Queendom Puzzleは続・PRODUCE48なのか?そしてその後ろに見えるのは

またこんな表を作ってしまった…。

いよいよ始まる新サバイバル番組「Queendom Puzzle」

というわけで、Queendom Puzzleの全出演者が発表になりましたね。既存グループのメンバーを組み替えて新しい7人組を作る、というサバイバル番組。6年ぐらい前に「THE UNIT」ってあったなーと思い出す方も多いと思います。

で、1次ラインナップ発表の時点ですでに、IZ*ONE出身のイ・チェヨンとLABOUMのヘインが序盤で降板したという発表もなされておりました。

mdpr.jp

結局、番組に出演するのは26人ということになりそう。とりあえずざざっとデビュー年順に並べます。高橋朱里さんはAKB48としてのデビュー年とその時の名前で。

元48Gの日本人2人がめちゃくちゃデビュー早くて、AOAドファからWekiMekiエリーまでが第3世代、そしてCherry Bullet・Rocket Punch以降から3.5~第4世代という感じでしょうか。

  現・元所属 デビュー
白間美瑠 NMB48 2010
高橋朱里

AKB48

Rocket Punch

2011

2019

ドファ AOA 2012
ヘイン(降板) LABOUM 2014
ケイ 元Lovelyz 2014
イェウン 元CLC 2015
ヨルム 宇宙少女 2016
ジュイ MOMOLAND 2017
エリー Weki Meki 2017
チェヨン(降板) 元IZ*ONE 2018
ファイ BNK48 2018
チェリン Cherry Bullet 2019
ジウォン Cherry Bullet 2019
ボラ Cherry Bullet 2019
スユン Rocket Punch 2019
ヨニ Rocket Punch 2019
ソウン Weeekly 2020
ジハン Weeekly 2020
スジン Weeekly 2020
ゾア Weeekly 2020
ウヨン woo!ah! 2020
ナナ woo!ah! 2020
サンア LIGHTSUM 2021
ユキ PURPLE KISS 2021
リイナ H1-KEY 2022
フィソ H1-KEY 2022
ジウ tripleS 2022
ソヨン tripleS 2022

Queendom Puzzle出演者は明らかにPRODUCE48との縁が深い

で、このラインナップを見て、もう既にお気づきの方も多いと思いますが、PRODUCE48出演者が多いんです。

本人が出演したのは以下の4人。特に最終回まで残った日本人二人が出演しているのはインパクトがかなり大きい。

白間美瑠 (最終20位)

高橋朱里 (最終16位)

スユン(最終47位)

リイナ(最終73位 イ・スンヒョンとして)

さらに言えば、PRODUCE48に本人は出演していないけれども、グループのメンバーが出演していた、という参加者は以下の7人です。

Cherry Bullet ジウォン・ボラ・チェイン(ヘユンが出演)

LIGHTSUM サンア(チョウォン・ナヨン・ユジョンが出演)

PURPLE KISS ユキ(ゴウン・元メンバージウンが出演)

Rocket Punch ヨニ(ジュリ・スユン・ソヒが出演)

H1-KEY フィソ(リイナが出演)

付け加えると、AOAチャンミ=ドファは、PD48放送前の「偽出演リスト」に名前が載っていたんですよ。リストに入っていながら出演しなかったもう一人、チェ・ユジンは、ご存じの通りPRODUCEシリーズを実質的に引き継いだ「Girls Planet999」に出演。最終メンバーに選ばれて、現在Kep1erのリーダーとして活動しています。

news.kstyle.com

本人出演・他メンバー出演に噂レベルも含めると、全26名中の合計12人がPRODUCE48に縁がある。イチェヨンが出演してたら、13人ですからね。ほぼ半数。

ちなみに、PRODUCE101は本人出演がWekiMekiのエリーと、他メンバー出演がCLC・宇宙少女・MOMOLANDの3組で縁があるのが合計4人、GP999が本人出演が2人(Cherry Bulletジウォンとボラ)と、他メンバー出演がCherryBullet、CLC、tripleSで縁があるのが合計6人。やはり、QueendomPuzzleは、PRODUCE48を意識したキャスティングだと感じられます。

先に始まった「OUT OF 48」もPRODUCE48を思い出させて…

これに先駆けて4月20日から放送開始されているのがOUT OF 48」。48グループの若手メンバーと、一般参加者をオーディション形式で選んでいって最終的に新グループを結成する、という内容です。

www.ntv.co.jp

「見届け人」(しかも前田公輝!轟!!)がいるところとかめちゃPDシリーズ感ありますが、PD48で最終回まで残った下尾みうさん筆頭に、PD48の地獄ブンバイヤ組から千葉恵里さんに、永野芹佳さん、浅井七海さんもPD48組。

で、先日の第6話では、グループ審査の課題曲が発表されたんですが、グループ下尾がIZ*ONE「FIESTA」!これ完全にPD48意識しまくってるでしょ。

mdpr.jp

グループ審査チーム・楽曲一覧
<倉野尾チーム>
E-GirlsごめんなさいのKissing You
倉野尾成美永野芹佳、山口結愛、八木愛月、田中怜衣(一般参加者)、鹿又茉奈(一般参加者)

<小栗チーム>
TWICE「Candy Pop」
小栗有以、山崎空(※「崎」は正式には「たつさき」)、新井彩永、福岡聖菜、成石亜里紗(一般参加者)、永井くるみ(一般参加者)

<佐藤チーム>
ITZY「WANNABE」
佐藤綺星、浅井七海、坂川陽香、平田侑希、松本乙華(一般参加者)松尾咲良(一般参加者)

<古山チーム>
IVE「LOVE DIVE」
古山菜々美(一般参加者)、中村釉香(一般参加者)、徳永羚海、長友彩海、久保姫菜乃、畠井心優(一般参加者)

<山内チーム>
KARA「ミスター」
山内瑞葵、千葉恵里、若林優奈(一般参加者)、西嶋留花(一般参加者)、工藤華純、加藤美琴(一般参加者)

<迫チーム>
Perfume「レーザービーム」
迫由芽実、秋山由奈、水島美結、山崎楓花(一般参加者)、佐藤涼風(一般参加者)、成田香姫奈

<下尾チーム>
IZ*ONE「FIESTA」
下尾みう、陳佐沙(一般参加者)、齋藤陽菜、松浦由依(一般参加者)、杉井美咲(一般参加者)、村上絢葉(一般参加者)

<中森チーム>
NiziU「Make you happy」
中森美琴(一般参加者)、渡邊花恋(一般参加者)、岩本愛加(一般参加者)、鈴木愛來(一般参加者)、柿元礼愛(一般参加者)、橋本恵理子

なんで続・PD48はQueendom PuzzleとOUT OF 48が分かれたのか?

いやホント思ったんですよ、QueendomPuzzleとOUT OF 48で合同オーディションしたらPD48 の完全な続編じゃんって。でも、そうならなかった。

これは完全に個人の妄想なんですが、kakaoとの兼ね合いって要因もあるんじゃないか?と思っているのです。

SMエンタ買収を巡るゴタゴタで、kakaoとHYBEはかなりバチバチやりあいました。kakaoの勝利で手打ちという感じになりましたが、あれだけやりあって、なんというか完全にノーサイド!というわけにはいかないんじゃないかな、と思っております。

まず、AKB48がHYBE系のプラットフォーム、Weverseに参加というのがあります。コレは結構驚きをもって迎えられたニュースでした。48GとHYBE系の距離が近くなっていることは間違いないと思います。

www.akb48.co.jp

いつもAKB48へのご声援、誠にありがとうございます。

4月27日(木)12時より、グローバルファンダムライフプラットフォーム「Weverse」にてAKB48のコミュニティをオープンすることが決定しました!

また、5月2日(火)14時より他アーティストに先駆けて「Weverse DM」サービスを開始いたします!

まずは4月26日(水)発売の61stシングル「どうしても君が好きだ」の選抜メンバー16人がWeverseに参加し、その後他のメンバーも順次参加していく予定ですので、ぜひお楽しみに♪

で、CJと48Gの関係は別に悪くなってないようにも思います。日プシーズン3、PRODUCE101 JAPAN3を開催することが決定していて、公式アンバサダーがHKT48出身、IZ*ONEメンバーの矢吹奈子さん。HKTを卒業しているから就任できた側面もあるかもしれないですが。

produce101.jp

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じゃあやっぱり一緒にやればよかったじゃん!という感じもしますが、そうはならなかった。なんでかっていうと、QueendomPuzzleは、HYBEとやりあったkakaoの色が、もうほんとにめちゃめちゃ強いプログラムなんです。

Queendom Puzzleは、かなりkakao色の強いプログラムではないか?

