24年末から選曲とかしてるうちにどんどん曲数が膨れ上がってくし、これもう収集がつかねえわ…と思ったので、気になったトピックごとにともかくまとめます。
まとめてるうちにベスト30のうちの11位まで、という感じになったのでそうしよう。そしてこの辺りは順不同でお願いします!!
鈴木妄想が選ぶ2024ベスト楽曲 ベスト30位~11位(順不同)
タイを中心とした東南アジア圏の楽曲いろいろよかったです
東南アジアのアイドル大国であるタイはめちゃくちゃイイ曲が毎年ありますね。今年の個人的なタイのベストは4EVEが東京でMVロケした「Situationship」でした。ツーステっぽいビートと楽曲の緩急のつけ方、サビの美しさ、文句なしという感じ。
4EVE/Situationship
あとタイだとSNSのJELLOがベースが重たくてよかったです。
Sugar 'N Spice (SNS)/JELLO
あとこれどこの国の、と括れないグループなんですが、SKE・BNK・JKT・MNLという48グループ4か国からメンバーが集まって結成されたQUADLIPSはイイ曲ばっかりなんすよ。
軽めのハウス「Overdrive」とか、ゆるめのツーステ「Lipgloss」もガルクラ風味のブレイクビーツ「Lipstick」も全部良い。汎アジア賞で言えば新人賞は固いと思います。
QUADLIPS/Overdrive
中国語圏は大陸も台湾もガルクラ楽曲がなんかよかった
大陸だとウィエファの新人、NAMEのSweet Chilliが結構衝撃で、エレクトロっぽくカウベル連打でスタートして途中でジャズビートにシフトして、サビとかベースミュージックっぽくて、これが中国大陸からアイドルソングとして鳴ってるのは面白いと思うのよね。
NAME 姓名/Sweet Chilli
2023年を席巻した台湾のサバ番「未來少女」でしたが、2024年の前半はどこも思うように動けなかったなーという印象ではあります。どんどん未來少女の時にいたメンバーいなくなるし。
楽曲で言うと、SUNNY PURFUMの派生グループELL&sの「Elevetah」が、絶妙にすっとこどっこい感のあるビートが好みでした。サビ2回目でシンセパッド入るところめちゃくちゃ気持ちよくないすかコレ。
ELL&s/Elevatah
未來少女と言えばGENBLUEではあり、韓国デビューも果たしました。かわいらしさ、気品みたいなのが持ち味だと思ってたので、ガルクラ風に寄せたのは意外でしたが、結構認知されてたような気がします。ならばヨシと思いました。イントロの太鼓が良い。
GENBLUE/COCOCO
年末に生で見て、やっぱこのグループすげえ好きだわ!となったbabyMINTですが、ハロキリに並ぶような楽曲をリリースできなかったのは残念だけど、あんな楽曲は10年に1曲レベルっつうのもあるからな。
タワレコB1Fでのライブで初披露した「\ LUCY!!!!!! /」はMV作ってほしいなー。出だしからキックが重たくて笑顔になります。そこから宇宙旅行にデッパツして最終的にデス声で締まります。まぁそういうグループよね!またライブ見たい!
babyMINT/ \ LUCY!!!!!! /
韓国アイドルシーンは層が厚すぎて呼吸が厳しそうだと思った
ここら辺はベスト10から泣く泣く外してたんだけど、いや、なんかこの知名度のグループがこんなイイ曲出します?みたいな、まぁそういうの韓国は長年本当に輩出してて、ダンスミュージックを取り入れたアイドルソングの層が厚いなぁという感じなんですが、ともかく、以下はよく聴きました。
ドリーミーなエレクトロニカで超絶美メロのサビになだれ込んでいくPinballは2024年のHidden Jemすぎるでしょうコレ。また書くけど、ニュジ(というかミンヒジン)が推し進めたY2Kビートの再発見が結実した感すらあります。ちょっとレイハラカミすら感じる。
RESCENE/Pinball
もうちょっと知名度はありますが、ICHILLIN'の「Official」みたいな明確にハウスで火の玉ストレート!豪快キャプテン!山下ギャンブルゴリラ!という勢いの楽曲が気を抜くとドロップされるのが、本当に本当に韓国アイドルシーンの底知れなさだと思います。
ICHILLIN'/Official
あとはKandisの「Alice」も歌ものヒップホップとしてシンプルに良かったなー。ラップをハングルでやってくれたらベスト10入りしてたかもしれない。ダンスミュージックのいちジャンルをちゃんとやる曲が結構あるのが韓国アイドルソングの好きな点かもしれない。
Kandis/Alice
VVUPの「Ain't Nobody」とかも、完全にニュジアイリの流れだろ…と思いつつ、結局こういう曲は好きなのでした。さらに「Locked On」なんかツーステですらなく、ドラムンですからね。
