7月18日NOAH東京ドーム興行

今帰り道の途中で漫画喫茶入って書いてます なるべく早くちゃんと書きたいので

  • 試合前

ものすごい暑さの中後楽園の駅を降りると、すでに結構な人が
水道橋で待ち合わせだったので歩いていったんですが人が多くてすげー
グッズ売り場とかあまりにも人が多すぎて一方通行になっている
んで水道橋に行くとさらに人が増えてる!なんじゃこりゃあという感じ
チケをまだ発券してなかったのでファミマに行って発券手続きしようとするが
水道橋のファミマがものすごい人だかりでおいおいこりゃどういうことだ
店内ぐるーっと一周した行列がレジまで並んでいるんですよ
ものすごいことになってきまさた


そんでいつものプオタの姉さんと待ち合わせしてお腹すいたのでラーメンくてた
そしたら第一試合に間に合いませんでした

  • 第一試合 百田 中嶋 菊池 vs 杉浦 SUWA 青柳

そういうわけでこれは途中から見たのでなんも言えませんが中嶋がんばってたみたい
最後にリングに残って礼をしてました 健介中嶋組でGHCタッグ挑戦とかありそう
この時点で入りは結構 1階外野席はあまり埋まらなかったけど、あとはほぼ満員
5月の新日ドームと比べると、差は歴然 悲しいくらいに差がある
あと客の反応があったかいというか、リアクションがちゃんとあるのが大きな違い
第一試合からちゃんとリアクションしてました

  • 第二試合 ヨネ 森嶋 vs 多聞 潮崎

多聞があまりにも動けてなくって、「多聞ちゃん?」とかからかう声が
潮崎はがんばっていたし、ローリングクレイドル出したのはよかったけど
ムーンサルトに行く時間帯が早すぎるんじゃなかろうか?
ヨネも森嶋も前座モードでした つうかいつものこの人たちでした

  • 第三試合 田上 佐野 泉田 永源 vs 斉藤 越中 井上 川畑

いやあ、越中さんの仕事人っぷりには敬服するばかりです すごいなあ
溜めとヒップアタックだけでドーム中を揺らすんだもの 客の反応がいいのもあるけど
個人的にはほかのレスラーは越中さん一人に食われちゃったという感じです
あと永源がつばを観客に飛ばさなかったのはよかったんじゃないでしょうか
もうそんな時代じゃないもんね

なんかえらい長い煽り映像でお姉さんがムシキング・テリーの誕生秘話を説明だゾ!
というわけで鼓太郎の3つ目のマスク、ムシキングだったんですがね
正直期待はずれというか、やっぱ鼓太郎の技は荒いですわ 的確にヒットしない
それに比べて途中まで完全にジョーカーことブラックマスクが押していて
中の人は結構コレうまいよね?という感じでした
でもまぁ小さなお友達がみんなヨコロンでいたからよしとしましょうかね
あれ仕込じゃないよね?結構小さなお友達がいてテリーコールしてたよ

  • 第五試合 GHCジュニア 金丸 vs KENTA

序盤から中盤まで結構冗長に進んでしまって、正直この試合もだめかなーと思ったら
最後の最後で四天王な大技やりとりがあって、結構盛り上がりました
しかし金丸の技はインパクトが薄いなあ だからあんまり好きじゃない
KENTAは躍動感がとてもあって、よかったです 王座獲得でさらに変わるかな?

