Kep1erファンミ"Fairy Fantasia"レポ、もしくは「また巡り合う有明」

10月28日にKep1erのファンミ、昼夜公演と行ってきて、29日にはリリースイベントに行ってきたのです。

直後にそのレポというか、感想文を書こうとして、途中で下書きに眠り始めてしまったので、これはずっと書けなくなるやつ!と思ってまずその下書き部分をアップしますよ。今回加筆した部分もかなりありますが。

Kep1erファンミ"Fairy Fantasia"28日昼夜公演の感想文

Kep1erの良さを存分に感じられたファンミ

Kep1er良いなー、本当に、本当に良い。今回のファンミで、それをもう心から痛感しました。

まず、9人という多めの人数で、なんか基本的にみんな明るいじゃないですか。そんでワヤワヤやっている。

ファンミの中で、ファンを2チームに分けて、観客席後ろからボールをステージまで渡していって、たくさん渡せた方が勝ち、みたいなのやったんですけど、なんか、メンバー全員ワ~!ギャ~!みたいな感じで大騒ぎでステージ上を走り回ってんのよ。

ファンにとっては、その姿って本当に微笑ましいし、可愛い。そして、何よりもそれを見れることが嬉しいというか有難いというか、そういうものだと思うんです。ファンって。

それはきっと、メンバーや運営側もわかってて、こういうイベントを盛り込んだんだろうな、というのがすごく伝わってくる。

それぞれの魅力とキャラがトーク&ゲームパートで炸裂

ファンを黄色チームと紫チームに分けてゲームするときに、チームごとの掛け声を毎回作るんだけど、3公演目で紫チームの掛け声を「ムラムラ!サキサキ!」みたいなことにして、キムダが「私が考えましたッ!」ってドヤるんですよ。

ムラムラかー、大丈夫か?と思ってたら、MCの古家さんが2ゲーム目から「掛け声変えましょうね」っていうんだけど、キムダがまた「ムラムラ!」と始めたので、さすがにインカムでダメ出しが出たんでしょうか?「すいませんー!」と慌てだすキムダがめちゃめちゃ面白かった。

あとやっぱりカバーダンスのパートですよね。シャオヒエの美女神がFeel Special踊ったり、ましろ先生がFiesta踊ったり、「可愛くてゴメン」のアーティスト名がわかんなくてみんなバタバタしだす、とか、今考えても嬉しく可愛い時間がたくさんあった。

書いてるとどんどん思い出すぞ。メンバーの中で一番○○な妖精は誰?というコーナーは、メンバーがイチャイチャしたりモメたりするのを見守る時間で、順位がまとまると後ろのビジョンに決まった順位が出るんだけど、なんかちょいちょい小細工が入るのね。1位、2位、がトーク中でいつの間にか「〇階」って言ってたからビジョンも1F、2Fになったり、3位まで決めるのに勝手に4位に入れられたチェヒョンが4Fで追加されてたり。文字でうまく説明できないけど、裏方さんもファンミを盛り上げよう&楽しもうとしているのが伝わりました。

これはKep1erのファンミレポというよりも、感想文なので、本当に感想になってしまうんですが、「あー、ファンでいるってこんな楽しかったんだよなー!」って、心の底から思えたんですよ、今回。

Kep1erの楽しさは、インナーサークルに入る楽しさかもしれない

正直、今のKep1erは、「Up!」以降はずっと音楽番組で1位を獲得できていない。初動枚数も下がっている。韓国で苦戦していることは間違いないと思う。

そういう数字とか順位とか、それは確かに、ハクになるし、指標ではある。もちろんその規模が大きくなればなるほど、費用はたくさんかけられる、さらに広がっていくかもしれない、だから、大きいに越したことはない。

有名で売れてるのは大事、でも、究極的には、好きになったら、もう理屈じゃないすよね。それがファンなんだと自分は思う。最終的には、本当に、ファンとアイドルというか、ワタシとアナタの関係なんですよ。究極的には他の誰もいなくても、アナタがいたらワタシは応援をするというか、愛するんだと思うんですよ。

ファンになる=Kep1erの作るインナーサークルに入ると、これもうめちゃめちゃ楽しいんですよ。MVよりも、ライブで見た方が圧倒的に楽しい。ライブのMCとかファンサとかで満足感がある。

広める努力は常にするべきでしょう。でも同時に、インナーサークルにいる、目の前のアナタに、愛情を返していくことも大事です。今のKep1erの良さは、そうした良さだなぁと思ったのです。

という、この感想文を書きながら、ずっと、「ソシの有明コロシアム思い出すわ…」と思ってたんですよ。

Kep1erを通して、あの日の少女時代にまた巡り合った気がした

2010年8月25日の少女時代ショウケース、キャパ8000人の有明コロシアムで3回開催。披露したのは5曲。これ今回のKep1erとほぼ同じなんですよ。もちろん、Kep1erは合間のトークとかゲームとかあるので、トータルの時間が全然違いますが、それにしても、偶然の一致にしては出来すぎだと思いました。

natalie.mu

www.hmv.co.jp

9月にあったKCON LA公演では、「Mr.Mr.」のカバーをやってる。2014年のリリースで、ジェシカが脱退するちょっと前。かなり渋い選曲だと思うんだけど、明確な歌い上げ系ヴォーカリストがいて、ダンス時の表情がハマっている。

