シークレットシークレットのPVでまたウルウルしてしまった

今日から解禁だったのね 久々にちゃんとリアルタイムで動きを追ったよ
http://www.mtvjapan.com/special/ptv/video.html


音的にはカイリーミノーグとかみたいな感じだと思った 普通にいい曲
テクノというよりもどんどんポップな方向に向かってて、いいですね


なんだろー、なんで俺こんなにウルウルしてるかっていうとさ
このPVの金のかかりっぷりとか、なんか、ほんとに、ネクストレヴェルで
CGで金かかったなあ、とか、そういうのより、ダンチなことになってたり


そんなことより、いや、そんなことと同時に、途中で着てる衣装が
エレワーの時のっぽかったり、その時のダンスがシティそのまんまだったり
3部作時代への決別と懐古、みたいなものを自分は感じてしまって
何度も書くけど、ちょっと前まで、ライブアイドルだったのに
こんなにメディアアイドルになっていったPerfumeを物凄く実感した


それは螺旋状の白い階段を上っていくというシーンでも表現されているかも知れず
そして同時に、螺旋状の白階段は天国への階段、みたいなイメージもある


例えばつまり、溌剌としてこの世を謳歌する年代のままに亡くなった三つの魂が
マネキンに注入されることで甦り歌い踊る、というようなストーリーっていうか
しかもその魂を注入するのが大量生産商品Pinoである、っていう
60年代SFが描く近未来の死生観みたいな、それは映像がそんな感じだからなのか?
見てて惑星ソラリスとか思い出したんですけど


あとアレだよね、衣装とか、撮影スタッフとか、全体的にデザインの感じが
メガテン金子一馬の影響受けてないですか?っていうのも思ったよね


Perfumeの描く世界ってやっぱり自分はどこかでヘブライズムの世界というかさ
まっちろで完全な何かがどこかにあって、それが降りてきて三つに分かれた存在
それがPerfumeみたいな、そういうイメージを受けるんだよな なんだろね
Bとかは完全に仏教とかヒンズーとか東洋系だよね 華厳経とかちゃんと読みたくなる
そんな変なことを考える人ってあんまりいないかもしんないけどまぁ考えるのは勝手よ


もしかするとメディア上だけのアイドルってカミサマみたいなもんなのかもね
実体がなくても、そこから発せられる電波を受信してその御姿をありがたがる信者
だからもう握手なんかしちゃいけないのかもしれないな あたしゃカミサマだよ!
半分ライブな人間で、半分カミサマとして戸惑いながら階段を上がってく3人を
いや、もう、三柱なのかも 始動させるのは大量生産商品


ともかく、いろんな含意があるPVだと思うよこれ いろいろ想像させられるもん


あんまりウルウルした話にならなかったな 頭が暴走してしまった
でもこの曲をライブで聴いたらなんかまた爆発しそうね ツアー一回だけ行けます

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