2022年4月現在の新人ガールズ・グループ状況をクインダム2方式で整理したけどソロの波も来ていた(4月4日追記)

2022年4月現在、韓国ガールズ・グループシーン、特に2020年以降にデビューした新人層がめちゃめちゃ厚くなっていて、本当に群雄割拠という状態。どこのグループも魅力的で、良い曲もたくさん出している。

この状況を文字化しておきたい!とずーっと思ってて、ホントはクインダム2始まる前にアップするはずだったんですけど、延び延びになったので、この勢いで乗っかることにしました。

<4月4日追記>

LE  SSERAFIMのサクラ公開についてと、グループ出身者のソロ活動について追記しました。

クインダム2第1回の中で、マッスって出てきて、なんぞ?と思ったんだけど、つまりは好敵手ってことですね。

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新人ガールズ・グループをチョイスして、マッス関係を勝手につけて整理してみよう、というのが今回の記事です。最初に書いておくと、既存グループメンバーのユニットGOT the beatと、ヨチンからの再デビュー組と言えるVIVIZはこの記事では取り上げておりません。悪しからずご容赦ください。

あと、いきなりクインダム2形式から外れるんですけど、全体の好敵手というか、大きな目標であり壁みたいな存在がいるんですね。まずはそのグループに触れないといけないでしょう。

奇天烈コンセプトと伝統の融合を起こす新世代クイーン aespa

aespa 2020年10月デビュー

や、まだaespaがデビューしてから1年半しか経ってないんすか…。デビュー当初はアバターコンセプトがK/DAっぽかったり、KWANGYAコンセプトが生暖かく受け入れられてたりしたけど、もはやSMエンタ自体がKWANGYAに飲み込まれてるというか…。

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このグループの面白いところは、奇天烈なコンセプトや楽曲構成という攻めた部分と、事務所の先輩による過去曲のカバーやリメイクという、手堅い施策が共存しているところ。「Next Level」だって洋楽のカバーだし。

こんなにカバーをフレッシュに聴かせるっていうところが、めちゃめちゃ面白いと思うんですよね。”枯れた技術の水平思考”みたいな、既存のものにフレッシュネスを吹き込んでいるところが強い。

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現在のところ、2021年内に「Black Mamba」で音楽番組1冠、「Savage」で8冠ですが、自分の体感としてはもっと強い。2020年以降にデビューした世代は、一般的には第四世代とかポスト・コロナ世代と言われると思うんですが、いつかaespa世代とも呼ばれるかもしれない。

現在の新人グループシーンには、ラスボスにこのグループが君臨してるのが、クインダム2と違うところかもしれません。自分としては、初期フリースタイルダンジョンの般若みたいなイメージ。

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あまりaespaの話ばかりしてても記事のコンセプトがズレてしまうので、ここからはマッス関係を設定しつつ、状況整理をしていきましょう。

JYPガールズ・グループの伝説を継ぐのは STAYCーNMIXX

STAYC 2020年11月デビュー

いや、ほんと、2020年デビュー組は強いんですよ。「RUN2U」で音楽番組7冠を達成したSTAYCも2020年組。ちょっと前のJYP楽曲、たとえばmissAあたりを思い起こさせる、泣きの歌心に溢れた郷愁と、エレクトリックでファンキーなサウンドの融合という、まぁ、個人的にもめちゃめちゃ好きなやつです。

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Black Eyed Pilseungのソングライティング能力の高さもすごいんですが、同時にこのメンバーをよく集めたな、というのもデカいですよね。JYP練習生出身のメインボーカル、シウンと、同じくJYP練習生出身の低音ラッパーJがいるのが本当にデカい。というか、全員歌唱力もパフォーマンス力もルックスもめちゃめちゃ強い。

劇的なチャート逆走を見せた「ASAP」、自分もすごい好きなんですが、同時に胸が痛くなる感じもあるんですよね。IZ*ONEが活動終了に向けて全く動けなくなっていたころの、何とも言えない感情が蘇ってくる。つまりは名曲なんだと思います。

