川口ゆりなという巨大なミッシングリンクをKep1erは埋められるのか

ガルプラ終わりましたね。やー、お疲れさまでした。

終わってすぐに寝ようと思ってたんですけど、寝床で嫁の人と感想戦してたら眠れなくなってしまったので書かせてもらいます!

自分がずっと推してたヨンウンが5位に入ったのは良かった。

彼女はここで大きなグループに入ってたら、2年半の経験を積んだ先でさらに大きな存在になるだろうなーって思ってたので、ホント、良かった。

今でも、なんでこの動画見て、「なんかいいなー」と思ったかよくわからんw

www.youtube.com

でも、逆に言ったら、自分にとって良かったのはヨンウンのメンバー入りぐらいでした。

何よりも、川口ゆりなさんがねー、なんか9位にかすりもしなかった(14位?)ということで、まぁ、二番目の推しが落ちたわけだから、がっかりではあるんですよね。

彼女がいないことで、Kep1erのアジアアイドル史における面白味とか意義は、まぁ半減以下になってしまったな、と思っています。

彼女は、48Gの隆盛を受けて生まれたアイドルグループのメンバーであること、そのグループが、日本のアイドル史に残る全日本国民的美少女コンテストの受賞者から生まれたグループであること、その二つは、日韓のアイドル史の接点になる存在だった。

そういう意味で、48Gから参加したPD48の象徴となり、IZ*ONEのエースになって、そしてさらに新しい道へと進もうとする宮脇咲良の系譜を受け継ぐものでもありえた、と思う。

彼女以外の日本人メンバーは、今回のプログラムで「見つかった」という感じの練習生だった江崎さんと、JYPの練習生として既に有名だった坂本さん。二人とも、日本のアイドルシーンの文脈ではないんですよね。

自分が興味あるのは、いろいろな文化がまじりあって新しいものが出来上がっていく、という流れなんです。

だから、川口さんがKep1erに加入した場合と、しなかった場合では、自分の興味の度合いは、かなり差が出来てしまうわけです。

もう一つは、制作側が最初にたくさんスクリーンタイムをあげた→サプライズ1位獲得というところから、川口さんが理不尽にバッシングされたじゃないですか。

終盤になって、魅力や実力が伝わってきた感もあったので、足を引っ張られた分を跳ね返せたかな、と思っていたんですが、最終的にはデビューに届かなかった。

や、ほんと、今回の番組制作陣、マジで無能じゃないですか?もう正直に言っちゃってますけどw

でも、魅力を伝えようと取り上げた参加者が、それがゆえに逆にバッシングにあって、実力以下の評価を受けてしまうっていうのは、一番避けなきゃいけない事態だと思うんですけども。

気に入らなかったら、ともかくバッシングして、足を引っ張れば、どんなに頑張っても沈めることが出来る、っていう、なんというか、ものすごい悪い前例を作ってしまった気がする。

あとは、やっぱり、番組の作り出した最高のコンビである、シャオリナを守れなかったこともでかいと思うんですよね。

たぶん、二人が一緒にデビューしていたら、世界中のいろんな層に刺さったと思う。でも、それが出来なかった。

最後の、シャオティンとスヨンで9位争いをして、シャオティンが9位に入った、というところで、真っ先にシャオティンに駆け寄るのがユリナなんですよね。

でもね、俺、もうコレ見てて泣けてきちゃったんだけど、シャオティンが、ユリナの顔見れてないのよ。たぶん意識的に顔をそらしてるの。

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たぶん、これまでなんだっちゃあお互いに顔を合わせたり、タッチしてた二人だから、普通だったら、あんな顔をそらしたりしないと思うんだよね。

シャオティン、ユリナと完全にここで別れてしまうって思って、もう、ちょっと、顔が見れなかったんじゃないかな…わかんないけども。

Cグループ内でいようとするシャオティンだけど、ユリナはどうしても顔が見たくて、ずっと横にいて、ちゃんと顔を合わせるのよ。一瞬しか映らないけど。

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そして、シャオティンがトップ9の座に向かう時に、ユリナはシャオティンの肘に触れて、最後の挨拶をしようとするのね。でも、同時に、マヤがその肘に触れてるの。

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シャオティンは振り返って、肘に触れていた人を抱きしめるんだけど、それはマヤなのよ。マヤは満面の笑みでハグするけど、ユリナはもう既に立ち去ろうとしてる。

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最後に、シャオティンが、前を振り返って、笑顔を作るんだけど、その向こうで、ユリナは、肩を震わせて泣いてるんですよ。ずーっと、もう今回落ちただろうと諦めてたのか、ずっと無理して笑顔でいたユリナが、後ろを向いて泣いてるんですよ。

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PRODUCE48のラストシーン=IZ*ONEの結成シーンのラストが、咲良とチェヨンが結びつくところで終わるとするなら、GIRLS PLANET999のラストシーン=Kep1erの結成シーンのラストは、シャオティンとユリナが引き裂かれるシーンで終わるわけです。

Cグループのメンバーもいない、番組を通して関係を築いていったユリナもいない、そんなシャオティンの心細さ、切なさを考えると、本当に胸が痛いというか…。

多分、川口ゆりなは、Kep1erというグループの、大いなるミッシングリンクとして、ずっと心のどこかで引っかかり続けるんじゃないかな、と思う。

ユリナがいたら、この曲どうしてたかな、ユリナがいたら、Kep1erのライブってどうなってたかな、そんなことを考えてしまうんじゃないかと思う。

チェヒョンとの関係、坂本さんとの友情、ケンチャナセルの再結成…彼女がいることで、繋がる線がいくつもあった。個人的には、そのくらい、彼女はグループにとって大事になりえたと思う。

でも、その川口さんを、結果的に言えば、初期にピックアップしすぎることで、不当なバッシングを生んでしまい、最終的なデビューに至らせることが出来なかった。

もう、これは制作側の大きな失敗だと思います。

この、川口ゆりなという、大いなるミッシングリンクを、Kep1erに埋められるのか。Kep1erのマネージメント側が、ユリナがGP999にもたらした以上のものを、Kep1erというグループに産み出していけるのか、いや、ホント、めちゃくちゃ大変ですよ、これから。

他にも、最終結果が今のところPointとVoteの数字しか出てないんだけど、Voteで見ると、チェヒョンが全体9位、キムダヨンが全体13位ということで、なんというか、韓国からの投票で支えられたこの二人が、どうやって世界が認めるアイドルの中心メンバーになっていくのか、とか、まぁ、いろいろあるんですけど、とりあえずここまで!

なんかもうえらい疲れました!まぁともかくヨンウンの活躍を祈ってる!

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