Queendom Puzzle出演者の過去サバ番出演を調べる中で、これめちゃめちゃ縁が深くないか?と思ったのが、「少女リバース」でした。現役アイドルが正体を隠してヴァーチャルキャラクターとしてサバイバルし、5人組を結成するというプログラム。

ko.wikipedia.org

番組が終わって、中の人もちょいちょい公開してるんですね。ボラちゃん=ジプスニの動画とかある。

www.youtube.com

Queendom Puzzleメンバー内の中の人出演が高橋朱里、ドファ、エリー、ボラ、スユンで5人。PRODUCE48よりも多くて、Lovelyz、宇宙少女、Weeekly、PURPLE KISSからも中の人出演してます。そうそう、Queendom Puzzleを降板したLABOUMヘインも中の人出演してたみたいです。PD48色以上に、少女リバース色が強いんですよ。

この少女リバース、既存グループからサバイバルして新グループを組むというコンセプト的にもQueendom Puzzleと近いものがあるんですが、運営がkakaoでした。

2022年10月6日、カカオエンターテイメントを通じて11月28日公開を発表した。10月12日、参加者30人の自己紹介映像が公開された。10月24日、ティーザーが公開され、24日から30日まで視聴者が応援するバーチャルキャラクターに投票できる予選投票をカカオページを通じて進行する。

そもそも、先述のTHE UNITのデビュー組、UNI.TのレーベルがkakaoMだったんですね。いろんな事務所と繋がってるkakaoは、以前から「既存グループから新グループを作る」ということをやりたがってた気がします。

UNI.T - Wikiwand

レーベル
kakaoM

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出演者からしても、MCがkakao傘下になったSMエンタのテヨン、kakao傘下のスタシから宇宙少女ヨルム、そしてkakaoの事務所であるISTエンタからweeeklyメンバーが番組中最多の4人参加、と、かなりのカカオ色。

そのkakaoがかなり絡んでいるQueendom Puzzleと、kakaoとバチバチ状態になったHYBEとの距離を縮めた48GのOUT OF 48、そしてその中間地点的な立ち位置にいるCJ ENMの日プシーズン3、PRODUCE48は3つに分かれたような印象を受けております。

さらに言えば、CJ ENM=MnetとHYBEでやるはずの女子グループサバ番、I-LAND2は本当にどうなったんでしょうね?ここもいろいろとありそうですが…。

kakaoの悲願?既存グループユニットサバ番は大成するのか

傘下であるスタシのIVEが大爆発的に当たってて、SMエンタの株も買い取ってイケイケのkakaoですが、Queendom Puzzleはどういうことになるんでしょう?

個人的な推測では、Weeeklyのメンバーをハネさせたいっていうkakaoの意向があると思うので、メンバーの誰かに焦点が当たっていくのは間違いないと思います。ジハンかゾアあたり?

あとは、CJの文脈もkakaoの文脈もあまりないwooah!が参加してるってことは、これは運営側がぜひ入れたくてオファーかけた可能性が高いと思います。まぁナナちゃんすね。

CJでもkakaoでもない大手のRBWとしては、ユキちゃんをハネさせたいと思うし、まぁもう彼女めちゃめちゃ凄いし、かなり有力なんじゃないかなー。

とかって思うんですが、いかんせん事前発表曲の再生数が伸びてない。最高でも一組目のSNAPが10日で50万とかなんで、ちょっとコレ注目度的に大丈夫?という心配が。

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個人ティーザの再生回数も調べてたんですけど、みるるんは回りまくってるんですが(一日に数千は回る)、結構1日数百再生とかの参加者も多くて、ちょっと心配になります。

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そもそもシーン全体でサバ番疲れというか、飽きられが発生し始めていて、サバ番打ちまくってるMnetの施策がうまくいってなくて、Kep1erが本人たちの努力と裏腹に韓国でめちゃめちゃ苦労している、という現実もあります(言っとくけど鈴木はKep1er大好きです)。

正直うまく成功したとは言えないTHE UNITの二の舞になるのか、はたまた思いもよらないニュースターが誕生するのか…。いやはや、どうなることやら。

Kep1er 日本ツアー2023 代々木第一体育館初日レポ&雑感

や、行ってきたんです。Kep1erのツアー初日、代々木第一体育館。で、すごく、ものすごくよかった。

もう調べればセトリとかいろいろ出てるとは思うんですけど、あえてほとんどどの曲やったかには触れずに進めます(文章を読んで推測すればわかるかもだけど)。

なので、これは有用な情報ではなく、本当に、一個人の感想ブログという感じになります。

苦境にあると思われたKep1er しかしツアーの幕が上がると…。

ずっとKep1erについては書きたかったというか、書いてたけど公開できていなかったんですよ。

特に、Kep1erの「Happy Ending」についてとか、いろいろと書いてたけど、決め手に欠けてる気がして、ずっと下書きに入れたまんまになっていたんです。

や、今のKep1erは、やっぱりいろいろと苦境にあるのでは…っていう思いが強かったんです。IVEとダダかぶりになったりして、「Giddy」でも1位獲得ならずだったし。

もう、これで代々木第一埋まってなかったらどうしよう…なんかずっとチケット売ってるし…とか心配しながら向かったんですよ。

そしたら、原宿駅からの人がすごい。その中でもかなりの数が代々木第一体育館に向かってる。歩道橋の行列がすごい。そして、会場に入るまでの時間が長い。

や、これ、相当入ってるんですよ。自分の中では代々木第一ってPerfumeが大きくなってった時期と、あとはやっぱりソシの日本公演のイメージなんですけど、同等以上に混みまくってる。

あの、チケット代12000円ですよ。学生さんとか、若い人がおいそれと出せる額ではないと思うんですが、本当にたくさんの若い人が代々木第一を埋め尽くしている。

客層は、女子がマジョリティなんだけど、20代ぐらいの男の子もちゃんと見に来てて、ちょっと感慨深かったです。なんか、なんか本当にアイドルなんだなって言いますかね…。

韓国のガールズグループのライブが、いろんな層に本当に浸透してるんだなぁ、普通にいろんな選択肢の一つなんだなぁ、という感慨でした。

結局、自分は相当上の方の席で、ちょこちょこと空き席があったけど、9割5分以上は埋まってたと思う。トータルでだいたい1万人ぐらいは入ってたんじゃないでしょうか。

グッズも相当持ってる方多かったですし、かなりファン層の地盤が固い感じだと思います。これ、このグループのものすごい強みだと思いました。

Kep1erの大音量ダンストラックが大会場に響き渡る!しかも声出しアリ!

セトリは書かないんですが、これずっとKep1erの事を見てる人にとっては、かなり嬉しいセトリだと思います。めちゃめちゃ好きだけどやらないと思ってた曲やったんで、マジビビりましたもん。その時は思わずいろいろ思い出して泣けてしまった…。自分がKep1erが好きな理由の一つが、やっぱり楽曲だと思いました。

そして、その楽曲を1万人規模の大会場で、低音ドッスンドッスンいう中で、しかも声出しOKで、大歓声の中に飲まれながら楽しめるわけです。ああ、キックで空気が震える感じってこんなだったよな…ってなるんです。

あとは、結構ガッツリとダンスブレイクみたいなの入る曲が多いんですけど、動画とかよりも、これはやっぱりオオバコで楽しいです。

いや、大会場のライブ、自分は4年ぶりとかなんですよ。IZ*ONEのさいたまスーパーアリーナ以来だと思う。

もうね、コロナ禍で忘れていた楽しさに、グワーンと頭を殴られるというか、当たり前に思ってたものがこんなに楽しかったんだ!みたいな。

Kep1erライブの醍醐味は、キャラが溢れるMCとファンに注がれる愛情

楽曲はもちろんのこと、ライブで楽しいのは、その場その場のMCでどんなこと話すか、みたいなところありますよね。思い出させてくれました。

やー、面白かった。特に、イェソとチェヒョンがものすごい面白かった。二人とも日本語かなりうまいんですが、イェソは手堅く、当意即妙にその場にあった発言で笑いを取っていく&可愛らしいんでどうしても微笑んじゃう、という感じ。

で、チェヒョンなんですよ。この人、ファンサービスが素晴らしいとか、なんというか内面がかなり魅力のある人っていうことは知ってたんですけど、MC面白いんだよ!ちょっと低めの声で、なんかズバズバ言いながらも愛嬌があるという…。

前からちょいちょい書いてるけど、人間としての魅力のベクトルがウンビちゃんっぽいです。スキルフル、人格者、天然、豪快、全て兼ね備えてる、みたいの。この子は、ともかくモテるわ…と感心いたしました。

あとはシャオさんの日本語がね、可愛いです。中国語話者のシャオさんなんで、第二言語である韓国語はともかく、日本語なんてホント難しいと思うんだよ。でもがんばる!ちょっと語尾とかあやふやなんだけど、そこもかわいい!マジでとろけました。

あとは日本人二人のねー、キャラの正反対感!ヒカルって基本的に飛び道具じゃないですか。そして時々、なんかズバッと鋭いことを言う、みたいな。キャラの味が出まくりでした。

マシロは本当に安定感があるし真面目でよく出来ている!イェソが場を和ませる役割だとすると、マシロはうまいこと水を運んでいく感じですかね。こういう人いるとありがたいよなー。サブリーダーですしね。

リーダーのチェユジンも基本的に場を進行する感じなんだけど、なんか結局ゆるくなるというか、あは、どうしよう!みたいになって、結局マシロが進行する、みたいな展開が結構あった気がします。

ヨンウンはMCでは手堅いんですよね。ほっとんど日本語でやってた気がする。韓国語で通訳入ったのかなり少なかったはずです。で、MCでは手堅いんだけどステージで躍動したり、なんかファンサしたりしてる。これもキャラが出てたなー。

ヒエとキムダは韓国語多かった?ヒエが言ってたけど、自分の気持ちをちゃんと表現したいというのもあるから、それもそれで一つだと思うんですよね。その話をする時とかに、ヒエが「グェッホ!」ってなっててみんなでヒエ大丈夫?!ってなった瞬間あったかかったな…。あと、ほんとキムダはどんどん韓国語ぶっこんでくるので通訳さんの反射神経が問われていた気がしますw

