Kep1erの新曲がfull8loom栄光の顔楽曲なのでブチ上がっているので栄光の顔特集

めちゃめちゃ好きな作曲家が、いろいろ期待はしてるけど活動曲があんまり好きになれていない、カップリング曲は大好き、そういうグループの活動曲を手掛ける、そうなったらどうなる?ブチ上がるんですよ。本当に嬉しい。WAKE ONE&Swingよくやった。

というわけで、昨日、Kep1erのミニアルバム「DOUBLAST」のトラックリストが公開になって、活動曲「Up!」と「Good Night」のメイン作曲家が、作曲チームfull8loomの「栄光の顔」氏だったという…。

前から本当に本当にこの人の手による楽曲が好きなので、好きな曲から紹介します。

宇宙少女/夢見る心で(Dreams Come True

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何度言ったかわからないんですけど、古今東西のアイドル楽曲の中で、5本の指に入るくらいこの曲が好きなんですよ。

抑えめに進行しながら、サビではしっかりと泣きの美メロ、そしてラストのラストに、溜めて溜めて、抑えて抑えて、もう一度メインテーマをリフレインして、ビートに変化球を入れることで、静かな爆発を迎えるという…本当に最高。

この曲で1位を取れていたら、宇宙少女の運命は、韓国ガールズ・グループシーンの動きは、また変わっていたのかもしれないなぁと今でも思います。13人体制尊い…。

IZ*ONE/D-D-Dance

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そして古今東西のアイドル・グループの中で、多分自分の最愛のグループはIZ*ONEになると思うのですが(同格にPerfumeや少女時代がいるとしても)、そのグループが最後に正式リリースした楽曲がコレ、という。いやホントに栄光の顔楽曲は、結構重要なところで鳴ってるんだよな。

この曲は非常にストレートに展開していくダンストラックで、何よりしっかりとダンスミュージックの歴史を踏まえた音色を作りこんでいるところが素晴らしい。まずはベースラインが秀逸でしょ。デトロイトテクノからディープハウスにかけての、深く重いベースラインと、浮遊感のあるシンセを完全に再現してる。

あとやっぱり栄光の顔楽曲の素晴らしいところは、ビートの裏を取るファンクネスだと思うのです。スムーズに聴かせながらも引っかかりを作ることで心と身体を踊らせてくれる。最高の曲ですよコレも。

PRODUCE48/I AM

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またこれ貼ってる!という感じなんですが、やっぱ個人的にはこの曲はこのチームなんですわ。一生フルで見れることはないし、一生ステージに立つことはない。それぞれがそれぞれの道を歩んでるから(こじまこさんはアイドルやめたし)、もう絶対にそろうことはない。でも、このチームやっぱりものすごくよい。見てるとちょっと苦しくなるくらい良いw この時のミンジがシンプルにタイプすぎるんだよな…。

楽曲の良さに触れられてないんですけど、ゼロ年代前半のBoAっぽいですよね。メロディー、ビート、そして高揚感というR&B歌謡のおいしいところを総取りするような。あとねー、IZ*ONEでやったのも良いんだよな。一度だけだけど、本当に生で見れてよかった(たまアリ)。IZ*ONE死ぬほど好きだわ。なんだこの最強のメンバー。

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Weki Meki/Iron Boy

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活動曲じゃないんだけど、個人的にWeki Mekiのベスト楽曲だと思ってた「Iron Boy」も栄光の顔によるものだと今回楽曲リスト見てて初めて知って、ああもうコレはやっぱり完全に期待だわ…となったのでした。最初のカウントから最高でしょ。

そして思うのは、やっぱりベースラインとキックがめちゃめちゃかっこいいんですよ栄光の顔。さらに緩急がしっかりついた構成。自分が好きになる要素が詰まってる。

まだまだあるっていうかありすぎるので栄光の顔楽曲を一部だけ!

以上の4曲が好きすぎるので、他の曲について同じテンションで語れないのであとは列挙!と思ったけど男女ともにムチャクチャ曲作ってるので全部紹介し切らんので一部だけといたします。

まず、宇宙少女の活動曲をいっぱい手掛けておる。UNIVERSE楽曲の「Let Me In」あたりが、Up!に近いテイストになりそう、と勝手に予想。

I Wish

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Save me,Save you

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La La Love

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Let Me In

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やっぱり栄光の顔と言えば宇宙ちゃんなんだよな。カップリング曲もめちゃめちゃ良いの多いんだわ。

My Type

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Our Garden

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New Me

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Last Dance

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他にも、新しいところだとウンビちゃんの良カップリング曲「Magnetic」

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LIGHTSUMの「You,Jam」

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ちょっと前だとELRISの「Focus」

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gugudanの「Street」

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Lovelyzの「Secret Garden」(いい曲!)

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多すぎるので女子ばっか選んでるんですが、日プシリーズのコンセプト評価にも提供してます。「Black Out」も「A.I.M」もどっちも好きな曲。

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マジで多作でベテランなのでキリがないので、他にも女子だとTWICEやチョンハ、あとDIAに書いてるし紹介しきれない!Namuwiki貼ります!ついにぶん投げた!

https://namu.wiki/w/Full8loom

いろんなテイストの楽曲を書きながら、メロディーやリズム、構成のどこかで「らしさ」を感じられる作曲家なので、本当に今回のKep1erへの楽曲提供は楽しみなんですよ。IZ*ONEと同じ体制でマネージメントしてるわけですからね。良曲グループに成長していってほしい!

というわけで、ラストはHoney Popcorn「ビビデバビデブー」でお別れです。この感じっていう可能性も高いよなー。

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2022年4月現在の新人ガールズ・グループ状況をクインダム2方式で整理したけどソロの波も来ていた(4月4日追記)

2022年4月現在、韓国ガールズ・グループシーン、特に2020年以降にデビューした新人層がめちゃめちゃ厚くなっていて、本当に群雄割拠という状態。どこのグループも魅力的で、良い曲もたくさん出している。

この状況を文字化しておきたい!とずーっと思ってて、ホントはクインダム2始まる前にアップするはずだったんですけど、延び延びになったので、この勢いで乗っかることにしました。

<4月4日追記>

LE  SSERAFIMのサクラ公開についてと、グループ出身者のソロ活動について追記しました。

クインダム2第1回の中で、マッスって出てきて、なんぞ?と思ったんだけど、つまりは好敵手ってことですね。

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新人ガールズ・グループをチョイスして、マッス関係を勝手につけて整理してみよう、というのが今回の記事です。最初に書いておくと、既存グループメンバーのユニットGOT the beatと、ヨチンからの再デビュー組と言えるVIVIZはこの記事では取り上げておりません。悪しからずご容赦ください。

あと、いきなりクインダム2形式から外れるんですけど、全体の好敵手というか、大きな目標であり壁みたいな存在がいるんですね。まずはそのグループに触れないといけないでしょう。

奇天烈コンセプトと伝統の融合を起こす新世代クイーン aespa

aespa 2020年10月デビュー

や、まだaespaがデビューしてから1年半しか経ってないんすか…。デビュー当初はアバターコンセプトがK/DAっぽかったり、KWANGYAコンセプトが生暖かく受け入れられてたりしたけど、もはやSMエンタ自体がKWANGYAに飲み込まれてるというか…。

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このグループの面白いところは、奇天烈なコンセプトや楽曲構成という攻めた部分と、事務所の先輩による過去曲のカバーやリメイクという、手堅い施策が共存しているところ。「Next Level」だって洋楽のカバーだし。

こんなにカバーをフレッシュに聴かせるっていうところが、めちゃめちゃ面白いと思うんですよね。”枯れた技術の水平思考”みたいな、既存のものにフレッシュネスを吹き込んでいるところが強い。

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現在のところ、2021年内に「Black Mamba」で音楽番組1冠、「Savage」で8冠ですが、自分の体感としてはもっと強い。2020年以降にデビューした世代は、一般的には第四世代とかポスト・コロナ世代と言われると思うんですが、いつかaespa世代とも呼ばれるかもしれない。

現在の新人グループシーンには、ラスボスにこのグループが君臨してるのが、クインダム2と違うところかもしれません。自分としては、初期フリースタイルダンジョンの般若みたいなイメージ。

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あまりaespaの話ばかりしてても記事のコンセプトがズレてしまうので、ここからはマッス関係を設定しつつ、状況整理をしていきましょう。

JYPガールズ・グループの伝説を継ぐのは STAYCーNMIXX

STAYC 2020年11月デビュー

いや、ほんと、2020年デビュー組は強いんですよ。「RUN2U」で音楽番組7冠を達成したSTAYCも2020年組。ちょっと前のJYP楽曲、たとえばmissAあたりを思い起こさせる、泣きの歌心に溢れた郷愁と、エレクトリックでファンキーなサウンドの融合という、まぁ、個人的にもめちゃめちゃ好きなやつです。

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Black Eyed Pilseungのソングライティング能力の高さもすごいんですが、同時にこのメンバーをよく集めたな、というのもデカいですよね。JYP練習生出身のメインボーカル、シウンと、同じくJYP練習生出身の低音ラッパーJがいるのが本当にデカい。というか、全員歌唱力もパフォーマンス力もルックスもめちゃめちゃ強い。

劇的なチャート逆走を見せた「ASAP」、自分もすごい好きなんですが、同時に胸が痛くなる感じもあるんですよね。IZ*ONEが活動終了に向けて全く動けなくなっていたころの、何とも言えない感情が蘇ってくる。つまりは名曲なんだと思います。

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NMIXX 2022年2月デビュー

STAYCの好敵手として自分が設定したのはNMIXX。デビュー前からメンバーを明かさずに音盤の予約を開始するなど、鳴り物入りでのスタートでしたが、デビュー曲の「O.O」は惜しくも1位を獲得できず(RUN2Uが壁になってた感もあって、そこも因縁感)。途中でガツンと曲調を変える手法をとった楽曲で、良メロ部分もあるんですが、これ既にすでにaespaが代名詞的な存在になってるんですよね。

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でもねー、このグループもやっぱり強いんですよ。デビューアルバムで、こっちの方が絶対に良い!って思ってた「占(TANK)」が、ビッグビート風のラフなビートとサンプリング連打サウンドが映えるトラックの上にメンバーの圧倒的な声量が乗っかるという…。

