1月8日 NOAH 日本武道館大会

  • 試合前

あんまり長文を書くと疲れるので今回はあっさり行きますよ。九段下の駅を降りるとすぐにガチオタの群れが!ファミマでチケの発券とかして、友達みんな合流。うち二人はプロレス初観戦、一人は二回目というメンバー。武道館に向かうに連れてえらい人が増える。売店で買い物してる人もたくさん。盛況だなぁ。

 いつものしょっきり。初観戦の二人はニヤニヤモードでした。ジャイアントスイング18回転して頑張ってた。でも、もう永源は大会場の大会に要らないと思う。地方限定でいいよ。そろそろ決断すべきだ。
 

 いつもの前座。唯一面白かったのが、川畑の「アックスボンバー!」と叫んでからのアックスボンバーかな。泉田と菊池は不仲ギミック。こういう試合に杉浦が混ざってるのは勿体無い。もっとちゃんとした試合見たい。
 

 マルビン・鼓太郎の浮遊感を再確認した試合。鼓太郎はやっぱりスピードとかすごいな。でもやっぱりちょっと技がぴしーっと決まらないところがある。あせってる?あとSUWAがジョン・ウーからトリプルFでピン取ったけど、SUWAいいんだね。仕事人の雰囲気でした。ヨネが全く印象残らなかったのも印象に残る。
 

  • 休憩

 男子トイレがものすごく混んでて並ぶ。廊下の売店コラコラ問答してる客と係員がいた。なんかパンフの印刷がおかしいとか文句つけてて、係員がガチ切れでした。「金イラネえよ忙しいからとっととイケ」とかゆってたよ。さすがノアだけはガチだな、ああ。席に戻る途中で某団体の代表を見かけた気がしたけど気のせいかな。

 いつもの前座その2。休憩後に田上佐野組はヤバイだろう。しかもそして相手に多聞ちゃん。試合を見ながら、新日オタの人が「いくら新日が落ちぶれても、ノアに金を落とす気にはならん」と書いてたのを思い出す。田上は去年の8月だかにGHCでスゴイ試合をしたらしい、にもかかわらず、あまりにもアレ。潮崎はもっとレベルの高い試合に組み込んで行ったほうがいいと思うがどうか。アパッチのほうがオモシレーとか思いながら見てた。
 

 モリシの復帰試合。秋山は入場だけで貫禄が、丸藤には華があるなあ。森嶋はさらに太くなっており、ワガママバディ度数を大幅アップ。しかも髪の毛を伸ばしてる。つっても動きのほうは長時間にならなかったり丸藤が頑張ったことによって、結構見れる感じだった。相変わらず、すぐに対角線ラリアットに頼ってる感もあり。最後はかなりゴッツリしたバックドロップで森嶋が橋からピン。まぁもう今日は森嶋デーだもんな。もっとバテバテ、グデグデを覚悟して行ったので(この前の矢口の最後のほうみたいの)、ほっと一安心という感じかなぁ。

 うーん、先に言うと、いわゆる四天王プロレスのあんまりよくない面の見本という感じがしたけど、違うかな?エプロンからの技とかはないんだけど、最初に高岩が餅つきしたりと大技連発して。そのあと一転じわじわペース。途中から高岩が雪崩式の技を連発、受けきった金丸が最後にまた雪崩式で勝つ、という感じ。場外が沸くことは沸くんだけど、いかんせんくどいかなぁ。雪崩式でしか試合作れないのか?という気がしてしまう。あ、なんというか、ともかく!大技連発で単調でした。
 