なんかねー、見てて箱推しに転んで行ってしまうんだよな…。ガルプラでヨンウンから始まり、ケンチャナセルでシャオさんも仲間感が出て、Kep1erとして活動する中で変わっていくヒエに注目し…という流れでしたが、もうほんと9人とも、それぞれにそれぞれの良さが見えてきた。

さらに、その9人(と運営スタッフ)が、ともかくファンを喜ばせようという気持ちをヒシヒシと感じます。ファンなら大納得のセトリもそうだし、ライブ中にいろいろとあったサプライズもそうだし。めちゃめちゃファンとの心理的な距離が近いと思う。

初の単独日本ツアー初日を終えて感じる、Kep1erの美点

ああ、そこなんだな。このグループの一番の武器は、ファンとの距離が近いこと、ファンのことを本当に心から、心の底から必要としていること。それが一番の武器というか、美点だと思います。

黙ってても浮動票が集まるような状況じゃない。流行ってるからっていっちょかみが群がってくるような状況じゃない。残り1年の活動期間も、決して安泰なわけではない。

もしもファンの一人一人がいなくなったいったら、このグループは存在できないんです。どんなグループだってそうかもしれないけど、Kep1erがファンに存在を託している部分は、本当に大きいと思う。

ファンとの関係の近さは、新規ファンを増やすうえでは障壁になるかしれないし、アンチからの攻撃を受けやすい部分かもしれない。でも、なんていうか、それぞれのファンが「自分がついてる!」と思って応援して、それをメンバーや運営もわかっているというのは、やっぱり美点だと思ったなぁ。

さらに言えば、それは、あまり語られない姉妹関係にあるIZ*ONEとの、隠れた共通点かもしれない。2グループはキャラクターが全然違うし、置かれた状況や経緯も全然違うんだけど、愛してくれるファンがいなければ存在が出来ない、ということを強く自覚している、そしてそれを表明している、という点では、結構近しいものがあると思います。

IZ*ONEは、成立の過程自体(PD48のことです)が虚偽だったことがわかって、解散論まで出ました。IZ*ONE解散すべしみたいな人たちが、本当にいっぱいいたんです。でも、IZ*ONEを応援するファンがいるから、そのファンの存在もあって、途中解散を免れたわけです。

Kep1erは成立の過程に不当がないようにはしたけれど、その過程(ガルプラのことです)自体がいろいろな問題を孕んでいたり、反発を招いたり、活動中の施策も決してうまく行っているとは言い難い。でも、堅いファン層は間違いなくあって、その存在が、グループを生かしている。

Kep1erの活動予定はあと約1年。

Kep1erの活動予定期間は、あと1年ぐらいになりました。や、早いですね…。Queendom Puzzleに駆り出される?!と心配したりしてましたが、今のところは噂になっていない。まぁMnetのことなんで、何をやるかわからないですが、このグループが浮動票を集めるタイプじゃなくて、岩盤票で生き延びるタイプであることをぜひ活かしてほしいものです。

個人的には、日本での活動曲が、なんというかパンチが足りない感じがしているので、ここはかなりリソースを割いてほしいところです。今回は3都市の日本ツアーですが、次の日本ツアーは北海道・東北・九州とかも回ってほしいです。もっと、もっとファンの近くにKep1erを感じさせること、それが新しい展開につながるのではないか、そんな思いでおります。

とにもかくにも、5月20日代々木第一体育館、本当に楽しかったです。これからのツアーに参加される方、ぜひぜひ楽しんでください!あなたがKep1erのことを好きでいればいるほど、ツアーは楽しめると思います!

追記 Keplerストーリーに底流してるのはコロナ禍からの再生かもしれない

最初に書き忘れてたので最後にちょっとだけ追記しておきます。

今回のセトリの中に、ガルプラの曲が入ってて、そしたら、コロナ禍でライブが出来ないっていう時期の記憶がウワーっと戻ってきたんですよ。つい最近のことですが。

最初のガルプラのファンミが、ファンが車の中にいて観覧するっていうスタイルだったじゃないですか。あんなのなかなかないと思うんですが、ずーっと距離を取ることが求められてきた。

Kep1erがファンとの密接な距離をこれだけ求めてるのも、やっぱり最初に隔てられていたのもあるかもしれないな、と思います。

で、今回のツアーでは、ファンのすぐ近くまで行ってハイタッチまでしてる。1万人が集まって声出し応援も出来る。もう、本当に2年間で状況が変わってきている。

そもそも、デビュー曲のWADADAでスタッフの人がコロナ陽性出てデビュー延期、ってこともありました。メンバーのコロナ陽性もちょくちょくありました。

そこから、徐々に徐々に、コロナ禍からこれまでの日常を取り戻している。

Kep1erがファンとの密接な距離をこれだけ求めてるのも、やっぱり最初に隔てられていたのもあるかもしれないな、と思います。

IZ*ONEが、活動の終盤をコロナ禍対策で対面ライブできなくなっていたのと、なんというか好対照というか、それぞれの運命の違いを感じております。

Kep1erにもいろいろなストーリーが流れていますが、その一つは、コロナ禍からの再生っていうのがあるんじゃないかなぁ、とライブを見ながらずっと思っておりました。

うう、全通したい…。コレ多分毎回面白いよ!ホント絶対MC笑うもん!行ける方ホント楽しんで!!

脳内大掃除いたします。鈴木妄想2022年の20曲

AIEAを2019年で終えてから、毎年の曲を振り返る機会が無くなっててですね、どうしたもんかな、新企画やるかな、とかいろいろ考えてたんですけど、まぁ、企画打つの大変なんですわねアレ。企画するのっつーか集計してブログ更新するのが大変w

というわけで、めちゃめちゃシンプルに、ランキングすらつけずに2022年度中に印象に残ってる楽曲を上げていくということにします(あとでやっぱり選びたくなってベスト10選んで曲の後につけてある)。

Kep1er 4曲

なんすかね、活動曲のうち1曲しかタイプじゃないんですけど、カップリング曲が異様に好きな曲多いのでした。まぁ肩入れしてるのもあります。MVSKはブブゴルのカバーが最高に良かったのは何度も書いてしまう。

Kep1er/MVSK(年間ベスト2)

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Kep1er/Dreams(年間ベスト5)

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Kep1er/Up!(年間ベスト9)

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Kep1er/Daisy

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元IZ*ONE 3曲

Kep1erに肩入れはしておりますが、もちろんIVEがいくつ勝っても嬉しいし、みんながルセラのダンスしてるのも嬉しいし、ウンビちゃんの曲がヤバいのもやっぱり嬉しいのです。今年AIEAやってたらさすがにIVE優勝だったよね多分ね。

IVE/ROYAL(年間ベスト3)

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LE SSERAFIM/ANTIFRAGILE

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Kwon Eunbi/Glitch(年間ベスト6)

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第4世代 3曲

結局上記の楽曲以外でちゃんと聴いてたの第4世代女子ばっかでしたね。ギリ入れられなかったけどBilllie/a signもそうだし。世界的な新人賞はNJですよね。いろんなところから既存ファン以外を取り込んでる感がすごい。

New Jeans/Attention(年間ベスト4)

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NMIXX/TANK

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STAYC/247

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日本語楽曲 7曲

リアルタイムで知った曲よりも、青木龍一郎氏の月間ベストに入ってる中からアーティスト名を知って掘った、みたいなパターンで結構日本語の曲も聴いてた。ペペッターズとウィンブルドン総合優勝はよく聴いたナー。曲じゃないからあえて抜いたけどtofuくんがビート担当したREDBULL螺旋もよく見た/聴いた。

あとシャンティランデヴは帝京平成大学MADに痛く感動したので。あれ80年代から20年代までのいろんなカルチャーが串刺しになってるのよね。

ペペッターズ/シネマトグラビテ(年間ベスト7)

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ウィンブルドン総合優勝/KATAPPA FUNK

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文坂なの/さよならクリエイター

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佐々木喫茶/フォーリンラブ(feat. 戦慄かなの)

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10.010/大宮ヘブン

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tofubeats/don’t like u feat. Neibiss

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MAISONdes/トウキョウ・シャンディ・ランデヴ feat. 花譜, ツミキ(年間ベスト10)

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英語圏楽曲 3曲

息子マン先生がYOUTUBEを完全に自律操作出来るようになってことで、天性のディグりリキが花開いているのですが、彼がハマったCyriak制作のMV群からBonoboを知ったり、Just Shapes and Beatsというゲームに使われている曲が全編最高の楽曲ばかりだったり、本当に勉強になっています。エンディング曲の声ネタなんてHHHのD-Generation Xですよ。帰宅時の元気ない時とかこの曲ドーピングして帰ってるよ。

 Bonobo/Otomo feat. O’Flynn

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FTW/Lets Be Friends(年間ベスト8)

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そして今年の個人的ベストは、久々にドロップされたYaejiの新曲!OHHYUKとのコラボで、これマジで一年中聴いていた。ドラマ1シリーズ分の喜怒哀楽とドラマを詰め込んだような、劇的にヤバい曲ですよ。今初めて気が付いたんだけどこれリリースされたの2021年だわ!でもいいわ!優勝!

Yaeji&OHHYUK/29(年間ベスト1)

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そんなこんなの2022年でした。いや今年もいろいろありました。来年もいろんな面白いものに出会える1年でありますように!お互いに!