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と思ってたら、「TANK」での活動に切り替えるようで、この戦略の早さはさすが名門、という感じ。この曲で結果を残したら、またシーン全体が一段と熱を帯びる気がします。キャリア積んでくうちに、そのうちバラード曲で大ヒット飛ばすようになるかもしれないなー。

IZ*ONEの戦友は好敵手となるか IVEーLE SERRAFIM(4月4日追記)

IVE 2021年12月デビュー

2020年以降にデビューしたグループの中で、今のところ音楽番組で一番勝っているのがIVE。数字だけで言ったらaespa以上。年末年始の放送休止期間を挟んでいるにもかかわらず、「ELEVEN」で2021年中に5冠、2022年に入って8冠、合計13冠獲得してる。自分はPD48の時からアンユジンが大好きなんですが、再デビューでここまで勝つとは思わなかった。

バックトラックがほぼパーカッションで、曲の途中でBPMを落とすというフックを組み込んだ、決してストレートとは言えない楽曲が、曲のタイトルである11も、様々な因縁のあるIZ*ONEの象徴である12を超えて、13個勝った。ほぼ事件ですよコレ。

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このグループについても語りだしたらキリがない。アンユジンとチャンウニョンという、IZ*ONEでも目立つコンビを擁しつつ、スタシ初の外国人練習生で超絶スタイルのレイ、2007年生まれの超新星イソ、レイとのカップリングも楽しい歌姫リズ、そしてイソと相似形をなす底知れぬ最年長ガウルと、ともかくメンバーが強い。

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しかもね、デビューアルバムに2曲しか入れない。めちゃめちゃクセの強い勝負曲と、手堅くキャッチーでありながらそのグループのキャラクターが良く出た「TAKE IT」だけで勝負した。その作曲陣も、これまで起用してた国内作曲家ではなく海外の作曲家。本当に、本当に勝負したと思います。そして13も勝った。やーー、すごい。

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IVEは4月5日に初のカムバックを予定していまして、デビュー曲を経て上がりきったハードルを軽々と飛翔して越えていくのかどうか、ここも楽しみなところです。

LE SSERAFIM 2022年5月デビュー予定

IZ*ONEメンバーが次々に再デビューしたり、帰国してグループのセンターを張る中で、ずっと動向が注目されていたのがHKT48を卒業して渡韓した宮脇咲良と、所属事務所woollimから移籍したチェウォン。その二人が組むのが、LE SSERAFIM。4大事務所の一角、HYBE傘下になったSouce musicが送り出す初の新人グループということになります。

本当にいろいろなことがあって、どうにか2年半を生き延び、それでも延命が出来なかったIZ*ONEのセンターとエースが、オールラウンダー2人が、IVEとLE SSERAFIMそれぞれの道を行く。6人ずつっていうのも、なんか象徴的。

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やああ、だってさ、LE SSERAFIMはHYBEのトップが関わることになるじゃないですか。絶対に負けられない戦いじゃないですか。ここもめちゃめちゃハードル高いんですよ。でも、そのハードル、越えてくるんじゃないかな…という気にもさせてくれるグループだと思います。

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4月4日からデジタル・スーベニアなるものやら、デビュー曲の一部公開やら始まるらしいです。完全にIVEのカムバと同じタイミングなんですよ。もう、バッチバチの好敵手。本当に楽しみです。

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<以下追記部分>

4月4日にメンバー紹介動画第一弾、サクラが公開になりました。もうこれは、世界が待ってた、という感じになっております。

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デジタルスーベニアも作成してみましたが、少しだけ聴けるキリングパートからは、予想外にBPM遅めのファンキーなテイストで、デビューからかなり面白い楽曲を聴かせてくれるかもしれません。明日以降のスーベニアも作るぞ!

アイドルはエンターテイメントかアートか Kep1erーBilllie

Kep1er 2022年1月デビュー

これ、もうずっと書いてるかもですが、自分としては、「Girls Planet999」の制作陣に対しては、やっぱり納得いかんというか、ホント、ほんっとなぁ…もうちょっとやりようがあったんじゃないか…という思いがいまだにあるんです。もういい加減細かいことは書きませんが…。

じゃあ、その番組から結成されたKep1erに対しての自分が感情がどうかっていうと、ガルプラから引き続いてヨンウンとシャオティンがすごい好きというのは大前提ですが、なんだろう?ものすごい頑張ってほしいし、期待感というか、ワクワク感もすごいあるんですよ。

だってさ、クインダム2のオープニングパフォーマンス、やっぱすごかったじゃないですか。デビューアルバムの初っ端を飾る「See The Light」を軸に、デビュー直後に掟破りのサバイバル番組参加という勝負の場に、バッキバキに仕上げてきた。

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振り付けしたのがペクグヨンマスターってご自身で言及してるし、番組のクレジットではTeam Sameってあるんですけど、あのユンジョン先生のいるチームですかね。

詳しいことはわからないんですが、もしかすると、ものすごい豪華なメンツで仕上げてきた可能性ないですか?や、ほんと、Mnetが総力を挙げて形にしようとしてると思ったんですよ。

 
 
 
 
 
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クインダム2ep1.の途中で、キムダが「私たちはMnetが生んだグループって言われるんだから、うまくやらないと、他のグループよりもっとうまくやらないと」みたいなシーンあるじゃないですか。これをちゃんと番組内で扱うっていう点、すごくよかったと思います。語られるべき問題に番組内でちゃんと言及するって大事ですよ。

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しかもこれをキムダが語っているっていうのも大きくて、PRODUCE48はCNC所属で参加、しかし練習生がまとめてSTARDIUMに移籍するも、そちらの会社もストップ。そこからCJ傘下のJerry Fishに所属するようになって、ガルプラで猛烈なプッシュを受けてメンバー入りをした、という、波乱万丈のアイドル人生。

なんというかアイドルとして事務所に所属することの、酸いも甘いも知っている人だと思うんです。しかも聞いてるのがCJ傘下WAKE ONE所属のチェヒョンですからね。この二人がどんな流れで同席したか、制作側の設定だったかもしれないけど、この話をしている二人の表情はガチだと思うんですよ。いろいろ思うところがすごくあると思う。

Kep1erが「Mnetの娘」とかなんとか言われるのは、まぁもうしょうがなくないか?と個人的には思ってて、アイドルって、所属会社がやってるビジネスの商品ですから、売り出そうと思ったら全てのボタンをプッシュして売り出そうとするんですよ。それをやってもらえないアイドルだって死ぬほどいる。

でも同時に、メンバーそれぞれは人間なんで、それぞれにいろいろな気持ちもあるし感情もあるし、それこそ人生がある。そこですれ違いもあれば、思い通りにいかない運命のいたずらもある。でも、日々を一生懸命に生きて、レッスンにパフォーマンスに励むしかない。事務所のプッシュに、必死に食らいついていくしかない。それがショウビズの世界だろうと思うんです。

そういう意味で、Kep1erは、Mnetが、CJ ENMが、今本気でエンターテイメントとして仕上げ、世間に、世界に問おうとしてるグループだと思います。そして、国籍も出自もバラバラの9人が、その重荷を必死に背負おうとしていると思います。

ホントここからの残り時間、2年2か月ですか?何があるかわかんないし、もうほんと、ほんっとに大変で辛い時期だと思うんですが、同時に、めちゃめちゃ楽しみです。

だってさー、「MVSK」みたいな曲とパフォーマンスがこれから見れるはずなんですよ。この9人がどんどん仕上がっていくはずなんですよ。楽しみすぎるわ…。

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Billlie 2021年12月デビュー

Kep1erを生んだガルプラで、ギリギリ最終メンバー入りしなかったキム・スヨン、現在の芸名がションが緊急加入したのが、Billlieです。いろいろ考えたんですが、このグループをKep1erの好敵手として設定してみました。今回ピックアップする中では、売上とかの結果はまだまだ残せてないんですけど、それでもすごく引っかかりのあるグループなんですよね。

えらいスピードでカムバしますからね。この5か月で「RING X RING」「Snowy Night」「GingaMingaYo」の3曲で活動してます。しかもMVがやっつけじゃなくて手間とアイディア詰め込まれてる。こんなスピード感でこのクオリティなグループ、韓国のガールズ・グループなんだかんだ15年ほど見てますけど、あんまりなかったんじゃなかろうか…。

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しかも、ほっとくとすぐショートムービー作るんですよ。完全に採算度外視だと思う。でも、なんていうかそこがめちゃめちゃアイデンティティとしてある。無茶してるなーと思いつつ次の動きが楽しみなのは、LOONAのユニット曲・ソロ曲が揃っていく期間のあの感じに近いかもしれないな…。

このグループ、エンターテイメントとしてのアイドルという方向性とはまた別に、なんというか表現物というか、トータルアートとしてのアイドルを志向して、そっちにズンズン突き進んでるような印象を受けているんです。

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個人的にベスト級に好きなニュージャックスウィング曲「a sign ~ anonymous」を1Millionでやってる動画とか見ると、ホント全員めちゃめちゃ表現力が高いのがわかる。ダンスが上手いだけじゃなくて、指の先までの意識と、表情管理がめっちゃくちゃレベル高い。 

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ツキちゃんのファンカムが現時点で650万再生とかバズってますけども、表現力を磨いてきたこのグループならではなのかもしれません。あと、この記事を書くにあたってシユンファンカム結構見てるんですよね。彼女05LINEで、黄金世代04LINEよりもさらに新世代という。どうなっとんだ。

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あとはやっぱり元SM練習生ハラムの歌唱力ですよね。アリアナグランデカバーしてるやつとか、伸びと安定感が半端ない。先述のションやツキちゃん、そしてASTROムンビンの妹にして元YG練習生のムンスアあたりが入り口になりながら、それぞれのメンバーの追い出したらマジで沼なんですよ。いつの間にかこんないろいろ書いてるし…。

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デビュー曲「RING X RING」なんて、緊迫感のあるサウンドに良メロが載っていて、完全に事務所の先輩Brown Eyed Girls直系だと思うんですよ。BEGもドラマ仕立てMVめっちゃあったし。

