Perfumeの洗練と普遍性と多面性とミリキについて本気出して考えてみる

もともとはこちらの記事へ送ったトラバに対するリアクション(カウンターアトラクション)が
あったことについ昨日くらいにやっと気づいて、あースイマセン!と思ったことから始まるのですが
hypeのキドさんは以下のように書いていらっしゃる


hype |宇多丸師匠がPerfumeを紹介したラジオ

洗練するという道を選ぶとき楽曲的には「アイドル性」をそぎ落としていく方法を取る過程に多少の戸惑いを覚える自分なんかにしてみたら、それがいいことなのかどうなのか判断はつかないです。



まず自分が言っておかなければならないのが、元記事での洗練、と書いたのが
ただ単にスマートになるという意味だけではなくて、なんつーのかな
エンターテイメントとして受け入れやすく、綺麗にまとまっていく、ということであって
それはアイドル性とも相反することではない、と考えておるのです
簡単に具体的に言えば、振りのキレとかステージングってことじゃないかと思うのです


YOUTUBEでしか見ていないけれど、昔のぱふゅって、やっぱりなんつーか垢抜けない
超初期とか、振りもたどたどしくて、ステージングもいっぱいいっぱいで
そこが可愛らしいんだけど、でも、うおっ、まぶしっ!っては思わないわけですよね古い?


でも、今のステージ上の彼女らは、なんつーかフロアにいる観客を乗せるのが結構うまい
ここで盛り上がる、この振りはみんなやってくれる、そういうの知るって経験が必要で
今の彼女達の盛り上げ方と、フロアの盛り上がり方は、何年もの積み重ねの結晶なのだな、と
そしてどんどこ振りもキレてきてるし、カッコよくなっていく 普通に見てカッコいい
それが、自分の意味した「洗練」なんです


で、キドさんの語った「洗練」というのは、アイドルらしくなさ、音楽としてのスマートさ
みたいなものかなぁ、と思いますけれども(人の意見を自分なりに解釈してまとめるってむずいね)
よくこのブログにも顔を出してくださるid:ampleさんが、2006年10大ディスクに
ぱふゅのコンプリートベストを入れてくださった これは本当にうれしいことです
2007-01-01 - デロトイトblog


もちろん、自分がここのブログでわいのやいのさーわげとばかりに書いておりますし
そういう「お知り合い効果」が皆無であるとは言いません、言わないですけれども
ampleさんが挙げた、洗練された(って書くと語弊あるなー 普通に言えばカコイイ)10枚の中に
ぱふゅのベストは入った ampleさんは署名入りでベストを選んだ
大きく捉えることもないっちゃーない話ですけれども
でも、ぱふゅがmetamoと同程度のクオリティでしたら、これはきっとないわけです
あKBとかみたいなことをやっていてもありえない
ぱふゅの持つクオリティ、洗練性、フロアライクな音は、一つの壁を壊す力を持っているわけです


そして同時に、こちらもいつもお世話になっているid:glass-joeさんが
ぱふゅの動画に反応してくれている
この人も、非常に様々な音楽を聴いている、信頼の置ける方だと自分は思ってます
http://d.hatena.ne.jp/glass-joe/20061226#p1


ご本人が書いてらっしゃるように、元曲が好き、そして自分とのお知り合い効果があったり
そういうものも、もちろんある可能性もありますけれども
でも、ぱふゅの可愛さ、ステージング、そしてカバー曲のセレクト、そしてそのアレンジ
そういったものが総合された時、glass-joeさんに、一定のインパクトを与えた
これは間違いないことだと思うんですよ


そのほかにも、変態DJautomanくんや、プログレに詳しいdj_hakkaiさんなんかも
ぱふゅには反応してくれている いや、紹介していて非常に楽しいですコレは


自分は何度も書いていますが、ぱふゅのよさは、なんというか
いろいろな人間を巻き込める、というところだと思うんです
のっちは美形でルックスのアイドルレベル高いし(とりさんがブログで画像貼ってくれた)
かしゆかの清純なミリキはmaezonoさんが2007年の期待する10人に挙げる程です
あ〜ちゃんのMCのうまさ、そして美しさは語るまでもないでしょう


彼女達の振り付けやステージングは、スペイン人がアップしたYOUTUBEを通して広がり
そしてどんどんファンを増やしていった(いや、もちろん他の要因もあるけど)


楽曲はフロアライクなものから正調テクノポップなどなど「同じような曲」ばっかりじゃなくて
アイドルの歌う音楽にあまりミミを貸していなかった層にも広まろうとしている


ライブには、レコ屋の店員風から純正A-BOY、スーツのおっさんからかわゆい女子っ子
Bな感じのお兄さんから美大から流れてきたグループやらなんやらかんやらさんやらさ
まぁともかくいろいろいるわけです そしてぱふゅとガンガンコールアンドレスポンスするわけです
音楽のジャンルとジャンルのクロスオーバーが一通り試され全てがクリシェとなってしまった現在
本当に必要だった、リスナーとリスナー、ファンとファン、S極とN極が引き合う場が
ぱふゅのライブである、と、ワタクシはキチガイなのでそんなことばかり考えているのです


つーか普通に曲かっこいいし3人とも可愛いし振り面白いしMC楽しいし!


とか書いてるうちにだんだん疲れてきましたけどね まぁなんつうか
21日楽しみですね!カレッツァの面々も生で見れるしエヘヘ


<追記>
うああああなんだ俺結局キドさんに対するレスポンスをしてないじゃないかこのバカちん!
自分が言いたかったのは、なんというか
楽曲的には、従来の「アイドルらしさ」からどんどん離れていっていいと思ってます
むしろその方が巻き込める人が多くなるし もちろんB面とかにそういう曲を入れてくれてもいいのです


と、同時に、ステージングや振り付けや、ルックスなんかは、もうなんつーか
どんどんアイドル、現在進行形の、男性にも女性にも支持されるアイドルであってほしい
そう願っておるわけでございます


だってさ、前かがみになって客席に「コイコイ」ってやってサビに入りゃアーティストだなんて
そんなくだんないお約束やめようよ、って思うんですよね なんでみんなああやんの?決まり?


またヒートしてきそうなのでほどほどにしておきますが
TSPSの雪が降ってきて目の前で星を作ってそれが飛んでいく!って振りを完璧に見せてくれるほうが
表現として全然カックイイ むしろRebelですらあると思ってるわけですよおおおおお!!!
ゼェゼェハァハァ

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