GirlsPlanet999とPRODUCE48を比較して気付く、二つをつなぐ一人の練習生

やー、もうガルプラ終わって1週間経つんですね。なんかめちゃ過去のような、まだ昨日までやってたような、なんか不思議な感じであります。

いろいろまとめた記事を下書きに入れてたんですが、なかなか執筆時間がとれずに1週間たち、しかも今日はIZ*ONEのデビュー3周年なんですよ。

うーむ、この記念すべき日にガルプラで記事上げるか?とか多少は悩んだんですが、PRODUCE48→IZ*ONEと、GirlsPlanet999をしっかり比較しながら語ってもよいだろう、と考え至り、こういうタイトルになったわけです。

別のグループだから比較しないで―とか、Kep1erがIZ*ONEになれるわけがない、とか、まぁいろいろあるとは思いますが、絶対に同じことにはならんから大丈夫だと思うんですよね。

I.O.IとIZ*ONEって、ある程度は比較されたかもしれないけど、まぁ全然違うじゃないですか。それぞれの道を進むにつれて、全く違うのが当たり前になってくる。

まぁ、違うからこそ、PRODUCE48とGirlsPlanet999は比較しがいがあるな、と思うわけですね。

PD48とGP999の自己紹介動画ランキングと最終順位を比較する

で、今回何がやりたいかというと、PD48も、GP999も、自己紹介動画が公開された直後に、再生回数でランク付けしてるんです。だいたい1日にどのくらいの再生回数になったか、という数字です。これを双方でやってる人ってあんまりいないんじゃないですかね…いたら申し訳ないですが。

nanjamon2.hatenadiary.jp

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この、自己紹介動画の再生回数っていうのは、つまりは「プログラム開始直後、番組開始前の注目度」の指標だと思うんですね。事前注目度、と言ってもいいかもしれません。

この事前注目度と最終結果が、あまり変わらなかったら、事前の人気で結果がかなり決まってたことになって、番組の影響が小さかった、ということになりますよね。

逆に、事前注目度が低くても、最終順位が高い人がいたら、それは、番組を通して人気度・認知度が上がった人、ということになります。ですよね?

というわけで、今回は、GirlsPlanet999と、PRODUCE48それぞれの、自己紹介動画再生回数と最終順位の比較をしてみました。表と数字ばっかですがどうぞ!

GirlsPlanet999の自己紹介順位と最終順位の比較

GirlsPlanet999→Kep1erの自己紹介動画24時間後の再生回数ランキングと、最終順位の比較表(全体とグループごと)。

自己紹介→最終順位でランクが低下した場合は水色、1~4の上昇はピンク、5~9の上昇は緑、10~19の上昇は黄色、20以上の上昇は赤。

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これを見ると、Kep1erメンバーの中で、全体、グループともに大きくランク上昇しているのが、キム・ダヨン(全体26上昇、グループ内8上昇)、シェン・シャオティン(全体26上昇、グループ内7上昇)、ソ・ヨンウン(全体37上昇、グループ内11上昇)。

この3人については、事前の知名度や人気よりも、番組を通した人気の上昇があったと考えられる。ただ、ダヨン、シャオティンについては、シグナルセンターを担当しているため、番組期間中に人気が急上昇したのは、ソ・ヨンウンだと言える。

この3人に次いで、番組内で人気が上昇したのがキム・チェヒョン(全体9上昇、グループ内5上昇)とカン・イェソ(全体10上昇、グループ内2上昇)。

一方、バヒエ、ユジン、ひかる、舞白の4人は、事前(ひかるはシグナル曲)からすでに人気が確立されていた。9人中の半数近くが、ある程度「固い」投票行動で支えられていた。

そして、事前注目度が低かったにもかかわらず、最終審査まで残った、つまり番組を通して人気を上げていった参加者が、軒並みデビューできなかったのも今回の特徴。

さらに言えば、順位発表式では順位を落とし、最終的に14位に終わった川口ゆりなは、実は番組開始前にはさほど注目度が高くなかったため、事前注目度と最終順位を比較すると、むしろ上昇している。

彼女に対するスポットを早めに強く当てすぎたために生まれた反発や一種の余裕が、最終的なデビューの妨げになったのではないか、という感じがします。

PRODUCE48の自己紹介順位と最終順位の比較

こちらは、PRODUCE48→IZ*ONEの自己紹介動画ランキングと最終順位の比較表(圏外は全体25位以下)。最終的な順位は操作されたものとは言え(操作されていたからこそ?)、自己紹介順位から20位以上ランクアップした練習生が4人(ユリ、イェナ、へウォン、ミンジュ)、10位以上ランクアップが5人(ウォニョン、奈子、仁美、ウンビ、チェウォン)加入しており、「番組を通した成長」を演出した形になった。