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元祖とカバーを同時再生してる動画もありました。テヨン=チェヒョン、ソニたん=イェソ、ヒョヨン=ヒカルっていうのは鉄板だよなーとか、パニやんがシャオさんなのは外国枠?とか、シカ様がヨンウンなのか!スヨンをヒエに託したか!とか、いろいろ発見があります。

13年の時を超えて、有明で見たもの

2008年から2011年頃にかけて、ソシをライブで結構見ていたのもあって、自分の中ではソシは「メディアで見るよりライブで見た方が楽しいグループ」なんですよ。字義どおりの意味でのライブアイドルとして、すごく評価している。

いろんな味付けがなされたメディア上、画面越しの姿よりも、ステージに立った時の説得力と、その場にいるファンとの相互作用が飛びぬけて素晴らしい。

ファンの熱気とそれにこたえるステージングを見せてくれるメンバーの相互作用、インタラクションに醍醐味があるのと同時に、そこでしか見られない、素の姿が本当に魅力的なんですよ。少女時代とKep1erは、パフォーマンスという点で本質的に共通点があると思う。

ファンミ翌日の10月29日にはリリイベで、またもや有明に。少女時代の時は、ショウケースの二日後にお台場でめざましライブがあったのでした。13年の時を超えて、本当に二組は同じような動きをしているのです。

nanjamon2.hatenadiary.jp

2010年には「クォンユリー!」って大音量で叫んでた青年が、2023年に「シャオティンー!」って控えめに呼ぶおじさんになりました。基本的におとなしくしてましたが、リリイベ中にファンの方同士がいろいろ話してるのも聞こえてきて、「ああこういうのやったなー」と懐かしくなった。

ソシの時は自分はまだ結婚前で、友達、知り合いとかいろんなファンの皆さんとの交流があった。今回のKep1erでは、妻子持ちになり、お台場まで家族で行って、イベント中だけ二手に分かれる、という感じで動いていた。時代は移り変わり、ファンも移り変わるのです。でも変わらないものもある。それが、アイドルとファンの愛情の交換なんじゃないかなあ。

日本語新曲「Grand Prix」は個人的にかなりツボかも

Kep1erの日本語新曲「Grand Prix」がファンミで披露されたことにも触れておかないといけませんね。タイトルだけ聴いた時は「間違いなくダサい曲くる…」と思って期待してなかったんだけど、聴いてみたらちょっと古い感じが逆に飛びぬけていてめちゃめちゃ面白い。撮影可能曲なのでYOUTUBEにもちょくちょく上がっております。

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サウンド的にも個人的に思い入れのある80年代末期から90年代初頭のUKブレイクビーツっぽいビートが鳴ってて、めちゃめちゃ面白いんですよねGrand Prix。

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ハイライトメドレーも来ておりまして、いつもKep1erのB面曲はイイですね。Daisyの大合唱ヴァージョンは本当に泣けるやつ。これぞ愛情の交換ですよ。

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ハイライトメドレーで白黒市松模様が使われてたり、レザーっぽい衣装だったりするのを見ると、ソシのMr.Taxiを意識してるかもしれない。両方とも車ネタだし(レース車とタクシーで相当違うけど)。

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楽曲的には、ジェシカ入りverを撮ったけど脱退したので撮りなおしたとかいろいろあったバキバキのダンストラック、「Catch Me If You Can」を彷彿とさせる感じ。これは2015年のリリース。てか、そのうちコレKep1erカバーしますよね。

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まぁよくある(KARAのMisterとか)のもありますが、Queendom2のWADADAではかなり衣装の感じが似てました。

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いろいろ書いて、オチどうしよう…となってたんですが、そういえばファンミで「Shine」やったよなー、と思いまして、デビュー直後らしい、というのをどこかで読んだ気がしまして。

YOUTUBE検索したらデビュー時のステージが出てきたんですが、この映像で表現されてる紫色の大観衆、今回のファンミで現実になったんだなぁと思ったらめちゃ胸アツでありました。

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ライブで一度しか見れなかった、そもそも有観客ライブが1年しかできなかったIZ*ONEに対しては、なんというか偶像崇拝的な、本来的なアイドルに対する心持ちをずっと持っていた自分ですが、結構ライブで見れるチャンスのあるKep1erに対しては、少女時代をアジア各国駆けずり回りながら見ていたあの頃の、ライブを楽しむファン!というスタンスで見ているなぁ、と気づいた有明2daysでありました。ファンって楽しいね!

ああ、最後に一言。ファンミの最後に「2月・3月にファンコンサート開催!」と発表された後、身の回りから「3月なら行けるなー」とか「準備しなきゃね!」みたいな声がいっぱい聞こえてきて、ほんっと、Kep1er愛されてるな、と思いました。それでいいのです。それがいいんですよ。今回のレポートは以上です!

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