インドの本格ヒップホップ映画が日本公開決定!
決まりましたね、日本公開。いやはやめちゃめちゃ楽しみなんですよ、「ガリーボーイ」。インドはムンバイの実在ラッパーをモデルにした映画で、これがかなりのヒットだったので、日本でも見れないかなあと思ってたんですが、10月の公開が決定しました。めでたい。
まずもって、音楽監修にNASが入ってるというのがすごい。大クラシックILLMATICのNASですよ!しかも映画のために作った楽曲がかなり良いんだコレ。聴かせる豪速球ビートに英語とヒンディー語のラップが乗ってくのが新時代感ありまくる。
1:NY se MUMBAI/NAS feat. DIVINE,Naezy,Ranveer Singh
Nas feat DIVINE, Naezy and Ranveer Singh - NY se Mumbai (Official Lyric Video)
わかりやすいところで言うと、ラッパー出身のウィル・スミスがめちゃめちゃ賛辞を送ってる動画。つか、ジーニー役やってた「アラジン」自体、アレ結構ボリウッド意識よね。
ちなみに、ウィル・スミスが「ヨ~!ランヴィール!」って呼びかけてる主演のランヴィール・シンはインド映画界のスターで、Forbes誌による2018年の稼いだセレブランキングで、8位につけてる。日本円にして12億ぐらい。
ちなみに嫁さんのディーピカ・パドゥコーンはハリウッド進出(「トリプルX:再起動」)もしてる。さっきのランキング4位、年収16億なのだ。ガチセレブなわけです。
ヒップホップ界の超大物、NASが音楽監修を担当し、当代のボリウッド・スターが主演を張る。めちゃめちゃお金と手がかかった作品だ、ということは理解していただけるでしょうか。
「ガリーボーイ」日本公開に向けての時系列を整理
実はこのブログ、日本でかなり早くインドのヒップホップを取り上げてる。2016年の1月にインドのヒップホップ特集記事を上げてるんですね。これ、国内で言うとめちゃめちゃ早いタイミングのはず。
この時、なんで記事化したかって言うと、偶然DJ KENSEIさんのブログ見てたんです。インドはムンバイのスラムの若者(しかもムスリム)がラッパーとして活動するショートフィルムが紹介されていたからなのだ。この記事が2015年11月。そして、2014年のムンバイショートフィルムフェスティバルで賞を獲っている。
そして、このショートフィルムの主人公、Naezyが、「ガリーボーイ」でランヴィールが演じる青年のモデルなんです。
調べたらここに日本語で詳しく映画の経緯をまとめたものがあるので読むとわかりやすいです。
ムンバイ、昔の名をボンベイは、言わずと知れた映画の都。そこで勃興したアンダーグラウンドなヒップホップ・ムーブメントがショートフィルムに取り上げられ、さらに大作映画として制作、公開されてインド国内で大ヒット!さらに日本でも公開される、という流れなんです。
「ガリーボーイ」劇中曲と、そのモデルたち
2:Mere Gully Mein/Ranveer Singh, DIVINE & Naezy
Mere Gully Mein | Gully Boy | Ranveer Singh,Alia Bhatt & Siddhant | DIVINE | Naezy | Zoya Akhtar
映画の主人公はNaezyというラッパーをモデルにしているんだけど、映画全体の楽曲を多く手掛けているのは、ムンバイのアンダーグラウンドラッパーの中でも顔役的な存在感を持つ(と、鈴木が勝手に思っている)DIVINE。映画にも、彼をモデルにしたラッパーが、主人公の相方として登場します。
この曲は映画「ガリーボーイ」の中では、役者陣がラップしてるんだけど、元々はDIVINEとNaezyによる2015年の曲。インドの伝統楽器とシンプルでタイトなエレクトリックビートが印象的です。MVの作りがほとんど同じ。もともとのクオリティの高さもさることながら、作り手のオリジナルに対するリスペクトを感じます。
3:Azadi/DIVINE & Dub Sharma
Azadi - Gully Boy| Ranveer Singh & Alia Bhatt | DIVINE | Dub Sharma | Siddhant | Zoya Akhtar
こちらもDIVINEの既存曲が映画で使用されている「Azadi」。耳に残る"Azadi!"という声のループとベースライン、ダークでアブストラクトなテイスト。
オリジナル版のトラックも上がっていて、こちらはラップ無し。この時点で相当出来上がってる。この曲は、下敷きとして学生運動のスピーチがあるようで、ここら辺のストレートにポリティカルな感じ、ものすごく正統派ヒップホップじゃないですか!