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NMIXX 2022年2月デビュー

STAYCの好敵手として自分が設定したのはNMIXX。デビュー前からメンバーを明かさずに音盤の予約を開始するなど、鳴り物入りでのスタートでしたが、デビュー曲の「O.O」は惜しくも1位を獲得できず(RUN2Uが壁になってた感もあって、そこも因縁感)。途中でガツンと曲調を変える手法をとった楽曲で、良メロ部分もあるんですが、これ既にすでにaespaが代名詞的な存在になってるんですよね。

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でもねー、このグループもやっぱり強いんですよ。デビューアルバムで、こっちの方が絶対に良い!って思ってた「占(TANK)」が、ビッグビート風のラフなビートとサンプリング連打サウンドが映えるトラックの上にメンバーの圧倒的な声量が乗っかるという…。

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と思ってたら、「TANK」での活動に切り替えるようで、この戦略の早さはさすが名門、という感じ。この曲で結果を残したら、またシーン全体が一段と熱を帯びる気がします。キャリア積んでくうちに、そのうちバラード曲で大ヒット飛ばすようになるかもしれないなー。

IZ*ONEの戦友は好敵手となるか IVEーLE SERRAFIM(4月4日追記)

IVE 2021年12月デビュー

2020年以降にデビューしたグループの中で、今のところ音楽番組で一番勝っているのがIVE。数字だけで言ったらaespa以上。年末年始の放送休止期間を挟んでいるにもかかわらず、「ELEVEN」で2021年中に5冠、2022年に入って8冠、合計13冠獲得してる。自分はPD48の時からアンユジンが大好きなんですが、再デビューでここまで勝つとは思わなかった。

バックトラックがほぼパーカッションで、曲の途中でBPMを落とすというフックを組み込んだ、決してストレートとは言えない楽曲が、曲のタイトルである11も、様々な因縁のあるIZ*ONEの象徴である12を超えて、13個勝った。ほぼ事件ですよコレ。

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このグループについても語りだしたらキリがない。アンユジンとチャンウニョンという、IZ*ONEでも目立つコンビを擁しつつ、スタシ初の外国人練習生で超絶スタイルのレイ、2007年生まれの超新星イソ、レイとのカップリングも楽しい歌姫リズ、そしてイソと相似形をなす底知れぬ最年長ガウルと、ともかくメンバーが強い。

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しかもね、デビューアルバムに2曲しか入れない。めちゃめちゃクセの強い勝負曲と、手堅くキャッチーでありながらそのグループのキャラクターが良く出た「TAKE IT」だけで勝負した。その作曲陣も、これまで起用してた国内作曲家ではなく海外の作曲家。本当に、本当に勝負したと思います。そして13も勝った。やーー、すごい。

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IVEは4月5日に初のカムバックを予定していまして、デビュー曲を経て上がりきったハードルを軽々と飛翔して越えていくのかどうか、ここも楽しみなところです。

LE SSERAFIM 2022年5月デビュー予定

IZ*ONEメンバーが次々に再デビューしたり、帰国してグループのセンターを張る中で、ずっと動向が注目されていたのがHKT48を卒業して渡韓した宮脇咲良と、所属事務所woollimから移籍したチェウォン。その二人が組むのが、LE SSERAFIM。4大事務所の一角、HYBE傘下になったSouce musicが送り出す初の新人グループということになります。

本当にいろいろなことがあって、どうにか2年半を生き延び、それでも延命が出来なかったIZ*ONEのセンターとエースが、オールラウンダー2人が、IVEとLE SSERAFIMそれぞれの道を行く。6人ずつっていうのも、なんか象徴的。

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やああ、だってさ、LE SSERAFIMはHYBEのトップが関わることになるじゃないですか。絶対に負けられない戦いじゃないですか。ここもめちゃめちゃハードル高いんですよ。でも、そのハードル、越えてくるんじゃないかな…という気にもさせてくれるグループだと思います。

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4月4日からデジタル・スーベニアなるものやら、デビュー曲の一部公開やら始まるらしいです。完全にIVEのカムバと同じタイミングなんですよ。もう、バッチバチの好敵手。本当に楽しみです。

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<以下追記部分>

4月4日にメンバー紹介動画第一弾、サクラが公開になりました。もうこれは、世界が待ってた、という感じになっております。

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デジタルスーベニアも作成してみましたが、少しだけ聴けるキリングパートからは、予想外にBPM遅めのファンキーなテイストで、デビューからかなり面白い楽曲を聴かせてくれるかもしれません。明日以降のスーベニアも作るぞ!

