やー、ガルプラ次回で終わりますね。長かったような短かったような…。サバ番は見てて疲れるので体力的に放課後トキメキとかI-LAND2とかには手を出さないほうがいいなぁと(今のところは)思っておりますが。まぁともかく、ガルプラは最後まで並走できそう。
最終回に向けて、いろんな思いはあるんですけども、なんていうか、面白い状況になってるな、と感じているわけです。まとめます。
ガルプラの視聴率悪いみたいだけど、YOUTUBEでは爆発してる話
いつもネタ元がnamuwikiで申し訳ないんですが。視聴率がめちゃめちゃ良くないという話。
同じ放送局Mnetチャンネルで放送されているストリートウーマンファイター(スウパ、以下SWF)に比べさらに凄惨な成績を記録している。SWFに8月4駐車場以外のドラマプログラム話題性1位を奪われたのはもちろん、SWFが非ドラマ出演者、個々の話題性順位10位圏に複数人の名前をあげたのに比べ、こちらは一人も名前を上げなかった。
10月15日までに一度も視聴率1%を超えず、1次順位発表式で中下位圏の低下人々がほとんど落ちたので放映終了まで1%を越す確率が大変だろうという意見が多数見られる。実際に1次順位の発表式の後に視聴率が再び下落に転じ、CREATION MISSIONが放映された10回では、0.6%未満に落ちた。プロデュースシリーズ際生放送を除いて、プログラムの話題性が最も高かった時、新曲ミッションだったプロデュースシリーズのフォーマットをほぼ取ってくれているようにしたガールズプラネットは、むしろ後ろに行くほど話題性を失っていく姿だ。
ヒキにチェヨンが泣くシーンを使っていたので、自分はSWFを見ていないんですが、結果的にかなり人気なようでチェヨンは出た甲斐がありましたね。
で、ガルプラが韓国内では人気がない、と言われるのと同時に、YOUTUBEとかでは再生回数が爆発してて、特にシャオティンのMカ出演時のチッケムは同日に出演した全アイドル(男女含め)の中で最高の再生回数となっております。公開二日で24万以上。
比較対象として、IZ*ONEユリが3.7万、イッジ各メンが1~7万くらい。ENHYPENメンでもチッケムだと最高10万くらい。シャオティンすごいんですわ。
まぁ、なんというか、ホントにこの人は表現力がずば抜けている。まだデビュー前っすよ…。
この他の参加者の動画も再生数がデビュー前としてはかなり多く(ひかる7万、ヨンウン6.1万、バヒエ5.6万とか)、Mnetのコントロール下にはないYOUTUBEでも、こういう結果が出てる。
この動画、OOOミッションの時みたいに再生数がカウントされるわけではないので、複数アカウントでストリーミング、みたいなのはあんまり意味がないと思います。結構ナチュラルな数字なんじゃないでしょうか。
韓国内外の温度差と、グローバル化の様々な影響で、先行き不透明に
つまり何が言いたいかと言うと、ガルプラは韓国では注目度が低くても、韓国国外での、グローバル注目度は結構高いんじゃないか、ということです。
その原因としては、やっぱりこれまで「国民プロデューサー」として韓国からの投票のみに限っていた投票を、全世界に開放したことがデカいと思います。
いろんなところに「Vote ○○!」っていうコメントがある。全然関係ない参加者のところに、自分の推し参加者のコメントを入れてたりもする。
なんていうか、それだけ必死で、なんというかピュアな視聴者が多いんだと思うんですよね。本気の本気で応援してるんですよ。
日本でも、PRODUCE48の時はMnetと契約しないと見れなかったのが、今回はAbemaで無料で見れる。かなり若い層も視聴してて、それがゆえにアンチ活動があったりもするんだろうと思います。
虹プロとか日プはリアタイしてたけど、韓国のサバ番をリアタイするのは初めて、という層も結構いるのではなかろうか…。
で、同時に、東南アジアで大量にSIMカードを仕入れて投票、みたいな話もあったようで、いや、これこそがグローバル化なんじゃないか、と思ったわけです。
つまりはですね、いろんな国で、いろんな人がかかわるようになって、ビジネスチャンスも広がるわけですが、同時に、もうコントロールすることがめちゃめちゃ難しいようなトラブルが発生する。
さらには、現状のガルプラは、国内での人気よりも完全に海外人気の方が高い状況なんですよ。コロナ禍が落ち着くかもっと継続していくか、もう全然読めないこの情勢と相まって、なんていうか、こんな先の読めないプロジェクト、なかなかないのではないでしょうか。
先行きが見えない中で、確実なのは、ファンの愛を感じ始めてること
国内で人気がない、海外でも話題になっていない、っていう感じだと、まぁ完全にうまくいってないね、っって話で、そういうサバ番、いっぱいありましたよね。
でも、ガルプラは、国内であんまり人気がないかもしれないけど、海外ではかなりファンが発生している。
でも、かと言って、世界中を飛び回ってライブを出来るような情勢でもない。海外でどれだけ爆発出来るか、本当にわからない。これから結成されるグループがどう転ぶか、本当に読めないと思っています。
ただ、先読み出来る状態ってつまんないなーと思うので、今のこの状態、おもしれーな、と思っている自分がいるんですよね。
そして、これから結成されるグループが、「グローバル」の概念を更新し、新しい歴史の一ページになるグループになる可能性もある、とも思うんです。
中国という、良くも悪くもいろんな意味で本当にパワフルな国を巻き込んで、東アジア圏を超えたいろんな国で、ファンが発生している。自分が結果に寄与している、もっとシンプルに言えば「この人の夢を守る」という思いを持ちながら、番組を見て、アプリで投票してる。