4:India 91/MC Altaf, MC TodFod, 100 RBH, Maharya & Noxious D
India 91 Ft. MC Altaf | MC TodFod | 100 RBH |Maharya & Noxious D | Unofficial Video| Extended
こちらも映画の中で使われてる楽曲「India91」。映画のモデルになっているDIVINEもNaezyも参加していないんだけど、ムンバイのラッパーがマイクリレーしていく姿、ヒップホップ好きな方はグッと来ませんか?
で、「India91」のMVは、2017年に作成されたadidasがムンバイのラッパーをフィーチャリングして作成した楽曲「Suede Gully」のMVを使いまくってます。そっちの曲もマイクリレーもので、DIVINEが参加。あとで取り上げるデリーのPrabh Deepも出てきたりと、インドのヒップホップがメジャー化していく上で重要な一曲なのでは。
というわけで、全世界が注目するインドのヒップホップシーンから20曲選曲、と思って記事を書いてたんですけど、2019年にリリースされた楽曲だけでかなり面白いことになってるんですよ。クラシックなものは別の機会に回して、これ以降はすべて2019年に発表された楽曲をガッツンガツン貼ってきます。
ちなみに、軽刈田凡平さんの特濃なブログによる記事と、「ガリーボーイ」についての日本語ブログ、そしてApple Musicのプレイリスト「インドアーバン新世代」を参考文献&参考リストにしております。より詳しくはそちらにあたってみるとさらにいろんな発見があるかも!
盛況極めるムンバイ・アンダーグラウンドシーン
5: DHYAN DE/EMIWAY X KRAYTWINZ
ムンバイ出身で、ここ数年でめちゃめちゃ人気になってるラッパーがEMIWAY。YOUTUBEの再生回数、数千万~1億とかですよ。2014年頃の動画では線が細くてフロウもゆるゆるなんだけど、最近は早めのフロウにルックスも風格が出てきてる。この曲はビートが伝統楽器と打ち込みのハイブリッドな感じで面白い。30秒ぐらいから曲になります。
EMIWAYは、なんかインド国内とかパキスタンのラッパーとDIS合戦をやりまくって名前を上げてるっぽいんですよね。DIVINEともやりあったのかな?ムンバイを代表するラッパーの一人になってるけど、「ガリーボーイ」に全くかかわってないのはここら辺が原因なのかもしれない。
ちなみに、EMINEMのLose Yourselfをサンプリングしたトリビュートソングとかもあります。
6:The Warli Revolt ft Prakash Bhoir/Swadesi
The Warli Revolt ft Prakash Bhoir | Swadesi | Azadi Records (AZR012)
インドのラップミュージックって、トラックに伝統音楽の要素が結構強いんですよね。そしてそれが、軽薄で安直なベタさではなく、独特の濃ゆい味わいに繋がっている。「India91」にも参加したMC Tod Fodを擁するSwadesiの新曲は、完全に伝統音楽のトラックにラップが乗っかっていくスタイル。めっちゃめちゃカッコイイです!