アイドルはエンターテイメントかアートか Kep1erーBilllie

Kep1er 2022年1月デビュー

これ、もうずっと書いてるかもですが、自分としては、「Girls Planet999」の制作陣に対しては、やっぱり納得いかんというか、ホント、ほんっとなぁ…もうちょっとやりようがあったんじゃないか…という思いがいまだにあるんです。もういい加減細かいことは書きませんが…。

じゃあ、その番組から結成されたKep1erに対しての自分が感情がどうかっていうと、ガルプラから引き続いてヨンウンとシャオティンがすごい好きというのは大前提ですが、なんだろう?ものすごい頑張ってほしいし、期待感というか、ワクワク感もすごいあるんですよ。

だってさ、クインダム2のオープニングパフォーマンス、やっぱすごかったじゃないですか。デビューアルバムの初っ端を飾る「See The Light」を軸に、デビュー直後に掟破りのサバイバル番組参加という勝負の場に、バッキバキに仕上げてきた。

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振り付けしたのがペクグヨンマスターってご自身で言及してるし、番組のクレジットではTeam Sameってあるんですけど、あのユンジョン先生のいるチームですかね。

詳しいことはわからないんですが、もしかすると、ものすごい豪華なメンツで仕上げてきた可能性ないですか?や、ほんと、Mnetが総力を挙げて形にしようとしてると思ったんですよ。

 
 
 
 
 
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クインダム2ep1.の途中で、キムダが「私たちはMnetが生んだグループって言われるんだから、うまくやらないと、他のグループよりもっとうまくやらないと」みたいなシーンあるじゃないですか。これをちゃんと番組内で扱うっていう点、すごくよかったと思います。語られるべき問題に番組内でちゃんと言及するって大事ですよ。

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しかもこれをキムダが語っているっていうのも大きくて、PRODUCE48はCNC所属で参加、しかし練習生がまとめてSTARDIUMに移籍するも、そちらの会社もストップ。そこからCJ傘下のJerry Fishに所属するようになって、ガルプラで猛烈なプッシュを受けてメンバー入りをした、という、波乱万丈のアイドル人生。

なんというかアイドルとして事務所に所属することの、酸いも甘いも知っている人だと思うんです。しかも聞いてるのがCJ傘下WAKE ONE所属のチェヒョンですからね。この二人がどんな流れで同席したか、制作側の設定だったかもしれないけど、この話をしている二人の表情はガチだと思うんですよ。いろいろ思うところがすごくあると思う。

Kep1erが「Mnetの娘」とかなんとか言われるのは、まぁもうしょうがなくないか?と個人的には思ってて、アイドルって、所属会社がやってるビジネスの商品ですから、売り出そうと思ったら全てのボタンをプッシュして売り出そうとするんですよ。それをやってもらえないアイドルだって死ぬほどいる。

でも同時に、メンバーそれぞれは人間なんで、それぞれにいろいろな気持ちもあるし感情もあるし、それこそ人生がある。そこですれ違いもあれば、思い通りにいかない運命のいたずらもある。でも、日々を一生懸命に生きて、レッスンにパフォーマンスに励むしかない。事務所のプッシュに、必死に食らいついていくしかない。それがショウビズの世界だろうと思うんです。

そういう意味で、Kep1erは、Mnetが、CJ ENMが、今本気でエンターテイメントとして仕上げ、世間に、世界に問おうとしてるグループだと思います。そして、国籍も出自もバラバラの9人が、その重荷を必死に背負おうとしていると思います。