 もうねー、この試合は、入場だけで絵になるんだよな。ゾクゾク来る。花道を行く後ろ姿、4人並んだ立ち姿だけで、もう、ため息が出るわけです。力皇が頑張ってその中に入ろうとして、変なガウンを着て行ってしまったのはご愛嬌だけど。で、試合のスタイルも、4人ともものすごく個性がハッキリしているんだよ。もう説明不要ですわな。三沢と天龍なんか、お互いの代名詞であるチョップとエルボーだけでもう場内を沸かせまくるんだ。天龍はホントごつごつしすぎ!もうねー、エプロンサイドに控えていながら倒れこんできた三沢の頭をちょんと蹴ったりとか、いやぁ、なんつーか、自分の醸し出すものと行動が完全に一致していて強烈なレスラーとしての個性を確立していて、たまらん訳です。越中さんだって殺伐とした雰囲気の中にケツと独特の動きで味付けをして、やっぱり会場が沸いていく。職人だなぁ。んで、もう団体全体でプッシュ中の力皇なんですが、よかったよ。若さとか力強さがみなぎってる感じ。そういや3年ぐらい前に代々木で小川良成GHCやったときはドしょっぱかったもんなぁ。成長したんだなぁ。つか、無双っつーのはいい技だね、映えます。次回の武道館で小橋力皇戦で、まぁ小橋が勝つと思うんだけど、その試合内容と、その後の力皇をどう生かすかによって、これはノアの命運が別れると思います。もうそれだけのものを力皇は背負っていると思います。

 この二人も、もう入場だけで物凄い空気。たまらん。つーか、みのるのオーラがこの前のドームで飯塚とやったときとは比べ物にならん。当たり前なんだけど、でも、いやぁ、同じ選手かよ!って感じ。試合は、なんつーかことごとくスウェーしようとするみのると、一発でも当たったら恐ろしい小橋、小橋の豪腕ヘッドロック、みのるのしつこいしつこい腕殺し、みのるの卍固め、小橋の突っ込みチョップ(どサンピンチョップ?)ぐらいしか出ないのに、いつのまにか20分時間が過ぎていました。つまらん、と思った向きもそこそこいたようですが、いやぁ、なんつーかもうねー、ヘッドロックと腕殺しのやりあいだけでこんだけの観客をひきこんでいくのは、んもう、たまらないな。もうこれは技の撃ち合い試合にしなかったみのるの試合だったし、そのスタイルを自分のものに(無自覚に?)していった小橋も、いやぁ、当代一のプロレスラーですよ。最後に小橋がバックドロップ連発した時なんか、うすら寒いような怖さを感じたなぁ。こんなプロレスラー、日本に他にいないでしょ?もう、小橋は、なんつーか、突き抜けた存在になってるよ。

  • 試合後

 小橋がマイク。みのるに「また上がってこい」 観客には第一声で「あけましておめでとうございます」 いやあ、この、なんつーか狂人と常識人が同居しているのが、小橋の凄みなんだなぁ。あけましておめでとうございますって言うだけでカッコイイんだもの。痺れるんだもの。一見さんも「小橋カッコイイねー!」と大騒ぎされてまして、いやぁ、伝わるべきものは、伝わるんだなぁ。

<追記>
はてな内、他の方の観戦記をざーっと これからまた上がってくるだろうけど
結構何人も行ってるんですな PWA氏が自分の感想と逆方向のど真ん中だなぁ(笑)

http://d.hatena.ne.jp/soutenkor/20050108

http://d.hatena.ne.jp/arbmameo/20050108#p1

http://d.hatena.ne.jp/y141/20050108#p1

http://d.hatena.ne.jp/PureWhiteAngel/20050108

http://d.hatena.ne.jp/andysuzuki/20050108#p1

http://d.hatena.ne.jp/tenryu/20050109#p1

http://d.hatena.ne.jp/hen_k/20050108



あとこの写真すっごいよいね
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/photo/200501/08/a08/p06.html

<さらに追記>
コチラの方々も
http://d.hatena.ne.jp/ak9/20050109#p1
http://d.hatena.ne.jp/takahashiyusuke/20050109
PWA氏がTBくれて、こんな意見です ううんかなり違うな
コレについては詳しく書きたいんだけど、眠い…明日出来たら…
まぁ一言で言えば、自分は猪木を通過してないんですよね そこがでかいと思います
http://d.hatena.ne.jp/PureWhiteAngel/20050109#p2

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