7:Khaari Baat feat. Mc Mawali, Mc Tod Fod, Maharya, 100 RBH/Bandish Projekt
Bandish Projekt - Khaari Baat feat. Mc Mawali, Mc Tod Fod, Maharya, 100 RBH (Official Video)
こちらもSwadesiの面々が数多く参加した曲だけど、先ほどの曲とは一転して、完全にダブステップ以降のベースミュージックっぽいトラックにラップを乗せている。伝統音楽一辺倒じゃないのがインドのヒップホップシーンの面白さだと思います。あと新聞配達のオジサンたちをがっつり映したMVもいい感じ。
8:Mumbay feat. MC Mawali/Sarathy Korwar
こちらもSwadesiメンバー、MC Mawaliが参加。曲、タイトルからして「Mumbay」とド直球なんですが、完全にジャズ!映画の都ムンバイって、スタジオミュージシャンとかも多いだろうなーとか思うと音楽の面でも非常にハイレベルなプレイヤーがいるのは納得なんだけど、しかしジャズとラップに合わせた高画質で流れゆくムンバイの街並みがめちゃめちゃ魅力的。これも最高でしょ。
9:Dil karta Chod du rapping/SHETTY SAA
Dil karta Chod du rapping | SHETTY SAA | SHETTY PRODUCTION | REFIX | APRIL 2019
多分ムンバイのラッパーを本気で追おうと思ったら、現地で生活しないとどうしょもないだろうし、次から次に現れるのでYOUTUBEで追うだけでもめちゃめちゃ時間がかかる。SHETTY SAAという人、iPhoneで撮って画像加工しただけのMVなんだけど、トラックがめちゃめちゃイイんだよ。アブストラクトでsoup-diskから2000年あたりにリリースされててもおかしくない。ループと高速フロウだけでハマらせてくれる。
10:CHARLIE/Malfnktion feat. Shayan Roy
Malfnktion feat. Shayan Roy - CHARLIE (Official Music Video)
これもキックが重たくてカッコイイですよね。インドの伝統音楽って基本的に低音を重視していないらしい、というのを前回の記事で記述したんだけど、数年たって完全にキックが重要だっていうのが理解されてる感じ。ちなみにこの人らもムンバイ出身みたいなんだけど(Facebook確認した)、それ以上のことがちょっと調べただけじゃ全然わかんなかった。そのくらい、どんどん新しい人が出てきてるのだ。
11:Zeher/Kaam Bhaari
こちらはベースミュージックっぽい音。アメリカのヒップホップから影響を受けてるだけじゃなくて、歴史的経緯からかUK系の音も鳴ってるし、伝統音楽を取り入れてる人たちもいるしで、ともかく音楽的に多様で豊かなのが2019年現在のインドスタンヒップホップの特徴かも。で、MV見てたらランヴィール出てくるじゃん!と思ったら、ランヴィールが設立した音楽レーベルからリリースされた曲らしい。本気でやってるんだなーすげーわ。
12:DOPAMINE/Hard Kaur Feat Joshua Singh
DOPAMINE || Hard Kaur Feat Joshua Singh || The Private Album || ( Lyrics in description box)
この曲はよれたビートとか浮遊感のある上物が印象的。J DILLAとか好きな人におススメしたい感じ。現在39歳のベテランフィーメールMC、ハード・カウルの新曲なんだけど、この人も最近の流れに全然乗り遅れてない感じで頼もしいですね。
13:Main Wahi Hoon/Raftaar feat. KARMA
Main Wahi Hoon - RAFTAAR feat. KARMA | The School Song
ムンバイのラッパーはアンダーグラウンドだけじゃなくて、ボリウッドラッパー、つまりはメジャーなフィールドでやってるラッパーもいるんだけど、そのなかでもRaftaarは新時代にもキャッチアップしてる感じが強い。
アンダーグラウンドの若手ラッパーKARMAをフィーチャリングしての学校ソングは、正統派なビートにベースラインが安定感あるし、そこにちょっと8bitっぽい音が乗ったりしてかなり面白い。
14:Jam Session/Bohemia&Raftaar