でも音楽的に面白いなーと思っても知名度的には厳しそうで、現状を調べたら4人組が3人に減ってまた4人になって札幌でスペシャルMV撮ってました。いろんなところがやることなすことレッドオーシャンすぎるんだよ、呼吸ができねえよ!とも思うのよ。
VVUP/Ain't Nobody
ドラムン系楽曲で上半期かなりハマったのが、ガルプラにも参加してたユ・ダヨンの「Keep it low」だったなー。や、これドラムンじゃなくてブレイクビーツだろうか。渋谷で撮ってますが、ともかく皆さんよく日本にいらっしゃいました。これもレッドオーシャンだった。
YOU DAYEON/Keep it low
<サバ番出身グループ>という概念の人気がなぜか復活しておった
2023年とか相当厳しかった気がしますが、ILLIT「MAGNETIC」のヒットもあってか、サバ番グループが結構人気を博していた気がします。まぁでも結局楽曲ありきなんだよな。
サバ番女子グループ受難期でも気を吐いていたプロミことfromis_9は、2024年も「Supersonic」がヒットしておりました。みんな大人になって凛々しい感じが似合うようになったと思うんすけど、24年末でPLEDISもHYBEも離れたんですよね。いやマジでどうなるんだろう…。
fromis_9/Supersonic
KATSEYEは完全に「Touch」で大衆人気を獲得してましたね。韓国系アイドルツーステ楽曲の一つの到達点、という感もいたします。SNSとかで踊ってみたしてる人むちゃくちゃ多かったんじゃないか。20年代のTELL MEや!VCHAはアレしましたが!
KATSEYE/Touch
サバ番出身グループの楽曲で、かなり自分がハマったのがUNISの「SUPERWOMAN」で、一時期のシーンを席巻したムーンバートンサウンドを今やってくれるのがありがてえありがてえ…。この曲、なんていうか楽曲の構成がえらいちゃんとしてるよね?ヒットしてほしかったなー。
UNIS/SUPERWOMAN
これもヒットしたわけではないですが、CLASS:yが楽曲リリースできたのはよかったなーという感じですし、「Psycho and Beautiful」はブレイクビーツとして気持ちえがったです。こういうのWaveracerとかNEONとかいうんでしょうか。
CLASS:y/Psycho and Beautiful
サバ番グループのレジェンド、IZ*ONE出身者は2024年もぶっ飛ばしていた
何度も書いちゃうんだけど、ほんと年月が経てば経つほどズワン全員のパフォーマンスって奇跡としか言いようがないんですよね。2024年も皆さんお忙しそうでありました。
個人的ベストはイェナの「NEMONEMO」で、音楽番組1位は獲得してないけども、これ普通にSNSでよく流れてきてた気がします。ハイパーポップ感がイェナと合ってた。まぁ何やっても合うのがすごいんですけどこの人。
YENA/네모네모
イェナの盟友、世界最強アンユジンが率いるIVEは22年、23年の勢いはなかったとは思いますが、それでもシンプルに強いという感じ。AccendioのMVとか全員一軍感がすげえんだわ。あと、なんかここにきてウォニョンがまた一皮剥けた感もありますね。
IVE/Accendio
日本を含めて、韓国外でいろんな意味で存在感を増していったのがLE SSERAFIMだったと思うんですが、もちろん「CRAZY」とか活動曲もよかったんですけど、いつもアルバム曲に物凄い強度のダンストラックを入れてくるのがたまんないですね。MTVのパフォーマンスとか、やっぱなんかやりすぎ感あるんだよなw
LE SSERAFIM/Chasing Lightning
あと世界のひぃちゃんこと本田仁美先生が新グループとしてデビューしたのも大きなトピックでありました。この曲も結構SNSで流れてくる気がする。あとひぃちゃんもかわいいんだけどみんな可愛いので、これからどっかでハネが全然ありえる気がします。
SAY MY NAME/WaveWay
これでまだベスト10にも入ってないし漏れもいっぱいあるとかなんなの!
ほんとなんなんだ、という感じですが、今年はアイドル系楽曲じゃないのは基本的に除外したり、うわこれじゃaespa「Whiplash」もRIIZE「Impossible」もROSE&Bruno Mars「APT」もME:I「Click」もXG「IYKYK」も入らないわマジかと思いましたが、それはどなたかが入れてると思うのでそれでいいのです。
それでもこれ入ってねーな!というのはベスト10に入ってると思いますが、それでも今回はトエスを入れそびれています!ともかく2024年はそういう年だった!またベスト10書きます!