Kep1erとIZ*ONEが共演するまでの長い道のり、そしてBOYS PLANETが始まる

もう前回の更新から4か月ぐらい経ってしまった!ずっとなんか書こう、と思ってたんですよ。

でも、なかなか言葉にならなくて、やっと年末になって、これはまとめるタイミングがきたのかなぁと思ったのでした。

ついに、Kep1erメンバーと(元)IZ*ONEメンバーが同じ番組に出たわけです。12月30日に放送するBOYS PLANETの宣伝番組みたい。

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自分の中では、やっとか…という思いと、ここまで長くかかってしまったんだよな…という思いが、両方あるんですよね。

IZ*ONEとKep1er、複雑な姉妹関係

IZ*ONE活動終了とGirls Planet999の2021年初頭の最悪な雰囲気について

2021年4月末にIZ*ONEは活動終了したわけですが、その直前に、活動延期するかも?という報道が一部であったりしました。2021年1月14日までの情報をまとめたのが以下記事です。

nanjamon2.hatenadiary.jp

で、同時にガルプラやります、というアナウンスもしていた。これが1月11日。

news.kstyle.com

で、まだ続けたい事務所と、もう続けたくない事務所があるとかなんとか、いろいろあったようなのですが、結局、IZ*ONEが活動終了することが正式にアナウンスされたのは2021年3月10日でした。

news.kstyle.com

そして3月13日・14日のIZ*ONEオンラインコンサートで、いきなり「これが最後のIZ*ONEとしての活動です」って話をしだして、これは完全にみんな初耳だったんです。活動期間は4月いっぱいだったから、まだ1か月半ぐらいあるのに。ともかく自分は怒り狂った。

nanjamon2.hatenadiary.jp

この時点での、WIZ*ONEのガルプラに対する反応は、だいたい以下のような感じでした。日本語のツイートもあるのですが、なんか直接的になってしまうので英語のツイート貼っときます。

簡単に言えば、「IZ*ONEファンがガルプラに移行すると思うなよ!CJふざけんなよ!」っていう感じですね。

結局、マジで4月末まで、IZ*ONEは何もやらず(やらせてもらえず)、超消化不良のままで伝説のグループIZ*ONEは活動終了しました。

nanjamon2.hatenadiary.jp

端的に言うと、IZ*ONEからガルプラへ、ファンが移行することは難しかった。むしろ反感を持たれてしまっていた。IZ*ONE活動終了あたりでガルプラの発表をバンバン打ったりして、印象めちゃ悪かったですもの。

もう一度蒸し返したい、PRODUCEシリーズ問題からのPLANETシリーズ

そもそも、PRODUCE101シリーズの投票が操作されていた&接待もあった、という問題で、プロデューサーが逮捕されて、本人たちは全く悪くないIZ*ONEが活動停止、解散ギリギリのところまで追い込まれたわけです。

結局、CJの当時の代表取締役が謝罪して、IZ*ONEとX1は活動再開することに、しかしX1は事務所との協議の末に解散が決定する、というわけで、PRODUCEシリーズは大きな罪を背負ってしまったシリーズになってしまったわけです。

www.wowkorea.jp

順位操作に関連するプログラムを通じてMnetが上げた利益とともに、今後発生する利益まですべて出しておきます。

すると、約300億ウォン規模の基金とファンドを造成することができると予想されます。この基金およびファンドの運用は、外部の独立した機関に任せ、音楽産業生態系の活性化とK-POPの持続的な成長のために使われるようにします。

具体的な基金およびファンド造成運営計画については、細部案が確定次第改めてお知らせいたします。

放送の公正性と透明性を強化するために必要な措置も迅速にとっていきます。

外部のコンテンツの専門家などが参加する「視聴者委員会」を設置して、プログラムの製作過程を透明に運営いたします。

また、内部の放送倫理要項を再整備し、関連教育を強化するようにします。

これにより、間違ったことと知っていながらも慣行していることはないか、視聴率だけを追い基本倫理を見捨てていないか徹底的に探り直していきます。

そのPRODUCEシリーズを、看板だけ架け替えてGirls Planet999としてリブートさせたわけで、「お前ら本当に反省してんのか?!」みたいな気持ちになった方もたくさんいたと思います。

こういう経緯もあって、IZ*ONEとKep1erは、おなじMnetが制作したオーディション番組出身で、WAKE ONE&Swingという運営事務所も同じ、姉妹的な存在でありながら、その関係性を大々的に打ち出すことはない、という、なんかえらい微妙な間柄になってしまっていたわけです。

だが運営は、Kep1erに偉大な先輩の遺産を継がせたかった

あまり関係が大々的に語られないとは言え、ガルプラ内で、PD48のブンバイヤが振り返られたりして、Mnet側は多少PLANETシリーズがPRODUCEシリーズの続編である、という触れ方もしてきた。

そして2022年のKCON LA(8月)とKCON JAPAN(10月)では、Kep1erにIZ*ONE「La Vie en Rose」とI.O.I「ノムノムノム」をカバーさせた。ご存じの通りKCONを運営してるのはMnetです。

www.youtube.com

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ラヴィアンのカバーについては一つ前の記事でパート割から見る運営のKep1er各メンバーへの意識や期待を分析してみました。だって、IZ*ONEと同じ事務所がマネージメントしてるんですもの。

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そして、11月末のMAMAでは、IZ*ONEメンバーのアンニョンズを擁するIVEとサムクラを擁するLE SSERAFIMを含めた第4世代オールスターズでシャッフルユニットを組みました。

IVE「ELEVEN」にIZ*ONE勢からはウォニョン&サクラというセンターとエースが投入され、そこにKep1erから送り込まれたのがシャオティンとヒエだったという点は特筆すべきでしょう。Kep1er運営が本当にヒエに大きな期待を寄せているのが伝わります。

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あとは元ズワン勢の曲としては、LE SSERAFIM「FEARLESS」にIVEからアンユジン、そしてルセラからはキリンちゃんことユンジンが参加。二人にとっては、これがPD48「I AM」以来の共演。そもそもIAMはですね、イェンジン入りでfull8loom黄金の顔楽曲なんで何年経っても大好きなんだわ。

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さらにKep1erからヨンウンを抜擢しました。周囲との身長差をクオリティでカバーするという離れ業を出来るのはマジでヨンウンぐらいだと思う。一人だけちっこくて大変だった的な話を後で別番組でしてるのが切り抜かれていた。ヨンウンもしっかりMnetにプッシュされておるのだ。

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なんか話が脱線しておりますが、ともかくですね、運営側がKep1erにPRODUCEシリーズの遺産も継がせたい、という意図が今年の下半期ぐらいから明確になっている気がするのです。

そして、その流れが、BOYS PLANETの宣伝番組に、IZ*ONEの永遠のリーダーウンビちゃんと永遠のアヒルちゃんイェナ、そしてKep1erからも6人登場、という共演にたどり着いているように感じたわけです。

結構大変な道のりだったKep1erの1年を振り返る

破竹の勢いだったIZ*ONEの1年目、評価が難しいKep1erの1年目

IZ*ONEは、日本の48グループメンバーと韓国のアイドル練習生という、それまでは全く交わらなかった人々が交流し、高めあった。失敗の可能性も囁かれながらも、運命的にデビュー曲「La Vie en Rose」と巡り合い、つづく「Violeta」でも1年目から結果を残した。日韓をまたにかけて活動し、KCONのために世界中を駆け回る、本当に休みなく活動しているグループでした。

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2年目に突入した直後、カムバック直前に不正投票問題で解散の危機に追い込まれてしまいますが、奇跡の復活を果たします。IZ*ONEというグループは、最終的には伝説とまで言われるまでに成長していった。現在大活躍中の、いわゆる第4世代の核に、IZ*ONEのメンバーがいることは間違いない事実です。

一方Kep1erは、そのIZ*ONEの直系の後輩でありながら、IZ*ONEとは違う自分たちのカラーを模索していきました。スマッシュヒットしたデビュー曲「WADADA」は、ガールズクラッシュ系でありながら、フレンドリーでファニーなスタイル。

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その後、さらなるジャンプアップを意図してか、デビュー直後という異例のタイミングで3月末から放送開始される「クィンダム2」に出演させます。オープニングパフォーマンス「See the Light」は本当に最高の出来栄え。

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ただ、このクィンダム2で、Kep1erは本当に苦労した印象があります。どんなに素晴らしいステージを見せても上位に上がれなかった。番組が開始した当初は、「Mnetのグループだから番組を通して持ち上げるのでは?」という推測もありましたが、ずっと下位にいるんですよ。自分は見ていてめちゃめちゃストレス溜まってました。ソシの「The Boys」カバーしたのとか最高だったじゃないですか。これで6組中5位って…。

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間髪入れずにリリースした2nd「Up!」は、個人的にめちゃめちゃ好きな曲なんですが、同時にWADADAとは路線が違うのと、WADADAで意識したであろう「マネできるキャッチーな振り付け」はあまり見られなかった。やー、でも、この時の夏っぽいKep1er最高にカワイイな。

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ここで、クィンダム2でケミを見せて友好関係を築くべきだったLOONAとリリース日が完全にかぶり、2つの音楽番組で2位に甘んじます。しかもチェヒョンがMCを務めるThe Showは、300回記念というメモリアル回。今思い返しても、めちゃめちゃ悔しい。

同時に、2022年12月現在のLOONAの大変な現状を見ると、6月の時点で「ここでどうにか勝たせて立て直したい!」というようなファンの心理が働いていたのだろうな、と思うと、本当に一番かぶっちゃいけない相手とかぶっちゃったと思います。

9月に「Wing Wing」で日本デビュー、さらにUNIVERSE内デジタルシングルで「Sugar Rush」をリリースし、10月17日に「We Fresh」をリリース。日本でショウケース、韓国でファンミ、そして各国のKCON参加と、このあたりは本当に目まぐるしい動きでした。