そして、参加者も、1stファンミーティングを経て、そして世界中のファンからのビデオメッセージを受け取って、どんどん表情がよくなってる人が多いと思うんですよ。
やっぱり、ずっとマスターの前だけでパフォーマンスしてるのって、閉塞感あったんじゃないですかね。アイドルって、愛されてなんぼだと思うので。
そして、間違いなく、ガルプラ参加者とその視聴者の間には、愛が発生し始めてると思うんです。そして、参加者はそのことを実感しだしている。
ガルプラの大きな一要因は、やはりSMエンタとCJの関係性では
こうなると、おいそれと投げ出すわけにはいかないと思います。運営母体であるCJは、それこそグローバル企業ですから。PD101問題の時なんて、本当に株価が下落した。あとで調べたら社長の御曹司が逮捕されたりも同タイミングだったみたいですが…。
それに、今回ちゃんとやらなかったら、音楽部門とSMエンタの統合みたいな話も、なかなか厳しくなっちゃうと思うんですよ。
CJグループとカカオ間で対立していた第1世代の芸能事務所「SMエンターテインメント」の買収戦で、カカオが撤退した。これを受け、SMはCJグループに入る可能性が非常に高くなった。CJグループがSMを保有すれば、16チャンネルなどを保有しているCJENMとのシナジー効果が期待できる。
コンテンツ業界の関係者は「ライバル会社であるハイブがネイバー、YGエンターテインメントと手を組んで自社プラットフォーム"ウィバーズ"の育成に対抗できるようになる」とし「SMエンター-CJENMにつながるコンテンツ連合軍を形成する可能性も高くなった」と分析した。
今回、ホントSMエンタ絡みの人脈多いですから。以下にまとめてます。あと、チェユジンとLIGHTSUMの様子見てるとCUBEとの関係は悪くなってなさそうで一安心ではあります。
クリエイションミッションにしたって、SM曲をいっぱい手掛けてたAlawn=Harold Philipponが参加して、SMエンタ子会社のMystic Story所属のスヨンがセンターに立った曲「U+Me=Love」が優勝って、まぁなんていうかよく出来てるよな~と思いながら見ておりました。まぁ個人的にも好きな曲だし好きなメンバーなんですけど。
2020 The 1st Mini Album Kai Recording Arranger
2020 Superm the 1st Album Super One SuperM Arranger, Composer
2020 Never Giving Up SuperM Composer
2020 Neo Zone: The Final Round NCT 127 Arranger, Producer
CJ側としても、というか、CJ音楽部門は、本当に、ここでGP999グループを必死に形にしようとしているはずです。
ただの企画倒れになるかもしれないし、新たな時代を切り開くかもしれない
IZ*ONEの活動終了時と同様、OFF THE RECORDとSwingエンタの共同運営になるかもしれないし、花三部作の頃のPLEDISや、復活後のスタシのように、制作をかなりコントロールする事務所がおかれたら、その位置にSMエンタ系の人が入るかもしれないですよね。
もしそうだとしたら、最初は珍妙なことやりだしたぞ…となるけど結局当たりますからねw ものすごい面白いことになる。ならない可能性も大いにありますけども。
国外で人気を博し、先進的だけども最終的には時代がついてくるようなクリエイティブが制作するグループとして、GP999のデビューグループが運営されていったら…韓国内でも無視できない存在になるだろうし、また時代は新しく更新されると思うんですよ。
少女時代は、中人数のガールズグループを韓国でやることに、ものすごいポテンシャルがあることを示してくれたし、国内で無双したワンガ、日本で大人気になったKARAも含めると、まず一つの時代のうねりを作った。
TWICEは、海外からのメンバーも含めても(含めることが)、韓国で人気と話題と愛に繋がることを示したし、オーディション番組を通じて結成された最高のロールモデルになった。これ以上のグループを産み出すことはなかなかないと思う。
そしてIZ*ONEは、日本でアイドルとして活動している人の中に、世界的な逸材が存在していて、磨き方によってはとんでもない光を放つことと、アイドルは事務所による商品でありながらも、ファンとの関係性によっても存在しうることを示した。
それぞれに、時代の流れの中で生まれながらも、大きな意義を産み出していったグループでした。
GP999で結成されるグループも、背負ってるものがデカすぎではありますが、その系譜を受け継がせたい、というのは、作り手にはあると思います。
それはまさに、「K-POPのグローバル化」という今や手あかがついたフレーズを、また一つ前進させて、刷新させていく、という使命です。
「グローバル」で「オーディション」だったら革新的、そういう時代は終わりましたよね。その先に進まないと緩慢な死が待つのみです。
最終選抜されたメンバーのケアとその関係性のケアも、大きなテーマとして残っています。もうウンビちゃんはいないんですから。
サバ番システムやっぱりもうだめだなー、事務所でプロがちゃんと組んだグループがいいなーって話になる、っていう可能性もめっちゃあると思います。
「どうせうまくいかない」とか「○○みたいにはなれない。いろんな要因が違う」とか、静観冷静スルー、という見方も一つです。
でも、同時に、ここまでせっかく並走してきたんだから、出来れば好きな参加者たちがメンバー入りして、面白いグループになってくれたらいいなぁ…、と念じつつ、今週の金曜を静かに待っております。
IZ*ONEのデビューから丸3年、CJ音楽部門が我々に何を見せてくれるのか、ホント読めないなー!