

PRODUCE101 JAPAN ポジションバトル推しカメラ動画再生回数ランキング

毎週リアタイ視聴できないのが残念ですが、今週の日プも放送が近づいてきましたね…。そして第一回順位発表までの投票も、残り2日?みんなもう今日の分は投票してるから実質1日か…。うおーどうなるんだ…。

というわけで、グループバトルのチッケムが上がってたので再生回数でランキング、恒例ですのでやっておきます。ただ、未放送のものが回数あがるというのは間違いないので、一応未放送のものはその旨明記しております。ではどうぞ!

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もう今年あと3カ月しかないの?なんかの間違いじゃない?俺のAIEA2019第三四半期!

ここに貼ったのがAIEA2019で投票する曲と一致するかどうか、わかんないんだけど一応な、今年はやっておきますよ!

1位 公園少女(GWSN) /Total Eclipse (Black Out)


공원소녀(GWSN) - Total Eclipse (Black Out) MV

ガラージュっぽいの好き!としか言いようがない。そしてアルバム曲が素晴らしいアイドルは、好みのアイドルです。

ともかく今年は2018年以降のデビュー組、3.5世代とでも言えそうなあたりが波になっていますね。

2位 ITZY/ICY


ITZY "ICY" M/V

正直、DALLA DALLAにはピンとこなかったというか、むしろなんかいまいちって思って、でもICYはええなーと思ったのはなんでだ?って思ったんですけど、DALLAって2NE1っぽかったって思ったんです。でも、ICYは、なんかワンガじゃん!って思って、JYPがJYPしてる!って思ったのでイイナーと思ったのでした。あとチェリョンはチェヨンに似ててカワイイ。あと一人いる妹ってどんな子なんだー!

3位 IZ*ONE/年下Boyfriend


[MV] IZ*ONE - 年下Boyfriend

ほっときゃ毎期の1位をアイジュちゃんにしちゃうので、あえて3位に下げたのですが、う、うーん、というタイトル曲が続く日本盤の中で(ともかくコンセプトが見えない)、ファーストツアーの終盤で楽しく見れることや、チェウォンの大人気っぷりという現象と合わせて、今期はコレかなーって思いました。

4位 AOA/Egoistic(Mamamooカバー)


[풀버전] ♬ 너나 해(Egotistic) - AOA @2차 경연 컴백전쟁 : 퀸덤 3화

韓国のアイドルシーンで面白いところに、お互いにカバーしまくる文化があると思うんですが、全然期待してなかった企画クィンダムの中でこんな名カバーが生まれるとはなぁ…というのと、お色気封印したAOAがこんだけカッコイイっていうのが、ホント俺の目は節穴かって感じでした。アレンジも最高だし、これ1位でもいいっす。

5位 PRODUCE101 JAPAN/ツカメ~It's coming~


【初公開】 PRODUCE 101 JAPAN 『ツカメ~It's Coming~』 パフォーマンス映像

記事を書くためとはいえめちゃめちゃ聴きまくったので、なんか作業中にも頭の中を回ったり口ずさんだりしちゃうんだよね。思ったよりもプデュっぽい曲だったし。ホントこれでコンセプト評価曲とかめちゃめちゃよかったら楽しいんだけどなー!

6位 BEYOOOOONDS/眼鏡の男の子


BEYOOOOONDS『眼鏡の男の子』(BEYOOOOONDS [The boy with the glasses.])(Promotion Edit)

高瀬さんー!!!というのと、チップぽい曲が好きなのでホントこれも好きな曲なんですが、いかんせんMVの曲に入るまでの長さが惜しいと思うんです。結構海外の人にも刺さる曲だと思うので、文脈なくても楽しめると思うんだよなー。

7位 EVERGLOW /Adios


EVERGLOW (에버글로우) - Adios MV

THE SHOWでこの世代が1位獲りましたからね。ここから次にドミノが倒れるように世代が変わるのか、まだまだ第3世代が気を吐くのか、本当に楽しみ。

8位 Rocket Punch/BIM BAM BUM


[MV] Rocket Punch(로켓펀치) _ BIM BAM BUM(빔밤붐)

高橋さんの存在って日韓アイドル史においてすごく重要な位置を占めていると思うので、このグループも歴史的だと思うんですよね。あとみんな綺麗よね、まぁ全グループみんな綺麗だけども。

9位 UHSN/POPSICLE


유학소녀 (UHSN) - 팝시클 (POPSICLE) Music Video

そして千葉さんが、もしあったらPRODUCE48-2に出演して、絶対的センターとして君臨したらめちゃめちゃカッコイイと思うんです。ないかなー?

10位 ゴールデンボンバー/LINEのBGMにしてるとモテる曲


ゴールデンボンバー/LINEのBGMにしてるとモテる曲 Full size

これ曲がっていうか、鳴ってる音がかなりカッコイイんですよね。ものすごく今の東南アジアのアイドルにある感じの音だと思うんですけど。

うわー出たの最近過ぎてTWICE入れそびれたわ…。これも1位でもいいです。もうなんのためにこの企画やってるかわかんないけど!や、でもね、ちゃんと音楽的な元ネタっていうかジャンルがあるアイドル曲って好きなんですよ…。

思い出して同率1位 TWICE/Feel Special


TWICE "Feel Special" M/V

さて次回は年末のAIEA2019本編ですね。IZ*ONEの韓国カムバと、あとはたぶんfromis_9が来ると思うんだよなー。どっちも楽しみ!

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