また、自己紹介順位が10位以内だったのは、宮脇咲良、アン・ユジン、イ・チェヨンの3名のみ。事前注目度が高かった練習生を、あまりデビュー組に選ばなかった、といえる。

イ・カウンを意図的にメンバー入りさせなかったことを考えても、フレッシュ感のあるグループを意図して組んだことは間違いない。

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やっぱり、ソ・ヨンウンはすごいんだわ、って話になっちゃう

もうなんか予想してた人もいるかもしれないですけど、そういうことなんです。ガルプラという番組を通して、大いに人気を上げたのが、ソ・ヨンウンなんです。

やっぱり、最後の追い上げというか、注目度の上がりっぷりがすごかったじゃないですか。UNIVERSEアプリでの投票バトルでも、桁違いの戦いを2回ほど制してた。

マスターが選ぶトップ9に入った後、ずっと9位以内に入らなかったのが良かったんだろうな、とも思います。自分もヨンウンに一日も欠かさず投票してたんですが、最後に追い上げていくっていう、なんというか一種のグルーヴ感があったのは間違いありません。

そして、これが、なんというかサバイバルオーディション番組の面白みなんだと思うんですよ。番組を通して、人柄とスキルがわかっていき、そこに魅力を感じる人が増えていく。群衆の中に埋もれていた一人の少女が、メキメキ頭角を現して、スターダムにのし上がっていく

これは自分の感覚的に言っても、そして数字的な変化を見ても、ソ・ヨンウンが、サバイバルオーディション番組の醍醐味を感じさせてくれる存在だったことは間違いないと思います。

そして、その醍醐味を大事にしていたのが、PRODUCE48の制作陣だったと思うんですよね。お金の発生するところで大々的にうそをついてやっていたので、歓迎すべきものではないんですが、同時に、「番組を通した成長と人気の上昇」というのは、彼らの判断基準の中に常にあったんだと思います。

番組を通して見終わったときに、「この番組、やる意味あったの?」って思うか、「この子と一緒に走り抜けた…燃え尽きた…」と思えるか、やっぱり、そこらへんの爽快感は、かなり違うと思うんです。

だから、もしも、Kep1erのメンバー内に、番組を通して人気が上昇していった参加者がもう少し入っていたら、まぁなんというかもっと、納得感というか爽快感のある結果になっただろうな、という感じはしています。

フー将軍とか、ボラちゃんとか、ぶんてつも、紗奈も、マヤちゃんも、スヨンにゃんもチャオも、誰も入らなかったんだもんな…。やっぱり寂しいですよ。

で、余談ではありますが、GP999の最終週には、いろいろな参加者のファンダムと、いろいろなアイドルのファンダムが同盟を組む、という展開がありました。その中で、IZ*ONEメンバーであるイェナ&ユリのファンダムと組んだのが、ヨンウンのファンダムでした。

まぁ、なんというか、そりゃそうなるよな、って感じですよね。ヨンウン、初期からイェナに似てるってずっと言われてたし。

twitter.com

たぶんこれ消える動画だと思いますが、ヨンウンがGP999の探索戦でやった「Kick It」を、イェナが「ストリートトロットファイター」でやるっていうのがあって、これ完全に番組側も狙ってますよね。

www.youtube.com

おまけ もしもPRODUCE48練習生でKep1erを組んだら…

最後に、国籍編成とかなるべく変えず、全員IZ*ONEにならなかった練習生で組みました。結果的に、これはこれで見てええええ!ってなってしまったw

1位 事務所的にも1位! チョ・ガヒョン
2位 参加に賛否両論あったけど 松井珠理奈
3位 ベテランの美しき挑戦 イ・カウン
4位 番組が猛プッシュ 後藤萌咲
5位 番組を通して成長した ハン・チョウォン
6位 超かわいい系 キム・ナヨン
7位 ダンスとラップで目立つ キム・ドア
8位 安定感あるまとめ役 パク・ヘユン
9位 Cの誇る圧倒的ビジュアル ワン・イーロン

っつか、これやって気づいたんですが、PRODUCE48のガヒョンとGirlsPlanet999のチェヒョン、似てません?マジでガヒョンは一緒に出たのがウォニョンとユジンじゃなかったらもっと目立ってたよね…。

というわけで、ガヒョンとチェヒョンは似てる、今日はそれだけ覚えて帰ってください。GP999とPD48をつなぐのはチョ・ガヒョンです!解散!

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