製品、商品でありつつ、同時にトータル・アートであるアイドルという方向性で、いや、ほんと、生き延びていけばBilllieは独自の地位を築けると思うんだよなー。

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これでもまだPD101にもMIX NINEにも参加した苦労人スヒョンや、最年少日本人ハルナちゃんについて全く触れられてないし、ここに下手したら竹内美宥さんが入ってたのかも…とかいろいろ考えてるとキリがない。あとは、マジでスヨンがケプラ入りしてたらどうなってたんですかね、この両グループ。や、ホントにキリがないなw

まだまだ新人グループがたくさんあって眩暈するのでとりあえず13組

これでも、記事書き始めた当初に取り上げるはずだったグループがまだあるんですよ。もうでもブログ編集画面の表示だと8000字くらい書いてるんですよ。マジでキリがない。ざーっと振り返ります。まず上で取り上げられなかった有力グループ2組。

Weeekly 2020年6月デビュー

2020年の新人賞を総なめにしたグループ。Apinkの後輩で、美少女揃い感はさすが、という感じ。デビュー曲の制服姿から、バケハ可愛いな!を経て、最新曲はガルクラ風味にシフト。そこは完全にレッドオーシャンなので、ちょっと戻ってきてほしいです。

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Class:y 2022年4月デビュー予定

MBCのサバイバル番組「放課後のトキメキ」から誕生した7人組。Kep1erのイェソに続いて、バスターズ出身のヒョンソがメンバー入り。日本でのレコード会社もユニバーサルに決定済み。先行するKep1erを追えるか。そして後続するI-LAND2グループを迎え撃てるか。

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あとはPD48に参加してた練習生がデビューしたグループが多かったなーというのもありますね。6組をデビュー時系列順に並べます。

SECRET NUMBER 2020年5月デビュー

PD48時には個人練習生だったジニがデビューメンバーに。そして2021年10月にはPD101、PD48と参加した才女ミンジが合流。インドネシア出身のメンバーディタがいることもあってか、インドネシアではかなりの人気を誇る。面白い立ち位置。

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bling bling 2020年11月デビュー

元CNCのユビンがデビューメンバー入り。もう1年近くカムバしてないですが、YOUTUBEVLOG活動はしていました。

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PURPLE KISS 2021年3月デビュー

歌唱力で存在感を示したゴウンとジウンがデビューメンバー入り。2018年の365Practiceだった当時からずっと見ているので、なんかもっと前からデビューしてたイメージではあります。プレデビュー曲も出してたし。

ともかくユキちゃんが日本人で美女でラッパーというフックだらけの存在。音楽性的には2021年9月にリリースした「ZOMBIE」がファンキーで合ってると思うんですが、あまりにもゾンビ映画に寄せすぎて脳が破壊されすぎな気がします!

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LIGHTSUM 2021年6月デビュー

PD48で最終順位操作されたチョウォンと当時バナナカルチャーだったナヨン、そして当時CNCだったユジョンがデビューメンバー入り。元CNC勢は本当にいろんなところに行ったなぁ…。「VIVACE」はリリース当時ズワンぽいと言われましたが、まぁサビのベース音が「Violeta」と似てる。

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bugAboo 2021年10月デビュー

燃える瞳のチョヨンと、当時ミリオンマーケット所属のウンチェがデビューメンバー入り。有名作曲家ライアン・チョンがプロデュース。ここもずいぶん前からデビューが予告されていたグループがやっと、という感じでした。

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H1-KEY 2022年1月デビュー

PD48当時WM所属で本名のイ・スンヒョンとして参加していたリイナがデビューメンバー入り。当時から長身美女でしたが、かなり雰囲気が変わっております。そして、なんか体操ギミック曲?人生いろいろありますね…。

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あと5組、ともかく曲が気になったところをご紹介。

cignature 2020年2月デビュー 

7人中5人が元Good dayメンバー。デビュー曲からKZが手掛けてる。9月リリースの「ARISONG」はIZ*ONEの人気曲Upを手掛けたNthoniusや、IZ*ONEのRococoや日プやんちゃを手掛けたPUYOが参加。後半にかけてどんどん面白くなってく曲。

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woo!ah! 2020年2月デビュー

日本人メンバー、ソラ在籍。デビュー曲でなぜかベースミュージックに振るという奇策に出ましたが最新曲では普通にスクールルックで踊ってました。

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LUNARSOLAR 2020年9月デビュー

ラテン風味ムーバートン。日本人メンバーユウリは元福岡のアイドルグループI's9出身。日本ではテイチクが手掛けることが決まってるようです。

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PRITTI-G 2021年8月デビュー

鈴木は2STEPぽいビートのアイドル曲を見つけると紹介せずにはいられないという奇病に侵されているのです。MVに予算かかってないのにめちゃめちゃ良い曲と出会えるのが、こういう企画記事の醍醐味ですよね。ウィンドウズVR。ここも新曲はスクールルックでした。

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ICHILLIN’ 2021年9月デビュー

9月にデビューして11月に「FRESH」で高速カムバ。しかもやけに抜けのいいビートが印象的な楽曲。メンバー7人中5人が元Fantagio、1人が元YGだそうです。

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まだまだいるので名前だけ列挙します

ここまで合計、20組選んだんですよ。あとまだまだいて、元Cherry BulletのミレがいるPIXYとか、シンサドンタイガー&EXID エリーが手掛けるTRI.BEとか、ルーマニア出身メンバーのいるHOT ISSUEとか…。ROCKING DOLLもサビ周辺好きなんですよね…。でも、MAJORSが抜けてる!やり直し!とか、lilli lilli抜けてる!とか、まぁいろいろあると思うんですよ。

本当はデータベース的に網羅しようと思ってたんですけど、WITCHESWITCHERSがいるって知ったときに、なんか心が折れて、「網羅は無理だからセレクトしよう…」となったのでした。あとminimaniMAKA MAKAですかね。

とか言ってたらガルプラ出身者4人入ってるILY:1のティーザ上がってるし。ここまで日本人センター意識してるグループって珍しい気が…。やー、マジでキリがない。

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なんかもう1万字とかになっちゃうんでとりあえずアップしますが、隙を見つけてちょくちょく修正するかもしれません!ここまで読んでくださった方がどれだけいるかわかりませんが、もし何かありましたらご指摘くださいませ!

この過当競争を経て、たぶんちょっとシーンが落ち着く時期もあると思うんです。でも、またそこから大きな波も起きてくるんだろうな、とも思います。何年か経ったとき、この時期をどう振り返るんだろうなー。なんだかそれが楽しみ、という気もしております。以上!あー疲れた…。

<以下追記>

思わず追記!グループ出身者のソロ活動にも大海嘯が押し寄せる

今回グループ特集だからソロは今度にするか、と思ってたんですが、4月4日にIVEとLE SSERAFIMとかぶりまくりタイミングで公開になったIZ*ONE永遠のリーダー、クォン・ウンビソロ曲「Glitch」がとんでもない出来映えなんですコレ。やばい。コレはやばい…。

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2STEP風のビートから始まって、ストリングスで盛り上げていって、サビはグッと音数を減らして四つ打ちへ、そこにガラージュ感のあるビートが重なっていき、とビートチェンジを繰り返しながらスムースに進行していく、ともかく脳内が覚醒していくクールな楽曲です。

作曲家のTAK氏は今回がMIXまで手掛けるのは初ということで、やー、こんなフレッシュな逸材がドコドコ出てくるのが韓国シーンの面白さだと再発見しました。

クォンウンビ「Color」が出ました🔥
 GlitchはMixまで直接行った最初のタイトルなので、本当にたくさんの努力をしましたが、満足してよく出てくれて本当に嬉しいです。
 MVも本当によく出てきて、ウンビの短髪もきれいでとても良いです!
アルバムが出るまで多くの方々のお疲れ様で本当にありがとうございました。
グリッチよろしくお願いします🙏
 #권은비_Glitch

2021年8月にソロデビューしたウンビちゃんを皮切りに、21年10月にはIZ*ONEの誇る歌姫チョ・ユリが「GLASSY」でデビュー。MAMAMOOの「HIP」やKep1erの「See The Light」を手掛けたパク・ウソンの手によるもの。

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そして2022年1月にはIZ*ONEのオールラウンダーにしてアヒルちゃん、チェ・イェナが「SMILEY (Feat. BIBI)」でデビュー。彼女のキャラクターが良く表現された楽曲と振り付けで、Mカウントダウンでは1位を獲得しました。TikTokでのいろんなアイドルとのコラボダンスもたのしかったですね。

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事務所は移籍したものの当面はMAMAMOOに残るフィインも「Make Me Happy」でMカウントダウン1位を獲得。この週の2位がイェナでした。グループからのソロでワンツーという…。

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新人特集の中で触れるのもなんですが、少女時代テヨンソロ曲の「INVU」はここ数か月最大のヒット曲の一つでしょう。クインダム2にも出てますが、この人ほんとに衰えないどころか凄みを増してきますね…。

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さらに話はズレますが、日本ではガルプラ参加者の川口ゆりなスー・ルイチーがソロデビューという状況に。こういう流れはこれかれしばらくいろんなところで起きていきそうです。

I’VEのスマッシュヒットとKep1erのデビューに向けて―二人のリーダー、二人のユジン(12月31日追記)

もう2か月とかブログ書いてなかったんですけど、ド年末なんですが書きたくなったので書きます。脳内大掃除。(公開後、WADADA作曲家について追記しています)

STARSHIPは、I'VEデビューアルバムで大勝負を打った

I'VEデビューアルバムは、スタシ入魂のUK作家路線

まずは、IZ*ONEが誇った不動のセンター、ウォニョンを擁し、最強のオールラウンダー、アンユジンをリーダーに据えるI'VEが2021年12月1日にデビューしました。

あまりにも遅いので多くは語らないですが、中東風サウンドとリズム中心のバックトラックで攻めるという、デビュー曲らしからぬ楽曲。途中でグッとBPMが落ちるところをフックにしているのも特徴的というか、かなり攻めている。

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作曲陣はPeter Rycroft (Lostboy)、Lauren Aquilina、Ryan S. Jhunで編曲はAlawn。

