今日本のヒップホップの映像がすげー面白いのばっかりになってるんじゃないか

映像にも詳しくないし今の日本のヒップホップにも詳しくないんで遅すぎる切り口だったらスイマセン
なんか今、ヒップホップ/ラップでMVがすげーな!っていうのが多いなぁ、と思ったのデス
ライブ風景、とか、歩いてるだけ、とか、強がってるだけ、とか、そういうんじゃないのが多いの
手が込んでるやつがすげー多いんですよ 自分みたいな素人にも面白さがわかるっつーか
 
まずもう究極というか一番今のヒップホップシーンと映像の人の関係が伝わるものを貼りますが
環ROYの『ワンダフル』は40人だかの作家さんの競作 いろんな人のいろんなものが見れてお得!
とかそういうアレはともかくとして、なんか象徴的な作品だと思うんだよねコレ

 
で、上のPVにも参加してるオオクボリュウという人が作ったのがPSGの『寝れない!!!』なんですが
非常に中毒性と頭ぐるぐる感の高いアニメーションになっております みんなの歌風ギミックも楽しい

 
アルバムでのPUNPEEとのコラボも最高だったtofubeatsくんのアンセム、『水星』もよいですよね
Geeにもご登場願った「争うなら王冠燃やせ」さんが監督だ!moteslimくんもスタッフで参加!
狭義のヒップホップではないけど、でもラップであることは確かだし、ステキな映像ですもの

 
大ベテランのPVも面白いつーか、なんでしょうこのクリアでストレンジな味わいは…
ECDの『憧れのニューエラ』もひっじょーに印象的 なんだろう…空気感?背景?背景が主役的な…

 
で、この流れの中心にいるのが、山梨県は一宮のスタジオ石、MMM&Mr.麿がキレまくっております
各地で大旋風を巻き起こした説明不要な田我流『やべ〜勢いですげー盛り上がる』は最早クラシック!
予算がすげーってわけじゃないと思うんだけど、この珍奇な戦隊の印象に残りっぷりがハンパない

 
ともかく世界漫遊の旅から帰ってきたMr.麿がキレまくっていて、今後ほんと要注目すぎるのです
田我流の『Resurrection』は完全に映画クオリティで緊迫感が胸に突き刺さってまいります

 
ZEN-LA-ROCKの『ICE BABY』も監督してますが、なぜかホイチョイ風味の出来上がりという意外性!
この芸風の幅広さが諸国漫遊の成果なのか…それにしてはドメスティック!だがそこがいい

 
俳優としても独特の味わいを残すMr.麿に、監督MMMのコンビはもはやテッパン、という勢い
Big Benの『されどBITCH』はなんか存在がよくわからないヒーロー的な誰か、を熱演し
麿を中心にした新ユニットEXPOの『電影少年』はストーリー仕立ての君に胸キュン!これもキレキレ!


 
こういういろんなタイプの、でもオモシレー!な映像が、ヒップホップ周りの音についてるって面白い
映像作家の側がヒップホップ聴いて育った世代になったということ?もっとフクザツな話なのかな
知性とユーモアと狂気のはざまを行き来するという共通点、ヒップホップの持つ自由さつーことかな
さらに言えば、インディペンデントよりの人たちの曲についてる映像がすげー面白いのも興味深い
最後はEVISBEATSの『いい時間』で、アフリカ旅行の映像だけで構成されててこれも最高!!!!

 
ともかくコレ今とても面白い現象だと思うんですけど詳しい人には自明ですかね????

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