個人的には、「Up!」が一冠に終わったことで、運営側が「ここで年内にもう一手!!」と「We Fresh」のリリースを焦ったような気がしているんですよね。ここで、完全にアイドゥルvsルセラの好勝負に隠れる形になってしまった。

Kep1erの1年を振り返ると、メンバーはものすごく努力して、降ってくるタスクに真摯に向き合って、毎回毎回素晴らしいパフォーマンスを見せてくれる。でも、運営側が打つ「これで当てるぞ!」という手が、ことごとく外れている、という印象を受けます。

もうこれはガルプラ放送時代からずっと続いていることな気がするし、最初に書いたように、ガルプラを始める、という時点で、結構いろんな問題を抱えていたわけです。でもまぁそのKep1erが背負ってる大変さみたいなものが、自分が肩入れしてしまう一因だったりもするのですが。

Kep1erがよかった点もたくさんある1年だったことも書いておきたい

韓国では苦戦しているとよく言われるKep1erですが、日本ではすごい強くて、たとえばタワレコの年間K-POP売り上げランキングでは、アルバム10位(女子最高位)と16位、シングル4位に食い込んでいる。

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IZ*ONEメンバーを擁するIVEとルセラが出場する紅白は逃しましたが、レコ大では「特別賞」を受賞、30日も出演します。告知動画のヨンウンが日本語担当してる。本当に何でも出来るねこの子は。

あとカウントダウンTVの年越しライブにも出演。紅白に出られないけど、結構納得感のある大会と番組に出られるので、これも本当によかったと思います。

これ気づいてる人も多いかと思いますが、Kep1erはなんかTBS仕事が多いんですよね。TBSプロモーター高野元アナakaどうぶつ奇想天外の高野っちaka星野真里の旦那も、わざわざKep1erの告知だけリツイートしてました。娘さんがファンとかもありそう。

あと、何よりも自分が好きなのが、カップリングにめちゃめちゃイイ曲があるタイプのグループになってるんですよね。

個人的なベスト曲の一つ、「MVSK」。これは年間でもベスト上位に食い込んできます。クィンダム2でのブブゴルのカバーも最高でした。

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「We Fresh」のカップリング「Dreams」とか、full8loom楽曲で、もうコレ涙なくしては聴けない泣きの一曲なんですよ。やっぱり、WAKEONE&Swingは、こういう抒情的な楽曲の選定とプロデュースが合ってると思うんだよな。

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あと日本語曲カップリング曲「Daisy」もすごく良いんですよね。何度か書いてるけど、Kep1erの前面に打ち出してるパワー!元気!負けない!みたいなエネルギーとは裏腹にある、彼女たちの儚さとか脆さみたいなものが、代えがたい魅力だと思います。ましろファンカム貼りますがなんか遠い日の思い出みたいなサムシングがあるな…。

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メンバーの魅力が1年間でどんどん花開いていったのも大きな収穫だと思います。全員分語りたいところだけど、長くなりすぎるのでちょっと絞ります。

まずはガルプラ時代からの推しから。ヨンウンが押しも押されぬグループのエースとして認知されていった一年だったと思います。何よりこの人、あんな踊れるのに、さらに歌えるのがマジですごい。「蝶々少女」で見せた涙はクィンダム2のハイライトでした。

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ガルプラ放送中から凄みのあったシャオさんですが、アユクデで見せた社交ダンスはもう完全に世界を掌握してらっしゃいました。これ、見てるみんなのリアクションも最高なんだよなw

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あとチェヒョンも人柄が見えてきた。この人ルックスもパフォーマンスも素晴らしいんですが、ファンサすごいんだな!という姿が見えたのもこの1年でした。

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そして、個人的には、今年はヒエの1年だったな、と思っておるのです。ガルプラ→Kep1erスタート時に、脱退させろ!とか酷い中傷を受けたじゃないですか。ここも完全に制作側・運営側の問題で、ヒエ本人は全く悪くなかった。なのに本当に本当に辛い思いをしたと思う。心境を考えると想像を絶しますよ。

でも、1年かけて、ヒエがどんどんグループに溶け込んで、自分の力を発揮できるようになった。パフォーマンスじゃないけどシャオさんとずっと二人でVLOG撮ってるの、本当に二人とも女神感がすごいのよ。

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あと、イ・ムジンの番組にソロでゲスト出演してて、ラストのラストで、Wham「Last Christmas」をデュエットするんですけど、声が透き通ってて超良いので皆さん聴いてください…。今のヒエは本当に光り輝いてると思います。いや、本当にヒエが続けてくれてよかったよ。

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どうなるKep1erの2023年、そしてBOYS PLANET

2022年がもうすぐ終わります。Kep1erの活動予定期間は、あと1年半になりました。ここで、ちょっと懸念していることがあるんですよ。ガルプラ始める前に、デビューグループ以外でもユニットを汲むかもしれない、とか言っていたんですよね。コロナの状況的に、当時は国ごとのユニットみたいなものを想定してたのかもしれませんが。

daebak.tokyo

CJ ENM(以下、CJ)が、今年8月に放送開始予定のMnet『GIRLS PLANET 999:少女祭典』から、最終的に結成されるグローバルガールズグループの契約期間について言及した。

7月8日、CJ の関係者は「『GIRLS PLANET 999』のデビュー組メンバーとCJは、2年6カ月間の専属契約を締結し、責任を持ってグループ活動を支援する。ユニット活動においては、デビュー組の確定後、追って議論する計画だ」と明らかに。

そして今、海外で、「クィンダム パズル」という企画があるというウワサがあるようなんです。2017年にKBSでやった「THE UNIT」みたいに、既存のグループからメンバーを組み合わせて新しいグループを作り出す、みたいなことらしい。

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The show description explains, "The evolution of 'Queendom' - the K-pop girl group puzzle that is put together by the public. You can choose your favorite members from different girl groups to create a new team that will become the Queen!"

2022年のMnetがKep1erに打ってきた施策を振り返ってみると、こういう企画モノに、いきなりメンバーぶっこむ!みたいなこともやりかねなくて、本当に怖いんですよね。「ユニット活動もしますって言ってたし」とか言い出しかねない。でも、やっぱりこの9人で作り上げてきたものってあるわけで、出来ればそういう展開は避けてほしい…。

何日かかけて書いてるうちに、BOYS PLANETのシグナルソングまで公開されてしまいました。良くも悪くも、プラネット感よりもプデュ感が勝っている感じになっております。

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昨今はSTAY CやNew Jeansといった、オーディション番組を経ないでデビューしたグループの存在感が増しています。これで大当たりしたらオーディション番組は再興するでしょうし、不発に終わるとオーディションシステム自体の疲弊感が強くなると思います。2023年は、シーンの分水嶺になっていくのかもしれません。

多分、BOYS PLANETが始まって、多分ボイプラグループのマネージメントと制作はWAKEONE&Swing体制になると思うんです。さらには、延期されまくっている「I-LAND 2」もやらないといけない。制作ある程度進行してるんですよね?MnetとWAKEONE&Swingの人的・資金的リソースがちょっと大変なんじゃないかと思うわけです。

そこで、可能性が低い手ではあるんですが、2023年は日本のソニーさんがKep1erを担当して、日本&国外活動をバンバンさせるっていうのはどうでしょうかね。日本では人気ありますし、日本語話せるメンバーもいますし。一時期IZ*ONEがしゃべくり007とか出て爪痕残しまくってたじゃないですか。

www.ntv.co.jp

今のところ、TBSに縁がありますからね、ラヴィットとかに、Kep1er出まくるんですよ。なんだまたいるの?みたいな感じでお馴染みになるわけです。キムダなんて実家が寿司屋だからチラシ寿司くらい作れると思うんですよね。ヒカルとイェソで御殿場アウトレットで絶品グルメを食べ歩きしたりするわけです。

てゆかチェユジンと山田裕貴の初対面、どっかで誰かもう動いてますよね?後ろからご本人登場みたいなの早く!

ここまで無意識に書いてて気づいたんだけど、ラヴィットにひぃなこで出てIZ*ONEやったりしてたわ。マジでKep1erはズワンの後を追おう!ラヴィット出まくろう!

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稀代の名曲「La Vie en Rose」から見たIZ*ONEとKep1er、そしてチェ・ユジンの物語

いや、もう一週間経ってしまったのか…。先週のKCON LAで、Kep1erがIZ*ONEのデビュー曲「La Vie en Rose」(以下LVR)をカバーして、自分のTLではかなり話題になってましたし、まぁホントにIZ*ONEとKep1erを追いかけ続けている鈴木としては感無量というか…。

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クィンダム2の少女時代「The Boys」もそうだったんですけど、Kep1erって、カバーでめちゃくちゃヤバいステージ踏んでくれることありますよね。今回もソレでした。

このカバーステージのパート割については、もうすでに直後からいろいろ語られているところなんですが、もともとこの曲はCLCのために作られた曲で、IZ*ONEに譲られた、という経緯があるんですよね。2018年にガッツリまとめて半年後に加筆しております。

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自分としては印象だけじゃなくてデータを取りたかったので、以下のような流れでカウントしました。

1:LVRをパートごとに分割して、各パートを担当したメンバーをチェック。

2:IZ*ONEのメンバーごとに、どのKep1erメンバーがカバーしたかをカウント。カバー率を算出。

3:同様の作業をCLC-IZ*ONE-Kep1er間でも行う。

というわけで、IZ*ONEは2018年のMAMA動画から、そしてCLCのパイロット版は以下のパート割動画を参考にして比較してみました、どうぞ!