Peter Rycroft (Lostboy)は以下記事によると西ロンドン出身の作曲家。

www.soundonsound.com

とりあえず韓国のグループに曲提供したのは今回が初?本名名義でもLostboy名義でもぱっと見出てこない。

www.discogs.com

www.discogs.com

www.allmusic.com

コ・ライトに名を連ねるLauren Aquilinaもイギリス出身。こちらはブリストル出身。韓国の人だとテミンとCLCに、日本生まれのシンガーRina Sawayamaにも楽曲提供してる。

en.wikipedia.org

編曲のAlawnは10月のガルプラ記事でも上げましたが、SMエンタ仕事が結構多い人で、2021年にはイッジ、そしてガルプラのU+ME=Loveも書いている。

スタシの、というか、一代前のガールズ・グループである宇宙少女の楽曲とは、全く違った作家陣です。完全にイチから楽曲選定をしていった感があります。 

www.allmusic.com

個人的にはB面曲の「Take It」がかなり好きで、ネコチャン曲と見せかけて、歌詞の内容が自分たちのデビューとファンへのスタンスを高らかに歌ってる感じなんですよね。可愛くて親しみやすくもあるけど、気高くて自分たちがイニシアチブとっているっていう。

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鋭い眼差し

ワイルドな身のこなし

可愛く見えるけど

簡単には近づけないよ

Take it take it take it
(just take it take it)

こちらの曲は、Willie Weeksという作曲家が参加。スタシだとMONSTA XとかCRAVITY、そしてBTS、EXO、オマゴルなどなど…という感じ。で、この人もUKの人みたいですね。IVEの1stはUK路線だったってことなのかもしれない。

www.willieweeksmusic.com

大成功のデビューの陰に、最高のメンバーを揃えたスタシの意地

結果から言うと、このデビューは大成功でした。デビューから一週間で1位獲得、初動枚数15万枚という新記録を打ち立てたわけです。

news.kstyle.com

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日本人メンのレイちゃんがめちゃめちゃ気になる存在だったり、最強マンネの座をウォニョンから受け継ぐイソに将来性しか感じなかったり、リズが黄金世代04LINEだったり、今のところあまり目立ってない最年長カウルが沼の予感がビシバシしたりと、まぁアンニョンズ以外のメンバーもめちゃめちゃアツい。

特にレイちゃんはかなり注目度高い気がするんですが、ソロカバー投票にいきなり登場で、やっぱりこの人は表情がものすごい独特。どこかけだるげなのに強くてカワイイっていう。

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先週上がったダンスカバー集というか、アナザーMVというか、後半はイソをセンターに据えてるし、後半もカウルやリズに視線が行くようになってる。早くも200万再生間近。

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で、これは憶測でしかないんですが、IZ*ONEの活動延長に対して、スタシが強硬に突っぱねて、結局実現しなかった、って話があるじゃないですか。

自分の推測は、スタシがアンニョンズと組ませるためのI’VEのメンバーを集めていく中で、これはもう完全にこのメンバーで勝つ!という確信が得られていったんではないでしょうか。

CJや、ほかの事務所としてはズワンのままの方が計算しやすかった、でも、スタシだけは、アンニョンズと組ませる逸材たちを、何年も待たせるわけにはいかなかった。

デビュー出来なかった逸材が、事務所を離れるなんていうのは、よく聞く話すぎるじゃないですか。そういう事態はスタシとしては絶対に避けたかった。

そこで、ずっと二人三脚でPDシリーズを作っていったCJと反目してまで(もちろん不正問題もあると思います)、自分たちが最高と考えられるグループを組んで、デビューさせた。

それがI’VEだと思うんですよ。M Countdownに出られないとか、MAMAに出られないとか、いろいろ不利が起きることも織り込み済みで、それでもCJと袂を分かった。負けられない勝負に出たわけです。

そして、その勝負のデビュー曲に、これまでとは全く異なる作家陣を集めて、かなりコアでトリッキーな楽曲を選んで、大ヒットさせた。や、ほんと、大勝利だと思いますよ。

以上を踏まえて、比較的上がったばかりの2021KBS歌謡祭練習動画を見るとですね、あー、イソとカウルって似た二人をシンメにおいてるのは狙ってるなーとか、リズの金髪は完全にアクセントとして上手だなーとか、いろいろ感心するわけです。

ここまであえてアンニョンズについて語ってないんですけど、それでもこれだけ語る要素が多い。マジでこのグループ強い。

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一方、Kep1er運営は手堅い作家陣とわかりやすいコンセプトを選んだ

このままだと、ずっとI'VEを褒めて終わっちゃいそうなんですが、もう一組、とても大事なグループがデビューします。GirlsPlanet999のデビュー組「Kep1er」です。

正直ですね、タイトル曲が「WADADA」っていう時点で、大丈夫か?と思ったんですが、ティーザ見て、えーーーベタなガルクラ?って思ったんですが、まぁわかりやすいと言えばわかりやすい。

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続くアルバム全体のハイライトメドレー見たら、や、やっぱりCJというかSWING&WAKE ONE体制、間違いないじゃないか、となりまして。

イントロからアートコア感のあるシンセ音で始まる(であろう)四つ打ちトラック「See The Light」はかなり好みなテイストだし、3曲目の「MVSK」は音の抜き差しやコーラスの使い方が面白い。てか、よく聴くと2STEP感があって、実はこっちもUKっぽい楽曲なんだな…。

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「See The Light」を作曲したパク・ウソンはMAMAMOOのHIPとか作曲してるんですが、最近ではIZ*ONEユリの「glassy」を作曲してる。RBWからWAKE ONEと契約したっていうツイートも見ましたが未確認です。いい曲書くのは間違いない。

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「MVSK」のチョン・ホヒョン(e.one)については書く必要ないってぐらいIZ*ONEにいい曲を書いてきてるんですが、「Merry-Go-Round」「Mise-en-Scene」「Sequence」が彼の手によるものですね。好きな曲しかねえわコレ!

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ちなみにe.oneのもう一人チェ・ヒョンジュンはIZ*ONEの「Violeta」と「FIESTA」を手掛けておりまして、作曲家二人組のe.oneとしての作品は、宇宙少女の大名曲「Secret」や「Miracle」が有名どころ。むしろこっちの方がスタシ文脈が強いw

で、「WADADA」の作曲と編曲にクレジットされてるのがBuilding Owner(PRISMFILTER)。PRISMFILTERは作曲家集団って感じですね。女子だとPRISTINとfromis_9を多く手掛けてる。

www.prismfilter.com

PRISMFILTERチームの一人、Anchorの詳細インタビューもありました。

gearlounge.com

アンカー:プリズムフィルターは「私たちを通して世界に色とりどりの光を放つ」というモットーで、2016年夏に始まりました。初めて始めたとき、私、カテゴリ、ギターセットが作って三角形をベースにロゴをデザインしました。

以後、ヘッドプロデューサー兼理事職でPOPTIME <ポップタイム>が合流しながらロゴを正方形に変えなければならなかったのですが、デザインがきれいだからそのまま置くことにしました。(笑)

プリズムフィルターの初めはプロデューサークルーでしたが、才能あり潜在力を備えた複数の新人作家たちを迎え入れ、2019年に公式的な会社になりました。正式名称は「プリズムフィルターミュージックグループ」です。

基本的にパブリッシングを行い、ミュージックビジネス、A&R、MIXLABなど様々な部署があります。最終的には私たちと一緒にいるアーティストに音楽的に最高のコンディションを提供し、より良い音楽を作りたい会社です。 

で、Building Ownerが手掛けたIZ*ONE楽曲は「いつか私たちの夜も過ぎ去るでしょう」。バラード系の大名曲です。PRISMFILTERチームとしては「SPACESHIP」を手掛けてます。先ほどのインタビューのAnchorがメインでしょうか。

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あと、PRODUCE48の「We Together」もPRISMFILTERチームの作曲ですね。チェヨンがセンターに立って髪をかき上げるところ何度見ても泣けるんですけど!両脇を固めるアンニョンズがいつ見てもデカくて最高なんですけど!や、これも大名曲ですよ…。

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(追記)WADADAに作曲参加してるShannonって元PRISTINのソンヨンなの!?

WADADAにShannonって人が参加してるのスルーしてたんですけど、YOUTUBEのコメント欄で指摘があって、英語のKpopWikiでもそのように書いてありますね。

kpop.fandom.com

Kep1er    "WA DA DA"    First Impact    Composing, Writing

PRISTIN解散後にPLEDISに残ったメンバーなので、事務所のサイトにも名前が残っております。作曲活動については載ってませんけども。

www.pledis.co.kr

2021年になってShannon Bae名義でソロ曲を発表してますね。WADADAのメロディー一部担当してても全く不思議じゃないなこれは。

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あとですね、PRISMFILTERの中心人物で、BUMZUという人がいて、この人がPLEDIS所属なんですよ。だからNU ESTとかSEVENTEENとかの曲いっぱい書いてて結構有名なのか…。男子追ってなくて反応できなかった…。

kpop.fandom.com

インスタのプロフィールに両方書いてあるじゃん!PRISMFILTERとPLEDISってめちゃめちゃ関係が深くて、WADADAってそこでやってる曲ってことか…。CJとPLEDIS、さらにはHYBEはやっぱり関係が深いんだわ…。

https://www.instagram.com/bumzu91/

PLEDIS / PRISMFILTER

や、全員のことをちゃんと調べないとだめだなーと思いましたね。

二つの新人グループ、二人のリーダー、二人のユジン

IZ*ONEに愛されたからこそIZ*ONEを超えようとするアン・ユジン

これまでにスタシ仕事をしていない作曲家をメインに据えたI'VEと比べると、Kep1erの運営は、完全に「これまでCJ系で結果を残している人」を作曲家として起用している印象は顕著です。

これはIZ*ONEが今でも本当に大好きな自分だから感じるのかもしれませんが、I’VEは、IZ*ONEから意識的に離れようとしてると思うんですよね。デビュー曲にエキゾチックなメロディーを用いた、途中のBPM変化が印象的な楽曲を持ってきた、というのは共通しているんですが、そこにフォロー的な意識は微塵も感じられない。