ホントここからの残り時間、2年2か月ですか?何があるかわかんないし、もうほんと、ほんっとに大変で辛い時期だと思うんですが、同時に、めちゃめちゃ楽しみです。

だってさー、「MVSK」みたいな曲とパフォーマンスがこれから見れるはずなんですよ。この9人がどんどん仕上がっていくはずなんですよ。楽しみすぎるわ…。

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Billlie 2021年12月デビュー

Kep1erを生んだガルプラで、ギリギリ最終メンバー入りしなかったキム・スヨン、現在の芸名がションが緊急加入したのが、Billlieです。いろいろ考えたんですが、このグループをKep1erの好敵手として設定してみました。今回ピックアップする中では、売上とかの結果はまだまだ残せてないんですけど、それでもすごく引っかかりのあるグループなんですよね。

えらいスピードでカムバしますからね。この5か月で「RING X RING」「Snowy Night」「GingaMingaYo」の3曲で活動してます。しかもMVがやっつけじゃなくて手間とアイディア詰め込まれてる。こんなスピード感でこのクオリティなグループ、韓国のガールズ・グループなんだかんだ15年ほど見てますけど、あんまりなかったんじゃなかろうか…。

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しかも、ほっとくとすぐショートムービー作るんですよ。完全に採算度外視だと思う。でも、なんていうかそこがめちゃめちゃアイデンティティとしてある。無茶してるなーと思いつつ次の動きが楽しみなのは、LOONAのユニット曲・ソロ曲が揃っていく期間のあの感じに近いかもしれないな…。

このグループ、エンターテイメントとしてのアイドルという方向性とはまた別に、なんというか表現物というか、トータルアートとしてのアイドルを志向して、そっちにズンズン突き進んでるような印象を受けているんです。

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個人的にベスト級に好きなニュージャックスウィング曲「a sign ~ anonymous」を1Millionでやってる動画とか見ると、ホント全員めちゃめちゃ表現力が高いのがわかる。ダンスが上手いだけじゃなくて、指の先までの意識と、表情管理がめっちゃくちゃレベル高い。 

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ツキちゃんのファンカムが現時点で650万再生とかバズってますけども、表現力を磨いてきたこのグループならではなのかもしれません。あと、この記事を書くにあたってシユンファンカム結構見てるんですよね。彼女05LINEで、黄金世代04LINEよりもさらに新世代という。どうなっとんだ。

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あとはやっぱり元SM練習生ハラムの歌唱力ですよね。アリアナグランデカバーしてるやつとか、伸びと安定感が半端ない。先述のションやツキちゃん、そしてASTROムンビンの妹にして元YG練習生のムンスアあたりが入り口になりながら、それぞれのメンバーの追い出したらマジで沼なんですよ。いつの間にかこんないろいろ書いてるし…。

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デビュー曲「RING X RING」なんて、緊迫感のあるサウンドに良メロが載っていて、完全に事務所の先輩Brown Eyed Girls直系だと思うんですよ。BEGもドラマ仕立てMVめっちゃあったし。

製品、商品でありつつ、同時にトータル・アートであるアイドルという方向性で、いや、ほんと、生き延びていけばBilllieは独自の地位を築けると思うんだよなー。

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これでもまだPD101にもMIX NINEにも参加した苦労人スヒョンや、最年少日本人ハルナちゃんについて全く触れられてないし、ここに下手したら竹内美宥さんが入ってたのかも…とかいろいろ考えてるとキリがない。あとは、マジでスヨンがケプラ入りしてたらどうなってたんですかね、この両グループ。や、ホントにキリがないなw

まだまだ新人グループがたくさんあって眩暈するのでとりあえず13組

これでも、記事書き始めた当初に取り上げるはずだったグループがまだあるんですよ。もうでもブログ編集画面の表示だと8000字くらい書いてるんですよ。マジでキリがない。ざーっと振り返ります。まず上で取り上げられなかった有力グループ2組。

Weeekly 2020年6月デビュー

2020年の新人賞を総なめにしたグループ。Apinkの後輩で、美少女揃い感はさすが、という感じ。デビュー曲の制服姿から、バケハ可愛いな!を経て、最新曲はガルクラ風味にシフト。そこは完全にレッドオーシャンなので、ちょっと戻ってきてほしいです。