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データ:各グループを軸に見たLVRカバー

IZ*ONEメンバーを軸に見たLa Vie en Rose

  パート数 1フレーズ カバー率最大  
ユリ 5 0 ヨンウン 80%
ウンビ 6 1 チェヒョン 66.7%
本田仁美 3 0 イェソ 66.7%
イェナ 7 1 ダヨン 57.1%
ウォニョン 7 3 シャオティン 57.1%
宮脇咲良 6 4 マシロ 50%
チェウォン 4 0 ダヨン/ヨンウン 50%
矢吹奈子 4 0 チェユジン/イェソ 50%
へウォン 7 6 ヒカル 42.9%
チェヨン 5 1 チェヒョン/ヒュニン・バヒエ 40%
アン・ユジン 5 1 シャオティン/ヒュニン・バヒエ 40%
ミンジュ 6 2 チェユジン/ヒカル/ヨンウン 33.3%

Kep1erを軸に見たLa Vie en Rose

  パート数 1フレーズ カバー率最大  
ダヨン 6 0 イェナ 66.7%
チェヒョン 7 0 ウンビ 57.1%
シャオティン 8 4 ウォニョン 50%
マシロ 6 4 宮脇咲良 50%
ヒュニン・バヒエ 5 2 チェヨン/アン・ユジン 40%
ヒカル 8 6 へウォン 37.5%
チェ・ユジン 6 1 ミンジュ/矢吹奈子 33.3%
イェソ 6 2 本田仁美矢吹奈子 33.3%
ヨンウン 13 1 ユリ 30.8%

CLCを軸に見たLa Vie en Rose

  パート数 1フレーズ 担当パート最大      
スンヒ 8 1 ウンビ 5 チェヒョン 4
チェ・ユジン 8 3 ウォニョン 3 シャオティン 3
ソン 9 1 ユリ 5 ヨンウン 5
スンヨン 13 5 ミンジュ 4 チェ・ユジン 5
エルキ 8 2 チェウォン/アンユジン 2 ヒュニン・バヒエ 3
イェウン 8 3 イェナ 5 ダヨン 4
ウンビン 9 2 仁美/奈子/ウォニョン 2 イェソ 4

LVRカバーに見るWAKEONE/SWINGがKep1er各メンバーに期待するもの

大エースにして最強のオールラウンダー ソ・ヨンウン

まぁもう自分がKep1erのことを語るとだいたいこの人のことがメインになっちゃうし、どんどんKep1erの大エース化してて、ここまで化けます?!みたいな感じなんですが、ヨンウンです。IZ*ONEのメインボーカルであるユリのパートを8割担当してる。

もともとヨンウンはダンスで注目された人なのに、デビュー1年足らずで、あのIZ*ONEのユリパートを任されてる。モンスター級というか、やー、この人はやっぱり英雄だわ。シンプルに凄い。

ユリだけじゃないんですよね。現LE SERRAFIMリーダーのオールラウンダーであるチェウォンのパートも、ダヨンと半分ずつ担当してる。個人でカウントしても70パート中13パートを担当してます。や、どんだけヨンウン率高いんだ!

パフォーマンスを含めたグループの支柱 チェヒョン

ガルプラの最終順位1位を獲得したチェヒョンですが、IZ*ONEのウォニョンのような、センター固定というポジションではないんですよね。IZ*ONEの永遠のリーダーであるウンビちゃんパートを担当してる。これもめちゃめちゃ印象的だった。チェヨンパートも担当してるけど、あの迫りくるダンスパートなので、や、やっぱりウンビちゃんなんです。

チェヒョンがKep1erのメインボーカルだけど、同時に安定感とか艶とか、あとですね、いろいろと、あの、スタイルですね!もうほんとにウンビちゃんもチェヒョンもそこは大きな武器です!素晴らしいんですよ…。なんとなく性格的にも包容力ありそうな感じで、似てると思います。

グループを象徴するアイコニックな存在 シャオティン

そして、グループの象徴であるセンターパートをウォニョンから多く受け継いだのはやっぱりシャオティンでした。これは運営側が思い切ったと思います。PDシリーズの伝統をストレートに受け継ぐなら、やっぱりセンターは番組内の1位じゃないですか。

でも、実質的なセンターというか、センターに立たせたときにバエるシャオさんに、ウォニョンパートを任せた。重ね重ね言いますが、ウンビちゃんパートをチェヒョンに任せたのも素晴らしい采配だと思います。

美少女にもやんちゃな少年にもなれるラッパー ダヨン

自分としてはずっとヨンウンとイェナは似てるなーと思ってたんですけど、イェナを引き継いだのはダヨンでした。まぁこれはラップ担当、という意味合いもあるとは思います。

でも、ダヨンもグループの一つの核というか、この人のコメディタッチがあるから全体的にKep1erが剽軽な感じになってく、っていうのありません?普通に美少女なんですよ、でも、なんつーかヤンチャBOY感が出てくるじゃないですか。すし太郎のハッピが似合いそうというか…。家が寿司屋だからかな…。

ひぃなこの日式「カワイイ」を受け継ぐイェソ

イェソは予想通りというか、ひぃなこパートの担当が多くなりました。なこちゃんがイェソに似てるって話題になって、配信で言及したりしましたね。ちっちゃカワイイという点も共通してますが、安定感があるっていう点も共通かもしれない。

いつも言うんだけど、運営側もたまにイェソの安定感に異様によりかかるというか、そんな大仕事させます?!みたいなことがあると思います。

両国をつなぐ美しい架け橋 マシロ

ここも順当といえば順当、でもシンプルに宮脇咲良と坂本舞白をイコールで結んでいる、というよりも、マシロだったらサクラパートを任せても大丈夫だろうというか、外さないだろう、という信頼感があるようにも思います。

今回、マシロが1フレーズのみのパートを担当してる割合が多いんですよ(7パート中4パート)。韓国語が苦手でもないし、歌唱力がないわけでもない。キメの間違いなさを買われてるんじゃないかな、と思ってます。後半にあるサクラの「Lalala La vie en Rose」は2回ともマシロが担当してました。やっぱ決まるんだと思います。

グループに必要不可欠なスパイス ヒカル

そして、ヒカルも1フレーズのパートが多いんですよね。担当率が高いのが、同じく1フレーズパートの多いカンちゃん。でも、この二人のグループ内でのポジションって、全然違うじゃないですか。ダンスの大エース、アイドル業界内でもファンが多いヒカルと、パフォーマンスは発展途上だけど、稀代の人たらしで潤滑油的な存在でもあったカンちゃん。

共通点もあって、それぞれがいないと、グループのアイデンティティが成立しないというか、めちゃめちゃ重要なテイストを持ってますよね。センター、リーダーに匹敵するぐらいの存在感がある。

ヒカルがカンちゃんパートを担当したのは、その必要不可欠ぶりと、あとはマシロ同様に、キメの強さが買われたんじゃないかと思っております。

将来性豊かな未来のエース ヒュニン・バヒエ

個人的にまとめてて一番「うおおお!」ってなったのが、ヒエなんですよね。ヒエが担当してるのが、IZ*ONEのダンス番長チェヨンと、現IVEリーダー、世界最強アンユジンなんですよ。こんな強い二人のパートを40%ずつ担当してる。どんだけ期待されてるんだよ!

ガルプラ終了時にバッシングされたり、それからしばらくはちょっとしんどそうに見えたりと、ずっと大変だったヒエちゃんですが、どんどんグループ内に溶け込んでいて、なんというか彼女もグループになくてはならない色を与えてくれる存在になってる。

シャオさんと並んだ時とか、本当にシンプルに美しいですもの。今から2024年のヒュニン・バヒエが楽しみでしょうがないんですよ。や、ホントに!

そしてLa Vie en Roseに最大の因縁を持つチェ・ユジンのストーリー

さて、ここまでIZ*ONEとKep1erで、一人ずつ全く語ってない人がいるんですね。IZ*ONEではミンジュ、Kep1erではチェ・ユジンです。ミンジュパートの33.3%をチェ・ユジンが担当してるんですが、他のメンバーに比べると低い数字。印象的にも、あまり「ミンジュのパートはユジン!」という印象ではない。

もともとチェ・ユジンはCLCメンバーです。そして、PRODUCE48に参加のうわさがあったり、LVRがCLCの曲だったりと、IZ*ONEのLVRとは、最も因縁が深い人でもあります。

CLCのパート割と比較してみて驚いたんですが、CLC時代のパートを、全くチェ・ユジンは担当してないんです。同時に、CLCで最も多くパートを担当したスンヨンをカバーしている割合が高い。チェユジンの担当した6パート中5パートがもともとはスンヨンのパートでした。

スンヨンって、CLCでセンター取ることも多かったですし、2代目リーダーにもなりました。LVRとの因縁の後に、バラを燃やすシーンを挿入して話題になった「No」MVなんて、今見るとスンヨンに始まりスンヨンに終わる感じです。

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もうこれは勝手な推測なんですが、チェユジンは、今回のパート割を通じて、CLCという存在を自分の中で昇華しようとしているようです。過去の「グループ内のかわいい系」だった自分から、しっかりとしたリーダーに成長したことを、CLCの文脈の中で表現しようとしていたのではないでしょうか。

過去の自分のパートではなく、リーダーでありエースだったスンヨンのパートを担当したところに、チェユジンの思いが詰まってるのではないか…勝手にそんなことをかんがえております。

KCONの時のバックステージファンカムが上がってて、みんないつものごとくワイワイやってて微笑ましいんですが、チェユジンが結構頑張って仕切ってるんですよね。性格的にもポジション的にもルックス的にも、なんというか可愛らしいというかお世話される系の彼女なんですが、背負うものは心情的に大きかったんじゃないかなぁ…。

ちなみに途中でヨンウンがカメラに爆レスくれるの最高なんですよね。

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もうほんとにタイミング的にはかなり出遅れ感もありますが、この2グループを見てきた自分としては、まぁホントまとめられてよかったです。いかにパートごとの割り振りと1フレーズパートだったかどうかのデータを載せておきます!