むしろ、なんというか、IZ*ONEを超えていくという、強い決意みたいなものを感じました。

特に、アン・ユジンにとって、このグループのリーダーになったっていうのは、本当に本当に大きなことなんじゃないかな、と思います。

だってさ、IZ*ONE活動終了後に、普通にウンビちゃんのところにスンドゥブチゲ食べに行ったりしてたんだもの。メンバーたちと、完全に離れ離れになるのは嫌だったと思うんですよ。

でも、自分たちで新しい道に進む運命だった。コロナでしばらく休んでた時とか、いろいろ悩んでたのかもしれないなーとかも、まぁ、完全に憶測ですけども…。

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PD48偽リスト問題、La vie en Rose提供問題を経てKep1erに至るチェ・ユジン

一方、Kep1erは、IZ*ONEのテイストをB面曲に残している。なにより作家陣がかなりかぶってます。可愛さと同時に、芯の強さというか、優雅さと気高さを忘れない、というような。自分は、ここに、IZ*ONEを受け継ぐ部分もありながら、活動曲は全く違う方向性で、しかも国際的にわかりやすいものを提供する、という意思を感じています。

Kep1erのリーダーになったのは、チェ・ユジン。こっちもユジンなんですよね。そして、こちらのユジンは、そもそもPRODUCE48に参加するという噂が流れたことがありました。

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そして、IZ*ONEのデビュー曲「La vie en Rose」は、もともとチェ・ユジンの所属するCLCがレコーディングまでした楽曲だったものが、IZ*ONEに譲り渡された、という経緯があります。PD48、そしてIZ*ONEと浅からぬ因縁がある人なんですよ。

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もうこれは、世界中で自分しか唱えていない説なのですが、自分は、チェ・ユジンはもともとPRODUCE48に参加するはずだったんじゃないかな、と考えています。でも、なかったことになった。

理由はいろいろあるでしょうが、一つは、アン・ユジンの存在があるんじゃないか、と思ってるんです。だって、名前が一緒で分かりづらくなるから。ユジンが二人もいたら、注目度が下がるじゃないですか。

当時のスタシはCJというかMnetというかアンPDと蜜月状態です。そのスタシが売り込みたい逸材がアン・ユジン。そしたらCUBEのチェ・ユジンさんにはちょっと今回は遠慮してもらって…。や、CUBEの新人さんに参加してもらったら、バッチリ番組内で売り出しますし…。

最終的に班長がIZ*ONEに入らなかったのも、なんかいろいろそこら辺の事務所同士のサムシングもあるんだろうな、とか、まぁホント、アン・ジュニョン時代のこと邪推しだしたら何でもアリ感なんですけどw

で、いろいろあって、満を持して参加したオーディション番組、GirlsPlanet999で、チェ・ユジンは見事にデビューメンバーに選ばれ、リーダーに就任した。

さらに言うと、副リーダーに就任したマシロは、PRODUCE48の派生グループに参加するっていうウワサがありました。これも真偽不明ですが、運命のいたずら感があります。

PRODUCE48→IZ*ONEと因縁浅からぬチェ・ユジンをリーダーに据えたKep1erが、IZ*ONEに愛されIZ*ONEを超えようとするアン・ユジンがリーダーに立つI’VEと、2021年12月に正面衝突!デビュー曲にして世紀の対決!!

そして、まだまだ始まったばかりの二組の物語

となるはずだったんですが、Kep1erのスタッフが新型コロナ陽性でデビュー延期、デビュー予定日にはマシロとシャオティンの陽性反応が出るという…。いやマジでデビュー出来るのかよ…。なんかホント、ガルプラ絡みって「そこでそうなっちゃう?!」みたいの多いよね…。

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そんな不安の中で、久々にKep1erの誇る歌姫チェヒョン、PRODUCE48から華麗に進化したキムダヨン、そして我らが誇るヨンウンが、テヨンのクリスマス曲をカバー!これは文字通り沸いた!

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っつか、その2日前にI’VEリズが同じ曲をソロで歌ってる動画上がってるし!これ完全に無意識にかぶっちゃったやつですよねw

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最後に、これはどこかで文字にしておかないと、と思ってたんですけど、I’VEの求めているものって「強さ」だと思うんです。圧倒的な強さ、圧倒的な勝利、それがアイデンティティになっていくグループだと思います。それでこそ、最強のオールラウンダー、アン・ユジンの率いるグループなんですよ。

同時に、Kep1erは、どうしても「守ってあげたい」要素が出てくるグループになると思います。だってプラネット・ガーディアンが作ったグループなんですから、当然の帰結です。弱さや不運があっても、ガーディアンたちが絶対に夢を守る。そこには、チェ・ユジンの、隙があるけど愛嬌もすごいっていうキャラクターも影響してると思います。彼女、ほんと憎めないというか、カワイイですよねw 

when kep1er yujin forgets xiaoting's name - YouTube

いやー、ほんと、I’VEとKep1erは、なんだかコインの裏表というか、これからもいろんな因縁が見られそうで楽しみ!さらに言うと、ジョーカー的な存在というか、第四世代楽曲派筆頭としてBilllieが超面白いんですが、それはまた別の機会に!

ともかく皆様、2021年はありがとうございました!2022年もなんか書くのでよろしくお願いします!

GirlsPlanet999とPRODUCE48を比較して気付く、二つをつなぐ一人の練習生

やー、もうガルプラ終わって1週間経つんですね。なんかめちゃ過去のような、まだ昨日までやってたような、なんか不思議な感じであります。

いろいろまとめた記事を下書きに入れてたんですが、なかなか執筆時間がとれずに1週間たち、しかも今日はIZ*ONEのデビュー3周年なんですよ。

うーむ、この記念すべき日にガルプラで記事上げるか?とか多少は悩んだんですが、PRODUCE48→IZ*ONEと、GirlsPlanet999をしっかり比較しながら語ってもよいだろう、と考え至り、こういうタイトルになったわけです。

別のグループだから比較しないで―とか、Kep1erがIZ*ONEになれるわけがない、とか、まぁいろいろあるとは思いますが、絶対に同じことにはならんから大丈夫だと思うんですよね。

I.O.IとIZ*ONEって、ある程度は比較されたかもしれないけど、まぁ全然違うじゃないですか。それぞれの道を進むにつれて、全く違うのが当たり前になってくる。

まぁ、違うからこそ、PRODUCE48とGirlsPlanet999は比較しがいがあるな、と思うわけですね。

PD48とGP999の自己紹介動画ランキングと最終順位を比較する

で、今回何がやりたいかというと、PD48も、GP999も、自己紹介動画が公開された直後に、再生回数でランク付けしてるんです。だいたい1日にどのくらいの再生回数になったか、という数字です。これを双方でやってる人ってあんまりいないんじゃないですかね…いたら申し訳ないですが。

nanjamon2.hatenadiary.jp

nanjamon2.hatenadiary.jp

この、自己紹介動画の再生回数っていうのは、つまりは「プログラム開始直後、番組開始前の注目度」の指標だと思うんですね。事前注目度、と言ってもいいかもしれません。

この事前注目度と最終結果が、あまり変わらなかったら、事前の人気で結果がかなり決まってたことになって、番組の影響が小さかった、ということになりますよね。

逆に、事前注目度が低くても、最終順位が高い人がいたら、それは、番組を通して人気度・認知度が上がった人、ということになります。ですよね?

というわけで、今回は、GirlsPlanet999と、PRODUCE48それぞれの、自己紹介動画再生回数と最終順位の比較をしてみました。表と数字ばっかですがどうぞ!

GirlsPlanet999の自己紹介順位と最終順位の比較

GirlsPlanet999→Kep1erの自己紹介動画24時間後の再生回数ランキングと、最終順位の比較表(全体とグループごと)。

自己紹介→最終順位でランクが低下した場合は水色、1~4の上昇はピンク、5~9の上昇は緑、10~19の上昇は黄色、20以上の上昇は赤。

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これを見ると、Kep1erメンバーの中で、全体、グループともに大きくランク上昇しているのが、キム・ダヨン(全体26上昇、グループ内8上昇)、シェン・シャオティン(全体26上昇、グループ内7上昇)、ソ・ヨンウン(全体37上昇、グループ内11上昇)。

この3人については、事前の知名度や人気よりも、番組を通した人気の上昇があったと考えられる。ただ、ダヨン、シャオティンについては、シグナルセンターを担当しているため、番組期間中に人気が急上昇したのは、ソ・ヨンウンだと言える。

この3人に次いで、番組内で人気が上昇したのがキム・チェヒョン(全体9上昇、グループ内5上昇)とカン・イェソ(全体10上昇、グループ内2上昇)。

一方、バヒエ、ユジン、ひかる、舞白の4人は、事前(ひかるはシグナル曲)からすでに人気が確立されていた。9人中の半数近くが、ある程度「固い」投票行動で支えられていた。

そして、事前注目度が低かったにもかかわらず、最終審査まで残った、つまり番組を通して人気を上げていった参加者が、軒並みデビューできなかったのも今回の特徴。

さらに言えば、順位発表式では順位を落とし、最終的に14位に終わった川口ゆりなは、実は番組開始前にはさほど注目度が高くなかったため、事前注目度と最終順位を比較すると、むしろ上昇している。

彼女に対するスポットを早めに強く当てすぎたために生まれた反発や一種の余裕が、最終的なデビューの妨げになったのではないか、という感じがします。

PRODUCE48の自己紹介順位と最終順位の比較

こちらは、PRODUCE48→IZ*ONEの自己紹介動画ランキングと最終順位の比較表(圏外は全体25位以下)。最終的な順位は操作されたものとは言え(操作されていたからこそ?)、自己紹介順位から20位以上ランクアップした練習生が4人(ユリ、イェナ、へウォン、ミンジュ)、10位以上ランクアップが5人(ウォニョン、奈子、仁美、ウンビ、チェウォン)加入しており、「番組を通した成長」を演出した形になった。

また、自己紹介順位が10位以内だったのは、宮脇咲良、アン・ユジン、イ・チェヨンの3名のみ。事前注目度が高かった練習生を、あまりデビュー組に選ばなかった、といえる。

