舌足らずのエロチズム

さて、有紗ことバタ子、略してbtkですよ。セラムンを見てるとbtkは非常に目立つ
口の大きさ、胸の大きさ、目の大きさ、髪の量といった外見的なポイント
そして、あの独特の口調。「りょんどんならいくほうほうあるょ」とか、
「にゃやみなんてふっとぶよ!」とか、まぁともかく噛んでる
言語不明瞭でちょっとちゃんと聴かないとわからない感じが
またこれがお兄さんというかおっちゃんの心をそそるわけです
これを、例えば浜千咲がやってたら非常に胡散臭いし、そそられない
あ、北川景子がやってたら「あれどうしたのこの子?」と思って吸い寄せられるかもですが…
ともかく、非常にバタ臭くて特徴的な外見と口調がミスマッチのベストマッチしてる
隙があるような、守ってあげなきゃいけないような感じと
ちょっと近寄りがたいような、遠い存在のような感じが
ごちゃごちゃになった稀有な存在なんですね、btk
で、そういう感じをかもし出す人が、一人いるんです、男性ですが
その名も長州力。去年はいろいろと話題になったWJプロレスの長です
インタビューを見ているとわかりますが、彼の言葉も聞き取りづらい
声が内に籠ってモニョモニョしている。でも自信満々
最近モノマネやる人が多いからわかるかもしれませんが、基本的に威張っている
でも、聞き取りづらい。舌が足りてない感じなんですね
だから、聴く方は、少しビビリながら、注意深く聴くことになる
ここでも距離感の揺らぎが起きている 長州力も、見るほう、聴く方に距離感の揺らぎを感じさせるレスラーなんですね
この距離感の揺らぎを生み出すもの、これは二人の出自に大きく関係すると思います
btkこと有紗は、イギリス人の父親を持ったハーフ/ダブルの少女です
長州力は、本名は吉田光雄ですが、もう一つ郭光雄という名前も持っている
国籍はまだ確か韓国。韓国代表でアマレス五輪代表になったこともある
日本という国との距離感が、多分二人とも微妙、揺らぐ余地があります
これが間接的に、二人の「人との距離感の揺らぎ」を生み出しているんじゃないでしょうか
有紗btkの見た目は完全に日本人的じゃないですし、年齢的にもゆれる思春期
長州力も、レスラーらしからぬ長髪を売りにしたレスラーでした
両者ともに境界的な存在です。そして、そこにはエロチズムが生まれる
安定からはエロスが生まれないんです ゆれている、壊れそうなところからエロスが出てくる
「こんな子がこんなことを!」とか、「本当はいけないのにこんな…」とか
安定していない、揺らいだ状態、ヤバイ状態 これがエロい
だから、惹かれるし、ともすると引いてしまうこともある
それでも、また揺らいでるんですよ彼らは。ゆれながら存在する
btkは大きな口をあけてうさぎを笑っているし、胸揺れてるし、
長州力はチェーンソーでヤドカリ島田を追い回すんです
これをエロスといわないでなんと言うんですか?!
そういう臭い立つ揺らぎ、震える存在感、そういうものを感じながら
セーラームーン見たりWJプロレス見たりしていこう、と
そういうことを言っていると頭がおかしいと思われますよ!

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