データ2 La Vie en Rose 3グループのパート割

一部和訳 鈴木妄想 カッコ内はCLC版歌詞

  IZ*ONE Kep1er CLC 1フレーズ
深紅に染まる この時間(深紅に染まる 私の着ていたドレス) ウォニョン シャオティン チェ・ユジン  
You make me red,make me red. (I'll make it red,make it red. ) ミンジュ ヨンウン チェ・ユジン  
いつのまにか私の心に 薔薇のように(まるで花開いた 薔薇のように) アン・ユジン チェ・ユジン スンヨン  
優雅に 新鮮に(優雅に 私の中を) 宮脇咲良 シャオティン スンヨン  
"ROSE" へウォン ヒカル  
この感覚はルビーよりも(この気持ちはワインよりも) チェウォン ダヨン エルキ  
ルビーよりも(ワインよりも) へウォン ヒカル イェウン
私が感じる輝きよりも(私の感じる情熱よりも) チェウォン ダヨン エルキ  
いまあなたが 惹かれるなら、惹かれてよ  nana Now  本田仁美 イェソ ウンビン  
今すぐに nana Now 本田仁美 イェソ ウンビン  
I dont wanna make it blue. チェヨン ヒュニン・バヒエ エルキ
想像して、あなたのLa Vie en Rose(もっと赤く染めてあげる) へウォン マシロ ウンビン  
あなたの瞳は、私を赤く熱く燃えさせる そして踊らせる ウンビ チェヒョン スンヒ  
そして踊らせる ウンビ チェヒョン スンヒ  
忘れないで、ここに立っているRose  ユリ ヨンウン ソン  
いつでも輝けるように(この花が咲き誇れるように) ユリ ヨンウン ソン  
La La La La Vie en Rose  宮脇咲良 イェソ スンヨン
This is my my... ウォニョン シャオティン スンヨン  
La La La La Vie en Rose ウォニョン シャオティン チェ・ユジン
"ROSE" 宮脇咲良 ヒカル  
Oh, It's my my... チェヨン ヒュニン・バヒエ チェ・ユジン  
기대해도 좋아  ミンジュ チェ・ユジン スンヨン  
왠지 완벽해진 이 느낌 イェナ ヒカル イェウン  
가까이서 봐도 난 좋아 ミンジュ チェ・ユジン スンヨン  
"Red" イェナ ヒカル スンヨン
(RAP)반짝이는 눈빛 루비같이 모든 시선  イェナ ダヨン イェウン  
All eyes on me イェナ ダヨン イェウン  
내가 그 누구보다도 빛나게 빨갛게 물들일게 イェナ ダヨン イェウン  
이런 느낌은 사탕보다 더 アン・ユジン ヒュニン・バヒエ エルキ  
"사탕보다 더" へウォン マシロ イェウン
내가 느끼는 달콤함처럼 アン・ユジン ヒュニン・バヒエ エルキ  
끌리면 이끌려 Na na now  矢吹奈子 イェソ ウンビン  
바로 지금 Na na now 矢吹奈子 イェソ ウンビン  
I don’t wanna make it blue ウンビ チェ・ユジン スンヒ
만들어봐 너의 La Vie en Rose 宮脇咲良 マシロ チェ・ユジン  
더 깊어진 눈빛 그 속에 붉어진 チェヨン チェヒョン ソン  
내 맘을 타오르게 해 나를 춤추게 해 チェヨン チェヒョン ソン  
잊지마 여기 서 있는 Rose チェウォン ヨンウン スンヒ  
Ooh   マシロ  
언제나 빛날 수 있게 チェウォン ヨンウン スンヒ  
La La La La Vie en Rose へウォン シャオティン エルキ
This is my my... ミンジュ ヒカル エルキ  
La La La La Vie en Rose ミンジュ ヒカル スンヨン
"ROSE" へウォン ヒュニン・バヒエ  
Oh, It's my my... 本田仁美 マシロ スンヨン  
La La La La Vie en Rose  宮脇咲良 マシロ チェ・ユジン
감았던 눈을 떠봐 ウォニョン ヨンウン ウンビン  
달라져 모든 게 다 ウォニョン ヨンウン ウンビン  
아무도 모르는 새로운 세상을 봐 Oh baby ユリ チェヒョン ソン  
La La La La La La La Vie en Rose コーラス コーラス コーラス  
전부 다 물들여 Red イェナ ダヨン イェウン  
La La La La La La La Vie en Rose コーラス コーラス コーラス  
꿈이라도 좋아 빨갛게 칠해봐 ウンビ チェヒョン スンヒ  
언제든 깨어날 수 있게 내가 불러 줄게 ウンビ チェヒョン スンヒ  
잊지마 여기 서 있는 Rose ユリ ヨンウン ソン  
언제나 빛날 수 있게 ユリ ヨンウン ソン  
La La La La Vie en Rose ウォニョン イェソ チェ・ユジン
This is my my... アン・ユジン シャオティン チェ・ユジン  
La La La La Vie en Rose アン・ユジン シャオティン ウンビン
Ooh     ソン
장밋빛에 물들게 ウンビ ヨンウン エルキ  
Oh La Vie en Rose  ミンジュ ヨンウン スンヨン
새빨가아아안 My rose 矢吹奈子 チェ・ユジン スンヨン  
빛이 나아아아 My rose 矢吹奈子 チェ・ユジン スンヨン  
La La La La Vie en Rose 宮脇咲良 マシロ ウンビン
이 순간 특별하게 チェヨン ヨンウン ソン  
”We’ll make it red” へウォン ヒカル イェウン
Oh it’s my my イェナ ヨンウン スンヒ  
La La La La Vie en Rose ウォニョン シャオティン スンヨン

 

いつか弱さは強さに変わる。Kep1erが「Up!」で見せたアイデンティティ

作曲家がfull8loom栄光の顔であること、そしてティーザ公開で2STEPビートを前面に押し出していることで、何度も何度も何度も言うけど、今回は本当に期待していて、MVが公開されて、その期待を完全に斜め上にぶっ飛んでくれました。

なんていうか、2枚目でここまで自分たちらしさを掴んでいるとは思っていなかったというか、ちょっと感心したという気持ちでいるのです。運営頑張ったな!

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自分がこの曲で何よりキーになっていると思っているのは、一つの方向性にまとまっていないことなんです。サビのビートや、ドロップの心地よさはさすが栄光の顔、といいたくなるスムーズさでありながら、コロコロと変わりながら展開していく。ここまで手数の多い楽曲だと思わなかった。本当に面白い。

勢いに乗って「Up!」MVをスクショしまくりました

MVのビジュアルでもそれは意識されていて、めちゃめちゃ盛れてるソロショットがいっぱいあるのと同時に、笑っちゃうくらいコミカルな表情や、ほとんどオフショットみたいな、そこ使うんだ!ってショットが両方入れ込まれてる。

前半は、そこ使う?みたいなの結構多くて、イェソの「よっしゃ!」とか、完全にバスターズ時代を思い出す感じ。

あかんべしてるチェユジン今年で満26歳ですよ。ヒエちゃんと8歳違うんですよ。

キムダのびっくり顔は、このグループの一つの方向性なんですよね。あとホントひかると並んだ時の相性が良い。

そこそこ後半なんですけど衝撃だったのが、キムダ完全におもしろ顔なのと、後ろのヨンウンが鼻おさえててくしゃみしそうになってんのよ。コレ使う???使うんですよね。あとシャオさんがちょっと悪シャオさん出てて最高。

で、後半は盛れ盛れショットのつるべ打ち状態。もはやヒエちゃんシャオさんは美神の域。

盛れゾーンに入るのはチェヒョンの風浴びショットからっていうのもありますね。ホントかわいい。

イェソは顔立ちが整いまくってるのであんまり幼くするよりも大人っぽくしたほうが映えるんだよな。や、さっきのよっしゃー娘と同一人物ですよ。

ましろの顔立ち整いっぷりも凄まじいものがありますね。二次元みがある。

ひかるは、おもろ顔、美少女顔、爆イケ顔と全部やれるのがめちゃめちゃ強い。

あとヨンウンはどう転んでも可愛いです。

Kep1erは完全無欠のグループではない。でもそこが強みだし、運営もわかってる。

ついさっきも嫁の人にガルプラのことに聞かれて「マジで番組制作陣はよお!」みたいに熱く語ってしまったのですが、や、いろんな物事がちぐはぐだったガルプラから生まれたKep1erっていうグループは、なんというか完全無欠のグループじゃないと思うんですよ。

普通に事務所が組んだグループは、制作陣がプロの目で作り上げている。IZ*ONEだって実際はそうだった。メンバーのバランスとか、キャラクター性とか、いろんなことを考えて、人気が出るように組まれているわけです。

でも、何度も言いますが、ガルプラでメンバーを選んでいったのは「ガーディアン」であって、それぞれのメンバーの守護者なわけです。最終的なグループのバランスではなくて、それぞれのメンバーを守りたいと思った人がどれだけいたか、ということが大きい。