イ・カウンを意図的にメンバー入りさせなかったことを考えても、フレッシュ感のあるグループを意図して組んだことは間違いない。

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やっぱり、ソ・ヨンウンはすごいんだわ、って話になっちゃう

もうなんか予想してた人もいるかもしれないですけど、そういうことなんです。ガルプラという番組を通して、大いに人気を上げたのが、ソ・ヨンウンなんです。

やっぱり、最後の追い上げというか、注目度の上がりっぷりがすごかったじゃないですか。UNIVERSEアプリでの投票バトルでも、桁違いの戦いを2回ほど制してた。

マスターが選ぶトップ9に入った後、ずっと9位以内に入らなかったのが良かったんだろうな、とも思います。自分もヨンウンに一日も欠かさず投票してたんですが、最後に追い上げていくっていう、なんというか一種のグルーヴ感があったのは間違いありません。

そして、これが、なんというかサバイバルオーディション番組の面白みなんだと思うんですよ。番組を通して、人柄とスキルがわかっていき、そこに魅力を感じる人が増えていく。群衆の中に埋もれていた一人の少女が、メキメキ頭角を現して、スターダムにのし上がっていく

これは自分の感覚的に言っても、そして数字的な変化を見ても、ソ・ヨンウンが、サバイバルオーディション番組の醍醐味を感じさせてくれる存在だったことは間違いないと思います。

そして、その醍醐味を大事にしていたのが、PRODUCE48の制作陣だったと思うんですよね。お金の発生するところで大々的にうそをついてやっていたので、歓迎すべきものではないんですが、同時に、「番組を通した成長と人気の上昇」というのは、彼らの判断基準の中に常にあったんだと思います。

番組を通して見終わったときに、「この番組、やる意味あったの?」って思うか、「この子と一緒に走り抜けた…燃え尽きた…」と思えるか、やっぱり、そこらへんの爽快感は、かなり違うと思うんです。

だから、もしも、Kep1erのメンバー内に、番組を通して人気が上昇していった参加者がもう少し入っていたら、まぁなんというかもっと、納得感というか爽快感のある結果になっただろうな、という感じはしています。

フー将軍とか、ボラちゃんとか、ぶんてつも、紗奈も、マヤちゃんも、スヨンにゃんもチャオも、誰も入らなかったんだもんな…。やっぱり寂しいですよ。

で、余談ではありますが、GP999の最終週には、いろいろな参加者のファンダムと、いろいろなアイドルのファンダムが同盟を組む、という展開がありました。その中で、IZ*ONEメンバーであるイェナ&ユリのファンダムと組んだのが、ヨンウンのファンダムでした。

まぁ、なんというか、そりゃそうなるよな、って感じですよね。ヨンウン、初期からイェナに似てるってずっと言われてたし。

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たぶんこれ消える動画だと思いますが、ヨンウンがGP999の探索戦でやった「Kick It」を、イェナが「ストリートトロットファイター」でやるっていうのがあって、これ完全に番組側も狙ってますよね。

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おまけ もしもPRODUCE48練習生でKep1erを組んだら…

最後に、国籍編成とかなるべく変えず、全員IZ*ONEにならなかった練習生で組みました。結果的に、これはこれで見てええええ!ってなってしまったw

1位 事務所的にも1位! チョ・ガヒョン
2位 参加に賛否両論あったけど 松井珠理奈
3位 ベテランの美しき挑戦 イ・カウン
4位 番組が猛プッシュ 後藤萌咲
5位 番組を通して成長した ハン・チョウォン
6位 超かわいい系 キム・ナヨン
7位 ダンスとラップで目立つ キム・ドア
8位 安定感あるまとめ役 パク・ヘユン
9位 Cの誇る圧倒的ビジュアル ワン・イーロン

っつか、これやって気づいたんですが、PRODUCE48のガヒョンとGirlsPlanet999のチェヒョン、似てません?マジでガヒョンは一緒に出たのがウォニョンとユジンじゃなかったらもっと目立ってたよね…。

というわけで、ガヒョンとチェヒョンは似てる、今日はそれだけ覚えて帰ってください。GP999とPD48をつなぐのはチョ・ガヒョンです!解散!

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本当の闘いはこれからだ!GirlsPlanet999参加者インスタグラムアカウントまとめ(2021年10月24日現在)

ガルプラ終わりましたけども、まぁ、ご存じの通り、ここからが始まりなわけです。新しい闘いの火蓋が切って落とされたわけですね。

ともかく、今回は番組の運営側の意図がなんというか外れまくって、いろんな意味で魅力的な参加者が、その実力を発揮しきれなかった感があるのは事実だと思います。

これから、思いもよらない参加者がブレイクしたり、新しいステージでものすごい注目を浴びることも十二分にあると思うわけです。

というわけで、今回は、多くの参加者がアカウントを持っているインスタグラムのアカウントを一覧にしておきます。

また、それぞれの名前横にあるフォロー数は2021年10月24日午前9時半現在のものです。

ちなみに、PRODUCE48で最終的に涙をのんだイ・カウンさんのフォロワー数が311K、モデルとして活躍してるイェウォンが70K、PD48に参加してたHKT48本村さんが68K、栗原さんが41K、元Team8中野さんが34Kという感じです。

何が言いたいかというと、GP999参加者のインスタフォロワー数、平均してムチャクチャ多いと思います。

Kep1erデビュー組

Kグループ

チェ・ユジン 696K

https://www.instagram.com/utokki_/

Jグループ

坂本舞白 106K(2021年10月30日現在、消えておりました。)

https://www.instagram.com/mashiro12160143/

ファイナル進出組

Cグループ

フー・ヤーニン 288K

https://www.instagram.com/fuyaning_fyn/

スー・ルイチー 209K

https://www.instagram.com/sury_777/

ウェン・ジャ 158K

https://www.instagram.com/xdoudou97/

ファン・シンチャオ 89K

https://www.instagram.com/lorinaxxq/

Jグループ

川口ゆりな 319K

https://www.instagram.com/kawaguchi_yurina_official/

クリエイションミッション進出組

Cグループ(シンウェイアカウントは本人じゃなさそうなので消しました)

ツァイ・ビーン 372K

https://www.instagram.com/cb.binggg/

シュイ・ズーイン 110K

https://www.instagram.com/roada_96/

Jグループ

池間琉杏 199K

https://www.instagram.com/ruan_go_go/

永井愛実 215K

https://www.instagram.com/_ngi__ma_/

岸田莉里花 165K

https://www.instagram.com/noguririka/

嘉味元琴音 167K

https://www.instagram.com/cotoc0la_/

コネクトミッション進出組

Kグループ

キム・ドア 320K

https://www.instagram.com/lcirndxah/

ユン・ジア 177K

https://www.instagram.com/y00n_jia_/

チョン・ジユン 101K

https://www.instagram.com/me_llifluous71/

イ・へウォン 87K

https://www.instagram.com/leehyewon.official/

キム・ヘリム 115K

https://www.instagram.com/hye_rim_7/

イ・チェユン 156K

https://www.instagram.com/leechaeyun.official/

Cグループ

リャンジャオ&リャンチャオ(プラネット探索まで) 93K

https://www.instagram.com/dxq_joess/

リ・イーマン 58K

https://www.instagram.com/im__0218/

ヤン・ズーグァ 71K(投稿が全部消えてる。なんか動きある?)

https://www.instagram.com/real_yzg/

ヂャン・ルォフェイ 74K

https://www.instagram.com/dollyyy0218/

ジアイ 54K

https://www.instagram.com/chiayilee_/

ウー・タミー 36K

https://www.instagram.com/iamtammywu/

リョン・チェクイン 39K

https://www.instagram.com/chereeeeena/

Jグループ

久保玲奈 56K

https://www.instagram.com/reina_kubo_official/

櫻井美羽 54K

https://www.instagram.com/beauty_feather0/

桑原彩菜 79K

https://www.instagram.com/ayana12_12678/

山内若杏名 44K

https://www.instagram.com/moana.nny17/

島望叶 10K

https://www.instagram.com/danc_emoka/

藤本彩花 32K

https://www.instagram.com/ayaka_fujimoto17/

プラネット探索組

Kグループ

キム・セイン 115K

https://www.instagram.com/fxullmoon/

ユ・ダヨン 392K

https://www.instagram.com/dayeon_you/

イ・ヨンギョン 54K

https://www.instagram.com/im_yeonkyong/

チェ・へリン 26 K

https://www.instagram.com/dear_rin___/

キム・ユビン 15K

https://www.instagram.com/5223_you/

ハン・ダナ 21K

https://www.instagram.com/all_of_dana/

Cグループ

マ・ユーリン 18K

https://www.instagram.com/mylllllll/

ジエン・ツーリン 23K

https://www.instagram.com/tttzuling/

ポン・インチー 22K

https://www.instagram.com/y.oungjii/

グー・イージョウ 22K

https://www.instagram.com/guyizhou0_0/

ヂャン・ジン 23K

https://www.instagram.com/hellomila_0605/

リン・シューユィン 17 K

https://www.instagram.com/shuuuyun_1025/

ホー・スーチン 10K

https://www.instagram.com/s.zeehoo/

リン・チェンハン 15K

https://www.instagram.com/linchanhan_mm/

Jグループ

伊藤みゆ 92K

https://www.instagram.com/ito_m__iyu/

荒武凜香 28K

https://www.instagram.com/rinkaisme/

安藤梨花 31K

https://www.instagram.com/rinka_ando/

早瀬 華 13K

https://www.instagram.com/h.hana__0227_/

林 楓子 24K

https://www.instagram.com/fuko_hayashi_/

中村伽羅 13K

https://www.instagram.com/aloeswood_/

北島由菜 10K

https://www.instagram.com/yuna_kitajima/

沖楓花 16K

https://www.instagram.com/okifuka_official/

稲葉 ヴィヴィアン 31K

https://www.instagram.com/viviennemiyabi/

大熊李 24K

https://www.instagram.com/plum_sumom0/

比屋定和 39K

https://www.instagram.com/nago_mi_753/

やー、結構クリエイションミッション進出組のフォロワー数がえぐいというか、日本人参加者なんて番組開始前には完全に無名でしたからね。世界中から10万20万のフォロワーがついてると思うと、こういうところは番組の意義だったなぁと思います。

で、この記事を朝のうちにアップするつもりが、いろいろあって夜になってしまったので、先ほど18:30に上位15人をざっくりカウントしてみました。坂本さんはほとんど動いてないにもかかわらず半日で3万人くらい増えてますね。川口さんも3万人以上増えてるな…。

あと、ユ・ダヨンのフォロワー数が大変なことになってて、ホントこの人が落ちたのってシステム設計上の問題だよなーとか思いました。あとはジアが結構人気!

