ネットレーベルとニコニコ動画と音楽の新しい流れの走り書き

ネットレーベルというか、フリーダウンロード出来る音楽の多さ
無料で様々な音楽に触れることが出来る 居ながらにして
都市の大規模外資レコード店の試聴機の前まで行かなくても
最低限必要なのは安くていいのでパソコンとプロバイダ契約
物を手にする意味、ジャケを手にする意味もあるけれど
それ以上に、ほとんど対価を支払わずに、新しい音楽が聴ける
これまで知らなかった音楽家を知ることが出来る
レコード会社やらなんやらとの政治的な駆け引きとかなんとか
どんな音楽を聴いても同じような褒め言葉しか出てこないライターとか
そういうものと(あんまり)関係ないところで様々な音楽が
放ち手の元を遠く離れて、遥か彼方の誰かの耳に届くという事態
音楽自体のスタイルというよりも、その流通のスタイルに変化
この流通スタイルが当たり前になった世代が確実に出てくる 10年後
そこで起きる変化がどんなものなのか、今は全く予想もつかない
10年前、いや5年前、これだけ音楽が無料になると思わなかった
tomadくんじゃないけど、JASRACが悪い冗談になる時代が来るのか


ただやはり自分ですら
音楽での収入なくしてクオリティ保つこと可能なのかと思うけれど
それほどのクオリティを本当に必要としているのかな
いわゆる「玄人」たちしか違いがわからないような音質の差のために
何百万とかけること
それも大事だとは思うけれど
その音質がないからと言って、創造の手が休められてしまうことは
創造の手が潰されてしまうことは
本末転倒じゃないのか


こうしたフリーダウンロード音楽から
メイクマネー出来る存在が出てくれば面白い いや出てくるはずで
そうしたことも含めで、デートはハレパンリミックスを考えたのか
それともただ単にリミキサー探して交渉してギャランティ払うのケチったか
ともかく面白いことに繋がればと思っている
動かなければ何も起こらない 動けば、良くも悪くも、何か起きる


だがしかし、だがしかし
情報を貪欲に貪る、好奇心に満ちた人々と同時に
与えられたモノを享受することで満足する層の人々もいる
貪欲な層と無関心な層の格差が広がって行くのだろうか
世の中に限られた音楽しか存在しないと無意識に信じる人々と
世界中に限りない音楽達が散りばめられていると感じる人々


もしかするとニコニコ動画マッシュアップブームは
新しいモノを探すよりも、古いモノを振り返る流れ
音楽自体が一つの作品として完結するのではなく
さらに手を加えられ、新たな意味合いを得ることが当然になる
リミクスですらない さらに進めば「歌ってみた」


創造的な行為と消費行動が同時に起きてる


YMO吉幾三は同時代に活躍したわけで
当時にただおら東京さ行くだを東風に載せるというアイデアはなかった
というコメントを見たときに、ガツンと来たというか
音楽というもの自体に対する意識が20年で全くもってかわっとる


技術の変化は表現の変化でもある
良くも悪くも「時代は変わる」 下手すりゃTBHすら置いていく


ああもしかするとその権化がPerfumeなのか?
いや、まだ、まだ過渡期なんだろう


しばらく「アイドル」的な複数人数グループはダメだろうな
この場合のしばらくって、下手すりゃ数年
SPEEDのあと、どれだけの涙が流れたか
だけど、この「ダメ」も、どうなったらダメなのか
たとえ大してセールスを伸ばさなくても、デートピアは面白い


価値を「CDが売れた」に置かないこと
それがこれから大事になる


もしかすると、音楽の主流が
本当の意味でライブになるのかもしれない
デジタルが故にライブの復権
当然の装備としてのクラブミュージック
そしてそこにライブスペクタクル


これからは権利商売のフェーズじゃなくて
音楽やショウビズの本質に立ち戻るべき時代なのかもしれない


そういう意味で言えば、アイドルというアートフォームは
やはり途轍もなく可能性があるのではないか


もしかすると、アイドル=先端のアートという認識が
そろそろ生まれるのかもしれない
その萌芽がもう感じられる
四つ打ちビートにホーンセクションを従えたアイドルが居てもいいわけ


どうしても考えがこっちの方にいってしまうま


またフリーダウンロード音楽特集します
XLR8Rのレベルが高すぎる

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