Bohemia & Raftaar Jam Session | Kurbaan Hua | McDowell's No.1 Yaari Jam |
一方、Raftaarとパキスタン出身のベテランであるBohemiaとのセッションは後ろの生演奏と合わせて非常に豊饒でいい感じです。こういうのも好き。
ちなみに、名優ナワちゃんとのコラボ曲もあったりします。ナワちゃん、ホント大物俳優だからね。 Raftaarの人脈の広さは、流石って感じです。
15:Funky Lambo/Benny Dayal Ft. Jonita Gandhi, Brodha V, Funktuation, The Hornflakes
Funky Lambo - Benny Dayal Ft. Jonita Gandhi, Brodha V, Funktuation, The Hornflakes
セッションモノをもう一本貼っておきましょうか。もうこれラップがメインじゃないんだけど、バンガロール出身のラッパーBrodha Vが参加してるので。ボリウッドの有名プレイバックシンガー(映画音楽歌手)のベニー・ダヤルが、共に活動してるバンドFunktuationをバックに、歌手のジョニータ・ガンジーとBrodha Vとセッションしてる曲なんだけど、これが豊かで美しい。たとえが古いけど4HEROのフュージョン路線みたい。
ムンバイだけじゃない!インド各地+パキスタンの注目トラック
16:Khat/Prabh Deep
先ほど、バンガロール出身のBrodha Vを紹介したけど、ムンバイ以外にもヒップホップシーンがいろいろな都市に存在しているみたいなんだけど、デリーのPrabh Deepの存在感は抜けている。2015年リリースの「Feel Me」なんて大クラシックなんです。
そのPrabh Deepが今度アルバムをリリースするらしくて、ちょこちょことYOUTUBEに上がってるんですけど、これ全部良いんですよ。インドで流行ってる音よりも、例えばシティポップから影響を受けた韓国のヒップホップみたいな音が鳴ってる。ムンバイ勢とはもう全然違う文脈っていう感じで、この人たぶんいろんなところにアンテナ貼ってるんだと思う。アルバムめちゃめちゃ楽しみ!
17:LOWKEY/MC STΔN
MC STΔN - LOWKEY | OFFICIAL MUSIC VIDEO | 2K19
ムンバイよりも少し内陸寄りの都市、プネー出身のMC STΔNは、先述のEMIWAYとDISりあいしてたみたいですが、日本で言えばKOHHとかに近いかな?細身で不健康なラッパーが不安定なトラックに乗せていく感じで、ムンバイの正統派ごっついラッパーたちとは一線を画す雰囲気があります。何が言いたいかっつーと、ともかく多様なんだわ。
プネーで2018年にサイファーしてる動画もありますが、まだまだ若いシーンなんだろうなーっていうのが伝わってきます。大都会ムンバイよりも、ちょっと土の匂いが強いのがたまらんですね。
18:ABKI BAAR KAUN/ADIACOT
ADIACOT- ABKI BAAR KAUN (Official Music Video)
こちらはコルカタ(旧カルカッタ)のADIACOT、こちらもトラックが面白いっていうか、そう来たかーって感じで、哀愁漂うフィドルのループを使ったかと思いきや、サビではギターが爆音っていう。MVのギター完全に弾いてないっていうあたりもキュートです。
コルカタの面々を集めてラップしてる動画もあるんだけど、タイトルにサイファーってあるけど、完全にマイクリレーで、逆に言うとインドのヒップホップシーンでは、みんなが集まってラップしたら全部サイファーなのだ。それだけサイファーが定着してて、つまりはセッション文化なのだ、と理解しております。
19:Chal Nikal/Fotty Seven
Chal Nikal | Fotty Seven | Hindi Rap | (Prod. Rebel 7)
こちらはデリー近郊のグルガオン出身のFotty Seven。とかいろいろ言ってますけど毎回都市名でググって地図で位置とか調べてます。ムンバイがインドのヒップホップシーンの中心なんだろうなーっていうのはわかるんだけど、同時にインド全土にヒップホップが広がってきてることも間違いなさそう。
インドは広いし多言語国家なので、文化の広まり方にもいろんな要因があると思うんですよ。これYOUTUBEに楽曲上がったら、地図上に全部プロットしていったら面白そうだけど、南のタミル語圏とかでもこんなに広まってたりするんだろうか?