GP999インスタグラムフォロワー数ランキング(2021年10月24日18:30現在)

順位 名前 グループ フォロワー数 番組内
1 チェユジン K 706K デビュー
2 ユ・ダヨン K 398K プラネット探索
3 ツァイ・ビーン C 390K クリエイション
4 川口 ゆりな J 351K 最終
5 フー・ヤーニン C 326K 最終
6 キム・ドア K 326K コネクト
7 スー・ルイチー C 241K 最終
8 永井 愛実 J 225K クリエイション
9 池間 琉杏 J 212K クリエイション
10 ウェン・ジャ C 188K 最終
11 ユン・ジア K 185K コネクト
12 岸田 莉里花 J 174K クリエイション
13 嘉味元 琴音 J 174K クリエイション
14 イ・チェユン K 161K コネクト
15 坂本 舞白 J 137K デビュー

や、この数字、どこかで見返したときに、「まだあんなもんだったんだなー」ってなる人が絶対出てくると思うんですよ。まさに、戦いはここからだと思います。

では最後に、おまけでマスター陣のアカウントとフォロワー数も。パニやんとソンミちゃんが異次元すぎてわけわかんないですねw 二人とも、本当にありがとう!もちろんほかのマスターニムも!

おまけ マスター陣

ヨジング 4243K

https://www.instagram.com/yeojin9oo/

ティファニー 10720K

https://www.instagram.com/tiffanyyoungofficial/

ソンミ 7613K

https://www.instagram.com/miyayeah/

ペク・グヨン 518K

https://www.instagram.com/mihawkback/

チャン・ジュヒ 124K

https://www.instagram.com/jjuhee.eee/

イム・ハンビョル 97K

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川口ゆりなという巨大なミッシングリンクをKep1erは埋められるのか

ガルプラ終わりましたね。やー、お疲れさまでした。

終わってすぐに寝ようと思ってたんですけど、寝床で嫁の人と感想戦してたら眠れなくなってしまったので書かせてもらいます!

自分がずっと推してたヨンウンが5位に入ったのは良かった。

彼女はここで大きなグループに入ってたら、2年半の経験を積んだ先でさらに大きな存在になるだろうなーって思ってたので、ホント、良かった。

今でも、なんでこの動画見て、「なんかいいなー」と思ったかよくわからんw

www.youtube.com

でも、逆に言ったら、自分にとって良かったのはヨンウンのメンバー入りぐらいでした。

何よりも、川口ゆりなさんがねー、なんか9位にかすりもしなかった(14位?)ということで、まぁ、二番目の推しが落ちたわけだから、がっかりではあるんですよね。

彼女がいないことで、Kep1erのアジアアイドル史における面白味とか意義は、まぁ半減以下になってしまったな、と思っています。

彼女は、48Gの隆盛を受けて生まれたアイドルグループのメンバーであること、そのグループが、日本のアイドル史に残る全日本国民的美少女コンテストの受賞者から生まれたグループであること、その二つは、日韓のアイドル史の接点になる存在だった。

そういう意味で、48Gから参加したPD48の象徴となり、IZ*ONEのエースになって、そしてさらに新しい道へと進もうとする宮脇咲良の系譜を受け継ぐものでもありえた、と思う。

彼女以外の日本人メンバーは、今回のプログラムで「見つかった」という感じの練習生だった江崎さんと、JYPの練習生として既に有名だった坂本さん。二人とも、日本のアイドルシーンの文脈ではないんですよね。

自分が興味あるのは、いろいろな文化がまじりあって新しいものが出来上がっていく、という流れなんです。

だから、川口さんがKep1erに加入した場合と、しなかった場合では、自分の興味の度合いは、かなり差が出来てしまうわけです。

もう一つは、制作側が最初にたくさんスクリーンタイムをあげた→サプライズ1位獲得というところから、川口さんが理不尽にバッシングされたじゃないですか。

終盤になって、魅力や実力が伝わってきた感もあったので、足を引っ張られた分を跳ね返せたかな、と思っていたんですが、最終的にはデビューに届かなかった。

や、ほんと、今回の番組制作陣、マジで無能じゃないですか?もう正直に言っちゃってますけどw

でも、魅力を伝えようと取り上げた参加者が、それがゆえに逆にバッシングにあって、実力以下の評価を受けてしまうっていうのは、一番避けなきゃいけない事態だと思うんですけども。

気に入らなかったら、ともかくバッシングして、足を引っ張れば、どんなに頑張っても沈めることが出来る、っていう、なんというか、ものすごい悪い前例を作ってしまった気がする。

あとは、やっぱり、番組の作り出した最高のコンビである、シャオリナを守れなかったこともでかいと思うんですよね。

たぶん、二人が一緒にデビューしていたら、世界中のいろんな層に刺さったと思う。でも、それが出来なかった。

最後の、シャオティンとスヨンで9位争いをして、シャオティンが9位に入った、というところで、真っ先にシャオティンに駆け寄るのがユリナなんですよね。

でもね、俺、もうコレ見てて泣けてきちゃったんだけど、シャオティンが、ユリナの顔見れてないのよ。たぶん意識的に顔をそらしてるの。

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たぶん、これまでなんだっちゃあお互いに顔を合わせたり、タッチしてた二人だから、普通だったら、あんな顔をそらしたりしないと思うんだよね。

シャオティン、ユリナと完全にここで別れてしまうって思って、もう、ちょっと、顔が見れなかったんじゃないかな…わかんないけども。

Cグループ内でいようとするシャオティンだけど、ユリナはどうしても顔が見たくて、ずっと横にいて、ちゃんと顔を合わせるのよ。一瞬しか映らないけど。

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そして、シャオティンがトップ9の座に向かう時に、ユリナはシャオティンの肘に触れて、最後の挨拶をしようとするのね。でも、同時に、マヤがその肘に触れてるの。

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シャオティンは振り返って、肘に触れていた人を抱きしめるんだけど、それはマヤなのよ。マヤは満面の笑みでハグするけど、ユリナはもう既に立ち去ろうとしてる。

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最後に、シャオティンが、前を振り返って、笑顔を作るんだけど、その向こうで、ユリナは、肩を震わせて泣いてるんですよ。ずーっと、もう今回落ちただろうと諦めてたのか、ずっと無理して笑顔でいたユリナが、後ろを向いて泣いてるんですよ。

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PRODUCE48のラストシーン=IZ*ONEの結成シーンのラストが、咲良とチェヨンが結びつくところで終わるとするなら、GIRLS PLANET999のラストシーン=Kep1erの結成シーンのラストは、シャオティンとユリナが引き裂かれるシーンで終わるわけです。

Cグループのメンバーもいない、番組を通して関係を築いていったユリナもいない、そんなシャオティンの心細さ、切なさを考えると、本当に胸が痛いというか…。

多分、川口ゆりなは、Kep1erというグループの、大いなるミッシングリンクとして、ずっと心のどこかで引っかかり続けるんじゃないかな、と思う。

ユリナがいたら、この曲どうしてたかな、ユリナがいたら、Kep1erのライブってどうなってたかな、そんなことを考えてしまうんじゃないかと思う。

チェヒョンとの関係、坂本さんとの友情、ケンチャナセルの再結成…彼女がいることで、繋がる線がいくつもあった。個人的には、そのくらい、彼女はグループにとって大事になりえたと思う。

でも、その川口さんを、結果的に言えば、初期にピックアップしすぎることで、不当なバッシングを生んでしまい、最終的なデビューに至らせることが出来なかった。

もう、これは制作側の大きな失敗だと思います。

この、川口ゆりなという、大いなるミッシングリンクを、Kep1erに埋められるのか。Kep1erのマネージメント側が、ユリナがGP999にもたらした以上のものを、Kep1erというグループに産み出していけるのか、いや、ホント、めちゃくちゃ大変ですよ、これから。

他にも、最終結果が今のところPointとVoteの数字しか出てないんだけど、Voteで見ると、チェヒョンが全体9位、キムダヨンが全体13位ということで、なんというか、韓国からの投票で支えられたこの二人が、どうやって世界が認めるアイドルの中心メンバーになっていくのか、とか、まぁ、いろいろあるんですけど、とりあえずここまで!

なんかもうえらい疲れました!まぁともかくヨンウンの活躍を祈ってる!