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Class:y 2022年4月デビュー予定

MBCのサバイバル番組「放課後のトキメキ」から誕生した7人組。Kep1erのイェソに続いて、バスターズ出身のヒョンソがメンバー入り。日本でのレコード会社もユニバーサルに決定済み。先行するKep1erを追えるか。そして後続するI-LAND2グループを迎え撃てるか。

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あとはPD48に参加してた練習生がデビューしたグループが多かったなーというのもありますね。6組をデビュー時系列順に並べます。

SECRET NUMBER 2020年5月デビュー

PD48時には個人練習生だったジニがデビューメンバーに。そして2021年10月にはPD101、PD48と参加した才女ミンジが合流。インドネシア出身のメンバーディタがいることもあってか、インドネシアではかなりの人気を誇る。面白い立ち位置。

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bling bling 2020年11月デビュー

元CNCのユビンがデビューメンバー入り。もう1年近くカムバしてないですが、YOUTUBEVLOG活動はしていました。

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PURPLE KISS 2021年3月デビュー

歌唱力で存在感を示したゴウンとジウンがデビューメンバー入り。2018年の365Practiceだった当時からずっと見ているので、なんかもっと前からデビューしてたイメージではあります。プレデビュー曲も出してたし。

ともかくユキちゃんが日本人で美女でラッパーというフックだらけの存在。音楽性的には2021年9月にリリースした「ZOMBIE」がファンキーで合ってると思うんですが、あまりにもゾンビ映画に寄せすぎて脳が破壊されすぎな気がします!

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LIGHTSUM 2021年6月デビュー

PD48で最終順位操作されたチョウォンと当時バナナカルチャーだったナヨン、そして当時CNCだったユジョンがデビューメンバー入り。元CNC勢は本当にいろんなところに行ったなぁ…。「VIVACE」はリリース当時ズワンぽいと言われましたが、まぁサビのベース音が「Violeta」と似てる。

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bugAboo 2021年10月デビュー

燃える瞳のチョヨンと、当時ミリオンマーケット所属のウンチェがデビューメンバー入り。有名作曲家ライアン・チョンがプロデュース。ここもずいぶん前からデビューが予告されていたグループがやっと、という感じでした。

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H1-KEY 2022年1月デビュー

PD48当時WM所属で本名のイ・スンヒョンとして参加していたリイナがデビューメンバー入り。当時から長身美女でしたが、かなり雰囲気が変わっております。そして、なんか体操ギミック曲?人生いろいろありますね…。

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あと5組、ともかく曲が気になったところをご紹介。

cignature 2020年2月デビュー 

7人中5人が元Good dayメンバー。デビュー曲からKZが手掛けてる。9月リリースの「ARISONG」はIZ*ONEの人気曲Upを手掛けたNthoniusや、IZ*ONEのRococoや日プやんちゃを手掛けたPUYOが参加。後半にかけてどんどん面白くなってく曲。

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woo!ah! 2020年2月デビュー

日本人メンバー、ソラ在籍。デビュー曲でなぜかベースミュージックに振るという奇策に出ましたが最新曲では普通にスクールルックで踊ってました。

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LUNARSOLAR 2020年9月デビュー

ラテン風味ムーバートン。日本人メンバーユウリは元福岡のアイドルグループI's9出身。日本ではテイチクが手掛けることが決まってるようです。

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PRITTI-G 2021年8月デビュー

鈴木は2STEPぽいビートのアイドル曲を見つけると紹介せずにはいられないという奇病に侵されているのです。MVに予算かかってないのにめちゃめちゃ良い曲と出会えるのが、こういう企画記事の醍醐味ですよね。ウィンドウズVR。ここも新曲はスクールルックでした。

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ICHILLIN’ 2021年9月デビュー

9月にデビューして11月に「FRESH」で高速カムバ。しかもやけに抜けのいいビートが印象的な楽曲。メンバー7人中5人が元Fantagio、1人が元YGだそうです。