20:YOUNG STUNNERS/Shaking My Head
Shaking My Head | #SMH | FUROR | Talha Anjum | Talhah Yunus [Official Music Video]
最後だけ、インドから国境を越えてパキスタンのグループ。でも聴いてて、ヒンディー語と似てる単語がある?と思って調べたら、パキスタンのウルドゥー語って結構ヒンディー語と相互理解可能だったりするみたい。ここらへん全く知らなかったから興味深かった。
いや、さっき上げたBohemiaもパキスタン出身だし、イスラム教国家だけどこれだけヒップホップもちゃんとある、と考えると、インドでももしかするとイスラム教徒の多い地域の方がヒップホップが広がってる?とかいろいろ考えております。アメリカのラッパーでムスリムの人結構いるし。
2018年の曲なので大きく取り上げませんが、YOUNG STUNNERSではパキスタン・加スールで起きた幼女強姦殺人事件を悼む曲「Dear Zainab」も必聴です。南アジアでは、ヒップホップが社会とか政治とかに直結してる感じが強いんですよ。
番外編:ムンバイ・アンダーグラウンドの面々を知る動画たち
最後に、もう一度ムンバイに戻って紹介しそびれた動画をご紹介!
Voice of the Streetsシリーズ/Dub Sharma,Dee MC,MC Altaf,KR$NA
Voice of the Streets Ep.06 - Dub Sharma
Voice of the Streets Ep.07 - Dee MC
Voice of the Streets Ep.03 - MC Altaf
Voice of the Streets Ep.04 - KR$NA
これどうやって紹介しようかなーと思ったんだけど、「ガリーボーイ」本国公開の際にムンバイのいろんなラッパーを紹介する動画が上がってて、このシリーズがめちゃくちゃイイんです。映画に楽曲提供しているDUB SHARMAを筆頭に、美人なDee MC、先ほど紹介したIndia91に参加してるMC Altaf、そしてKR$NAと、何よりトラックが良いんだこのシリーズ。誰が作ってるかクレジットが入ってないのが惜しい!
Meet Some of the Rappers Who Inspired the Ranveer Singh's 'Gully Boy' | The Quint
ここら辺のムンバイアンダーグラウンドラッパーについて、「ガリーボーイ」に登場しないあたりをまとめた動画もあって、これがまた最高なんですよ。すげー小っちゃい少年がラップしてるのも良い。
Kya Bolta Bantai? - The Rise of Mumbai Rap
ともかく映画になってるぐらいなのでドキュメンタリー動画も掘っても掘っても掘りきれない。あーこっちもあった、こっちもあったってなります。こっちの動画ではサイファーシーンが見どころなのと「ムンバイはメタルシティだった」ってコメントがあったりして、これも興味深い。
Arshaq Malik & 47k - Joint Custody (Full Album Stream) | Elements
あとは楽曲単位で紹介できなかったんだけど、これもムンバイの人たちだったかな?Arshaq Malik & 47kの新譜がアルバム全体の試聴が出来ますが、これがまたダークでメランコリックでめちゃめちゃカッコイイんだわ。
Mystic Jounetsu ミスティック情熱 - Ibex feat. Hiroko beats by Kushmir
Best Chill Hip Hop Song | Mystic Jounetsu ミスティック情熱 - Ibex feat. Hiroko beats by Kushmir
最後に、どのタイミングで紹介しようかなーと思ってるうちにトリを取ってもらうことになっちゃったんだけど、ムンバイのibexというクルーが日本人シンガーを起用して日本趣味バリバリ、日本語でもラップしちゃう!というハイブリッドな曲もあります。
これだけ貼っても2019年上半期にしか過ぎない!なんてシーンだ!
いやー、貼った。めちゃくちゃいっぱい貼った。で、ここまでにご紹介した楽曲、2019年の上半期にリリースした曲だけですからね(既存曲の再録もあるけど)。どんだけ煮え滾ってるシーンなんだってことですよ。もしかすると、これからもっともっと展開していくかもしれないなーとか思いつつ、今回は以上です!あー書くのにめちゃめちゃ日数かかった…。