韓国のアイドルグループとしては身長の低いメンバーが多くなったのも、そこらへんが大きいと思っています。韓国で一般受けをする高身長スタイルじゃない。でも、そのメンバーたちをガーディアンが守りたいと思ったわけです。

Mnetがこれまでやってきたサバ番不正の十字架を背負っていることもあって、本国人気が海外人気ほどではない、というのは何度も言われているところです。結構、大変だと思うんですよ、このグループを売ることや、このグループの一員であることって。

でも、同時に「守りたい」と思っている人たちには、本当に守りたいと思われているし、その愛情は形になってると思うんですよね。数字だけ見ても、初日で15万枚以上売ってますからね。ファンの支持は相変わらず厚い。

そして、運営側もそれがわかっていると思う。Up!を通して見せたかったのは、コミカルさと、親しみやすさと、可愛らしさと、優れたパフォーマンスだったんじゃないですかね。IZ*ONEで表現したような、気品と美しさの方向性ではない。成熟を志向するというよりも、エネルギーが拡散してバラバラに解き放たれていくようなイメージ。そこが、Kep1erが完全無欠のグループではないが故の、強みだと思うんですよ。

だからこそ、メンバーそれぞれのキャラクターや、弾けるようなエネルギー、コミカルな表情から美しいキメ顔まで、本当にいろんな側面を意識的に見せてくれている。メンバーそれぞれも、この半年で結束力を高めて、どんどんKep1erが一つのグループとして出来上がっていっていると思うんですよね。

正直、次回作が好きな感じの曲になるかはわかんないな、と思ってます。自分の好みにハマらない可能性はかなりある。でも、今作はめちゃめちゃ好きです。完全にハマっております。この、安定感よりもブレがあって、かっ飛ばしたら場外ホームラン!みたいなところも、グループの良さなのかもしれないです。

タイミング的にチャートや音楽番組でどんな結果になるかはわかりませんが、Up!でいい結果になってくれるといいなぁ…というわけで、ショーケースの「Up!」も貼りますが、や、楽しそうですよね、ステージ。日本でライブやったら見たいなーコレ!

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いよいよ明日カムバ!重責を負うKep1erが"Queendom2"で到達し、"Up!"で通過していく地点

6月20日にKep1erが「Up!」でカムバック、期待と不安がいろいろあったんですが、ハイライトメドレーからのティーザ2連発で、完全に期待の方に心が決まりました。良かった。ちゃんと聴くとめちゃめちゃ音が太いのが素晴らしい。ダンスミュージックが刷り込まれてる自分としてはアイドル曲もやっぱりキックなんですよ!

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本当は20日18時の楽曲公開直後の更新にしようと思ってたんですけど、スケジュール的に厳しいのと、まぁもう自分の中で盛り上がってるときに書いた方がいい!というわけで今書いております!

Kep1erは「Up!」で9人組のレジェンドを明確に参照している

今作「Up!」は、現在公開されているところだけでも、音楽的に2STEPと呼ばれるジャンルを志向していることは明らかです。2STEPというジャンルと、それを取り入れたK-POPについてはe_e_li_c_a様が2019年にまとめてる記事があるのでそちらを参照。

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で、この記事では今回の「Up!」を軸にして書いていきます。2STEPテイストのガールズ・グループの大ヒット曲と言えば、TWICEの「CHEER UP」(2016)。途中でレゲエっぽくなるのは、レゲエ→ドラムンという歴史的な流れを意識しているのでありましょう。

今見てもMVはすごい出来で、この曲の大ヒットからTWICEの無双状態が始まったのも、そりゃそうだという気がしてくる。あと、これが2枚目のリリースなんですよね。2枚目で大爆発、Kep1er運営も狙ってる気がする。

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そして、夏曲でブチ上がりつつ、どこかにチル感もあるのが、少女時代の「PARTY」(2015)。ビート的には四つ打ちですが、ベースラインが太くて素晴らしい。ジェシカが脱退してから初のシングルで、高揚感と切なさどちらともある。公式MVを貼ろうと思ってたんだけど、Mカに出てた時のイメージが夏山バカンスで今回のKep1erとかなり近いものがある。イメージの直接的な参照元にした可能性もあると思います。

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少女時代とTWICEの二組は、韓国ガールズ・グループシーンのレジェンド、そして両方とも9人組(ソシは8人になったけど)。今回のKep1er「Up!」からは、9人組の歴史を継ごう、という意思を感じているのです。

Queendom2での少女時代「The Boys」カバー最高だったじゃないですか。生半可な気持ちであのステージは作れないと思うんですよ。このグループにやらせたい、MVSK路線はこっちで一つの形にした、というのもあると思います。

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ちなみに、2018年に我らがIZ*ONEもMAMAでThe Boysのカバーステージやってるんですが、まぁお祭りのためのステージということもあって、クィンダム2のKep1erよりもテンションはゆるめではあります(特にカンちゃん)。

つっても当時こっちもデビュー2か月とかですからね。CJは自前の有望株のデビュー直後にThe Boysやらせるという性癖があるんでしょうか。あとアンニョンズ&ウンビちゃんは完全にグループの柱だな…。ラストのセンターがなこちゃんなの激アツだな~!や、ズワンを語るとキリがないのでこの辺にいたしますけれども。

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余談というかなんというか、レジェンドというのは難しいかもしれませんが、Kep1erと同じくMnetのサバイバル番組から誕生して、結果操作問題やらいろいろあって苦労して、今はPLEDISに移籍して人気を安定させつつあるfromis_9も、9人組なんですよね。

fromis_9がPLEDIS移籍前にOFF THE RECORDから最後にリリースしたのが「WE GO」(2021年)。この後、OFF THE RECORDはWAKE ONEに統合されるので、fromis_9もIZ*ONE同様、Kep1erの(あまり言及されないけど)お姉さん分でもある。

このMVもすごいですよね。操作=ヤラセで叩かれたグループのMVで、作られたバカンスをテーマにしている。キャンプのシーンとか、今回の「Up!」と結構近い感じもあって、OTR→WAKE ONE組スタッフの中に、プロミとケプラを重ねて見ている人がいるかもな、という妄想をしております。

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Queendom2でKep1erが到達した地点、越えていく地点

あらためて振り返っておきたいのは、先ほども触れましたが、Kep1erが参加していたサバイバル番組「Queendom2」。今見てもオープニングパフォーマンス最高ですねコレ。

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デビュー数か月でQueendom2にブチ込むって、本当に無茶苦茶だったと思いますよ。持ち曲も少ない、歴史も浅い、ファンダムも本国では出来上がっていない、会社の新人だから出れたって叩かれる、本当に大変だったと思うし、なぜか結果がほとんどついてこなかった。そりゃあ、チェヒョンも最終回前に体調崩しますよ…。本当にお疲れさまでした。

ただ、これはひいき目ナシで言っても、後半2ステージ「The Boys」カバーと、ファイナル「The Girls」は、ほんとうに出色だったと思う。

「The Boys」カバーは、1stのカップリング名曲「MVSK」のような、意思と品格を持つ気品路線、みたいな方向性で、一つの結実を見たと思うんです。

そして、デビュー曲「WADADA」のようなガールクラッシュ路線は、ファイナル曲の「The Girls」で一つの形にした、ということじゃないかと思います。わざわざBoysとGirlsで対にしてるし。

「The Girls」をフルカムで見ると、や、ダンサーさんたちとメンバーのそろいっぷりとかエグいんですよ。半年でよくここまでやりましたよホント。良くも悪くもめちゃくちゃ背負わせてるものがデカい。それに必死に答えようとしてる。実力がない、コネでしかないって陰口叩かれるからこそ、どんどん研ぎ澄まされたグループになろうとしてる気がします。 

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Queendom2という番組に参加することを通して、Kep1erのパフォーマンスはどんどん磨かれていったし、グループとしての結束力も間違いなく高まったでしょう。同時に、韓国ガールズ・グループシーンの中で、存在が認められていったと思う。

やっぱり、番組を通して、共演した先輩たちに、受け入れられていったと思うんですよね。そしてそれは視聴者にも伝わったのではなかろうか。投票操作問題で地に落ちたMnetによるサバ番のグループだけど、その宿命を背負いながら、必死にもがいてもがいて、形にしていったと思うんですよ。

そしてそれは、到達点でありながら、一つの通過点に過ぎない。あと2年間、絶対に順風満帆とはいかないと思います。絶対にいろいろ大変なことがある。Mnetのグループが2年半もやったら絶対になにかあるんですw

でもね、どうにか続けていって、磨かれていくことによって、どんなグループになっていくかも、ものすごく楽しみにしています。TWICEやソシを志向して、ズワンやプロミの文脈を継いでるんですから。面白いことになる可能性は十二分にある。やー、今作は複数枚買っちゃいましたからね…。ヨントン当たったらどうしよう…。

というわけで、ラストに6月18日に出演したDream Concert2022での「MVSK」貼っておきますが、ファンカムで横からなのがレアでよいです。そしてみんなめちゃめちゃ仕上がっております。イェソは幼い雰囲気を抑えた方が映えるよなー、とか、ヒエちゃん美の権化になりつつあるな、とかいろいろあるんですが、後半ビビりましたよね。

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ヨンウンが横に向けてめっちゃファンサしてるんですよ。や、初のドリコンよ?明日カムバよ?この人まだ満17歳ですよ?どんだけ度胸あるんだよ!ヨンウン本当に逸材なんですわ…。

 

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