先行き不透明すぎるガルプラだけど、そこに「グローバル」の更新を感じる

やー、ガルプラ次回で終わりますね。長かったような短かったような…。サバ番は見てて疲れるので体力的に放課後トキメキとかI-LAND2とかには手を出さないほうがいいなぁと(今のところは)思っておりますが。まぁともかく、ガルプラは最後まで並走できそう。

最終回に向けて、いろんな思いはあるんですけども、なんていうか、面白い状況になってるな、と感じているわけです。まとめます。

ガルプラの視聴率悪いみたいだけど、YOUTUBEでは爆発してる話

いつもネタ元がnamuwikiで申し訳ないんですが。視聴率がめちゃめちゃ良くないという話。

https://namu.wiki/w/%EA%B1%B8%EC%8A%A4%ED%94%8C%EB%9E%98%EB%8B%9B999%20:%20%EC%86%8C%EB%85%80%EB%8C%80%EC%A0%84#s-8

同じ放送局Mnetチャンネルで放送されているストリートウーマンファイター(スウパ、以下SWF)に比べさらに凄惨な成績を記録している。SWFに8月4駐車場以外のドラマプログラム話題性1位を奪われたのはもちろん、SWFが非ドラマ出演者、個々の話題性順位10位圏に複数人の名前をあげたのに比べ、こちらは一人も名前を上げなかった。


10月15日までに一度も視聴率1%を超えず、1次順位発表式で中下位圏の低下人々がほとんど落ちたので放映終了まで1%を越す確率が大変だろうという意見が多数見られる。実際に1次順位の発表式の後に視聴率が再び下落に転じ、CREATION MISSIONが放映された10回では、0.6%未満に落ちた。プロデュースシリーズ際生放送を除いて、プログラムの話題性が最も高かった時、新曲ミッションだったプロデュースシリーズのフォーマットをほぼ取ってくれているようにしたガールズプラネットは、むしろ後ろに行くほど話題性を失っていく姿だ。

ヒキにチェヨンが泣くシーンを使っていたので、自分はSWFを見ていないんですが、結果的にかなり人気なようでチェヨンは出た甲斐がありましたね。

hominis.media

で、ガルプラが韓国内では人気がない、と言われるのと同時に、YOUTUBEとかでは再生回数が爆発してて、特にシャオティンのMカ出演時のチッケムは同日に出演した全アイドル(男女含め)の中で最高の再生回数となっております。公開二日で24万以上。

www.youtube.com

比較対象として、IZ*ONEユリが3.7万、イッジ各メンが1~7万くらい。ENHYPENメンでもチッケムだと最高10万くらい。シャオティンすごいんですわ。

まぁ、なんというか、ホントにこの人は表現力がずば抜けている。まだデビュー前っすよ…。 

この他の参加者の動画も再生数がデビュー前としてはかなり多く(ひかる7万、ヨンウン6.1万、バヒエ5.6万とか)、Mnetのコントロール下にはないYOUTUBEでも、こういう結果が出てる。

この動画、OOOミッションの時みたいに再生数がカウントされるわけではないので、複数アカウントでストリーミング、みたいなのはあんまり意味がないと思います。結構ナチュラルな数字なんじゃないでしょうか。

韓国内外の温度差と、グローバル化の様々な影響で、先行き不透明に

つまり何が言いたいかと言うと、ガルプラは韓国では注目度が低くても、韓国国外での、グローバル注目度は結構高いんじゃないか、ということです。

その原因としては、やっぱりこれまで「国民プロデューサー」として韓国からの投票のみに限っていた投票を、全世界に開放したことがデカいと思います。

いろんなところに「Vote ○○!」っていうコメントがある。全然関係ない参加者のところに、自分の推し参加者のコメントを入れてたりもする。

なんていうか、それだけ必死で、なんというかピュアな視聴者が多いんだと思うんですよね。本気の本気で応援してるんですよ。

日本でも、PRODUCE48の時はMnetと契約しないと見れなかったのが、今回はAbemaで無料で見れる。かなり若い層も視聴してて、それがゆえにアンチ活動があったりもするんだろうと思います。

虹プロとか日プはリアタイしてたけど、韓国のサバ番をリアタイするのは初めて、という層も結構いるのではなかろうか…。

で、同時に、東南アジアで大量にSIMカード仕入れて投票、みたいな話もあったようで、いや、これこそがグローバル化なんじゃないか、と思ったわけです。

www.topstarnews.net

つまりはですね、いろんな国で、いろんな人がかかわるようになって、ビジネスチャンスも広がるわけですが、同時に、もうコントロールすることがめちゃめちゃ難しいようなトラブルが発生する。

さらには、現状のガルプラは、国内での人気よりも完全に海外人気の方が高い状況なんですよ。コロナ禍が落ち着くかもっと継続していくか、もう全然読めないこの情勢と相まって、なんていうか、こんな先の読めないプロジェクト、なかなかないのではないでしょうか。

先行きが見えない中で、確実なのは、ファンの愛を感じ始めてること

国内で人気がない、海外でも話題になっていない、っていう感じだと、まぁ完全にうまくいってないね、っって話で、そういうサバ番、いっぱいありましたよね。

でも、ガルプラは、国内であんまり人気がないかもしれないけど、海外ではかなりファンが発生している。

でも、かと言って、世界中を飛び回ってライブを出来るような情勢でもない。海外でどれだけ爆発出来るか、本当にわからない。これから結成されるグループがどう転ぶか、本当に読めないと思っています。

ただ、先読み出来る状態ってつまんないなーと思うので、今のこの状態、おもしれーな、と思っている自分がいるんですよね。

そして、これから結成されるグループが、「グローバル」の概念を更新し、新しい歴史の一ページになるグループになる可能性もある、とも思うんです。

中国という、良くも悪くもいろんな意味で本当にパワフルな国を巻き込んで、東アジア圏を超えたいろんな国で、ファンが発生している。自分が結果に寄与している、もっとシンプルに言えば「この人の夢を守る」という思いを持ちながら、番組を見て、アプリで投票してる。

そして、参加者も、1stファンミーティングを経て、そして世界中のファンからのビデオメッセージを受け取って、どんどん表情がよくなってる人が多いと思うんですよ。

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やっぱり、ずっとマスターの前だけでパフォーマンスしてるのって、閉塞感あったんじゃないですかね。アイドルって、愛されてなんぼだと思うので。

そして、間違いなく、ガルプラ参加者とその視聴者の間には、愛が発生し始めてると思うんです。そして、参加者はそのことを実感しだしている。

www.youtube.com

ガルプラの大きな一要因は、やはりSMエンタとCJの関係性では

こうなると、おいそれと投げ出すわけにはいかないと思います。運営母体であるCJは、それこそグローバル企業ですから。PD101問題の時なんて、本当に株価が下落した。あとで調べたら社長の御曹司が逮捕されたりも同タイミングだったみたいですが…。

それに、今回ちゃんとやらなかったら、音楽部門とSMエンタの統合みたいな話も、なかなか厳しくなっちゃうと思うんですよ。

www.kedglobal.com

CJグループとカカオ間で対立していた第1世代の芸能事務所「SMエンターテインメント」の買収戦で、カカオが撤退した。これを受け、SMはCJグループに入る可能性が非常に高くなった。CJグループがSMを保有すれば、16チャンネルなどを保有しているCJENMとのシナジー効果が期待できる。

コンテンツ業界の関係者は「ライバル会社であるハイブがネイバー、YGエンターテインメントと手を組んで自社プラットフォーム"ウィバーズ"の育成に対抗できるようになる」とし「SMエンター-CJENMにつながるコンテンツ連合軍を形成する可能性も高くなった」と分析した。

今回、ホントSMエンタ絡みの人脈多いですから。以下にまとめてます。あと、チェユジンとLIGHTSUMの様子見てるとCUBEとの関係は悪くなってなさそうで一安心ではあります。

nanjamon2.hatenadiary.jp

クリエイションミッションにしたって、SM曲をいっぱい手掛けてたAlawn=Harold Philipponが参加して、SMエンタ子会社のMystic Story所属のスヨンがセンターに立った曲「U+Me=Love」が優勝って、まぁなんていうかよく出来てるよな~と思いながら見ておりました。まぁ個人的にも好きな曲だし好きなメンバーなんですけど。

www.youtube.com

www.allmusic.com

2020    The 1st Mini Album    Kai    Recording Arranger
2020    Superm the 1st Album Super One    SuperM    Arranger, Composer
2020    Never Giving Up    SuperM    Composer
2020    Neo Zone: The Final Round    NCT 127    Arranger, Producer

CJ側としても、というか、CJ音楽部門は、本当に、ここでGP999グループを必死に形にしようとしているはずです。

ただの企画倒れになるかもしれないし、新たな時代を切り開くかもしれない

IZ*ONEの活動終了時と同様、OFF THE RECORDとSwingエンタの共同運営になるかもしれないし、花三部作の頃のPLEDISや、復活後のスタシのように、制作をかなりコントロールする事務所がおかれたら、その位置にSMエンタ系の人が入るかもしれないですよね。

もしそうだとしたら、最初は珍妙なことやりだしたぞ…となるけど結局当たりますからねw ものすごい面白いことになる。ならない可能性も大いにありますけども。

www.youtube.com

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国外で人気を博し、先進的だけども最終的には時代がついてくるようなクリエイティブが制作するグループとして、GP999のデビューグループが運営されていったら…韓国内でも無視できない存在になるだろうし、また時代は新しく更新されると思うんですよ。

少女時代は、中人数のガールズグループを韓国でやることに、ものすごいポテンシャルがあることを示してくれたし、国内で無双したワンガ、日本で大人気になったKARAも含めると、まず一つの時代のうねりを作った。

TWICEは、海外からのメンバーも含めても(含めることが)、韓国で人気と話題と愛に繋がることを示したし、オーディション番組を通じて結成された最高のロールモデルになった。これ以上のグループを産み出すことはなかなかないと思う。

そしてIZ*ONEは、日本でアイドルとして活動している人の中に、世界的な逸材が存在していて、磨き方によってはとんでもない光を放つことと、アイドルは事務所による商品でありながらも、ファンとの関係性によっても存在しうることを示した。

それぞれに、時代の流れの中で生まれながらも、大きな意義を産み出していったグループでした。

GP999で結成されるグループも、背負ってるものがデカすぎではありますが、その系譜を受け継がせたい、というのは、作り手にはあると思います。

それはまさに、「K-POPグローバル化」という今や手あかがついたフレーズを、また一つ前進させて、刷新させていく、という使命です。

「グローバル」で「オーディション」だったら革新的、そういう時代は終わりましたよね。その先に進まないと緩慢な死が待つのみです。

最終選抜されたメンバーのケアとその関係性のケアも、大きなテーマとして残っています。もうウンビちゃんはいないんですから。

サバ番システムやっぱりもうだめだなー、事務所でプロがちゃんと組んだグループがいいなーって話になる、っていう可能性もめっちゃあると思います。

「どうせうまくいかない」とか「○○みたいにはなれない。いろんな要因が違う」とか、静観冷静スルー、という見方も一つです。

でも、同時に、ここまでせっかく並走してきたんだから、出来れば好きな参加者たちがメンバー入りして、面白いグループになってくれたらいいなぁ…、と念じつつ、今週の金曜を静かに待っております。

IZ*ONEのデビューから丸3年、CJ音楽部門が我々に何を見せてくれるのか、ホント読めないなー!

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