小橋みのる戦についてもう少し





まずコレが昨日だーっとメモ書きしたもの。


 少し気になったのが、最後の最後で、みのるが、弱弱しく小橋を張り手して、それを小橋がずっとやられていた右腕のラリアットでぶっつぶして、3カウントだったんですが、その弱弱しい張り手のトコ、まぁ、なんつーか、演出的じゃあないですか。そこね、必要だったのかな?って思って、結構帰り道とか悩んだんですよ。もうねえ、あれ、完全にマンガの世界なんですよあのシーン。やりすぎなんじゃ?とか思ったんです。あざとすぎるというか、なんというか。でも、同時に、おおーっと思った自分もいるわけで、なんていうか、コレってかなり小橋ワールドなのかな、と。ずーっとみのるが自分の世界に引きずり込んでおいて、最後の最後で、小橋の熱血ワールドに入っていったのかな、と、そんなことを思いました。


 あと、id:PureWhiteAngel氏と試合の感想が逆方向のど真ん中な件について
これは、自分が最盛期の猪木を体験していないっていうのがでかいんだと思います。多分最盛期の猪木、いや昔のレスラーだったら、こういう展開の試合をもっと上手くやったんでしょうけど、全然知らないんですよそういう時代のプロレスを(ビデオ等で見せてもらった事はあるんですが)。自分はやっぱり入り口が鶴田VS超世代から四天王にかけての全日だった、というのがでかいです。なので、PWA氏の大嫌いな、頭で受身を取るようなプロレスが、やっぱり好きなんですね、単純にスゲーって思う。選手が壊れたらどうするんだとかいう意見には、四天王は全員まだまだ現役でやっていると思う(下手に真似するレスラーが怪我する)。とかそういう話はまぁ別にして、まぁともかくそういうプロレスから入って、そういうプロレスをしてきた小橋を見てきた。その小橋がヘッドロックだけで試合を展開していくっていうのは、もう、たまらんものがあったわけです。これはもう個人の文脈的な問題なので、だれにも共感されなくても仕方ないわけですが(笑)。PWA氏は小橋のこの前の試合、くどくてウソくさくて乗れないと書いておられましたが、なんつーかそれが小橋の特徴で、そこに乗れるか乗れないかは、もう黒田の「哲ちゃんカッター!」をご唱和出来るかどうかみたいな問題なのかもしれません。それに多分もっと上手い試合をたくさん見てきたら、もうあの試合に乗れないというのは、わかる気がいたします。と勝手に考えてみたんですけど、どうでしょ?

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