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まだまだいるので名前だけ列挙します

ここまで合計、20組選んだんですよ。あとまだまだいて、元Cherry BulletのミレがいるPIXYとか、シンサドンタイガー&EXID エリーが手掛けるTRI.BEとか、ルーマニア出身メンバーのいるHOT ISSUEとか…。ROCKING DOLLもサビ周辺好きなんですよね…。でも、MAJORSが抜けてる!やり直し!とか、lilli lilli抜けてる!とか、まぁいろいろあると思うんですよ。

本当はデータベース的に網羅しようと思ってたんですけど、WITCHESWITCHERSがいるって知ったときに、なんか心が折れて、「網羅は無理だからセレクトしよう…」となったのでした。あとminimaniMAKA MAKAですかね。

とか言ってたらガルプラ出身者4人入ってるILY:1のティーザ上がってるし。ここまで日本人センター意識してるグループって珍しい気が…。やー、マジでキリがない。

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なんかもう1万字とかになっちゃうんでとりあえずアップしますが、隙を見つけてちょくちょく修正するかもしれません!ここまで読んでくださった方がどれだけいるかわかりませんが、もし何かありましたらご指摘くださいませ!

この過当競争を経て、たぶんちょっとシーンが落ち着く時期もあると思うんです。でも、またそこから大きな波も起きてくるんだろうな、とも思います。何年か経ったとき、この時期をどう振り返るんだろうなー。なんだかそれが楽しみ、という気もしております。以上!あー疲れた…。

<以下追記>

思わず追記!グループ出身者のソロ活動にも大海嘯が押し寄せる

今回グループ特集だからソロは今度にするか、と思ってたんですが、4月4日にIVEとLE SSERAFIMとかぶりまくりタイミングで公開になったIZ*ONE永遠のリーダー、クォン・ウンビソロ曲「Glitch」がとんでもない出来映えなんですコレ。やばい。コレはやばい…。

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2STEP風のビートから始まって、ストリングスで盛り上げていって、サビはグッと音数を減らして四つ打ちへ、そこにガラージュ感のあるビートが重なっていき、とビートチェンジを繰り返しながらスムースに進行していく、ともかく脳内が覚醒していくクールな楽曲です。

作曲家のTAK氏は今回がMIXまで手掛けるのは初ということで、やー、こんなフレッシュな逸材がドコドコ出てくるのが韓国シーンの面白さだと再発見しました。

クォンウンビ「Color」が出ました🔥
 GlitchはMixまで直接行った最初のタイトルなので、本当にたくさんの努力をしましたが、満足してよく出てくれて本当に嬉しいです。
 MVも本当によく出てきて、ウンビの短髪もきれいでとても良いです!
アルバムが出るまで多くの方々のお疲れ様で本当にありがとうございました。
グリッチよろしくお願いします🙏
 #권은비_Glitch

2021年8月にソロデビューしたウンビちゃんを皮切りに、21年10月にはIZ*ONEの誇る歌姫チョ・ユリが「GLASSY」でデビュー。MAMAMOOの「HIP」やKep1erの「See The Light」を手掛けたパク・ウソンの手によるもの。

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そして2022年1月にはIZ*ONEのオールラウンダーにしてアヒルちゃん、チェ・イェナが「SMILEY (Feat. BIBI)」でデビュー。彼女のキャラクターが良く表現された楽曲と振り付けで、Mカウントダウンでは1位を獲得しました。TikTokでのいろんなアイドルとのコラボダンスもたのしかったですね。

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事務所は移籍したものの当面はMAMAMOOに残るフィインも「Make Me Happy」でMカウントダウン1位を獲得。この週の2位がイェナでした。グループからのソロでワンツーという…。

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新人特集の中で触れるのもなんですが、少女時代テヨンソロ曲の「INVU」はここ数か月最大のヒット曲の一つでしょう。クインダム2にも出てますが、この人ほんとに衰えないどころか凄みを増してきますね…。

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さらに話はズレますが、日本ではガルプラ参加者の川口ゆりなスー・ルイチーがソロデビューという状況に。こういう流れはこれかれしばらくいろんなところで起きていきそうです。

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