  • 第六試合 GHCタッグ みのる 丸藤 vs 秋山 橋

橋がどーしょもないくらい弱くて、それをみのると丸藤があの手この手でいじめるんだけど
二人ともテクニシャンなのでどんないじめ技するのかなーと結構面白い
なにより橋があまりにも弱くて、情けない感じでですね 緊張感があるんです
あーもうやられちゃうよ!みたいな でもそれを秋山がカットするとおー!という
そして秋山がやられそうになって橋がカットすると、やればできるじゃん!と思うの
相変わらず丸藤はすごくて、みのるを使ってその場とび不知火をやったり
なんか2プラトンで不知火やったりしてなかったっけ?いや、すごいわ
予想よりもぜんぜん面白い試合になって、よかったです みのる丸藤組に今後も期待

  • 第七試合 GHCヘビー 力皇 vs 棚橋

うーん、棚橋が期待はずれだった ドラゴンロケット三連発はくどすぎた
飛びすぎとか失敗多いし つーか生で見てるのに再現Vを見てるのかと思いましたよ
力皇が張り手とぶちかましに重点を置いたのはとてもいいと思います 一点突破で!
最後に無双の煽りポーズもちゃんとできて、この前と比較して落ち着いてきたかな
でも無双一発で決まってしまったのはなんだかあっけなかった感じでありました
つーか棚橋にはあそこで返してほしかった まだまだ見せ場あるんじゃないの?!
棚橋というレスラーがよくわかんないですよ

  • 第八試合 天龍 vs 小川

あっさりサックリと運命を消化してしまったような、いい箸休めだったような試合
最後はパワーボムで決まってほしかったけど、ラリアットで終わっちゃいましたね
小川はもっと頭脳派ヒールみたいにやってくれたら雰囲気あるのにいいのにな
最後に天龍が小川に肩を貸して帰っていったのはいいシーンだったと思います

  • 第九試合 小橋 vs 健介

今回のベスト いや、もう、プロレスバカ一代がものすっごいぶつかり合いしていて
この試合もなんかグーっと来るものがありました なんかね、プロレスなんだよな
二人の力比べだけで、ものすごい会場が盛り上がるんだよ!どよめくんだよ!!
逆水平のやりあいだけで、もう百発?くらい、やりあって、やりあって、やりあって
終わったかと思っても終わらずに、それでもやりあって、やりあって…
ここまでの肉体のぶつかり合いは、ほかのどんなスポーツにも格闘技にもないですよ
こんなに肉体を削って、相手を倒すためだけじゃなくて、なんていうか…うーん
意地と誇りのために戦うのは、本当に、プロレスの真髄なんじゃないかと思います
なにより健介を見直したというか、長州ファンが言うのもなんだけど、長州離れした
こういう長いやりあいはチョシュさんは嫌いでしょう そういうスタイルもいいんだけど
でも、こういう、やりあい、意地張り合い、受けるぶつかり合いをする健介
なんだか、一回り大きく見えました 最後のマイクは、ちょっとワンパターンだったかな
書き忘れたけど、健介のテイクアドリーム!と、小橋のグランドソード、よかった
パイロもふんだんに使ってて、セットは新日に比べてちゃちかったけど、ノア頑張ってる

  • 第十試合 三沢 vs 川田

これで書くのが何度目かになるけど、自分は中学1年の深夜の全日中継がプロレス初体験
だから、本当に、誰になんと言われようと、やっぱり、四天王プロレスが好きで
三沢と川田が向かい合ってる、それを見るだけで、もう、ああ、懐かしい!という感じで
二人が当時のような攻防をしていると、本当に、胸が熱くなって
でも、当時のような切れがなくて、どこか、やっぱり、鈍っている感じもして
ああ、もう15年とか経っているんだな ああ、そうだ、俺もそれだけ年取ったんだ
そう思ってみているうちに、この15年くらいにあったことが、いろいろ思い出されて
三沢と川田は、そういう歳月も含めて、戦っているんだな、と思って、泣きそうになりました
プロレスは、総合格闘技なんかと違って、厚くて、深くて、重いなあ…
最後の川田のマイクは、正しくはこういう感じでした
「三沢さん、ありがとうございました 
 勝手かもしれないけれど、今日打つはずだった終止符、打てなくなりました
 これからも、あなたは、俺の1年先輩の力、持ち続けてください」
胸がいっぱいで、今思い出しても、ほんと、胸が熱くなるというか…
試合の内容は、案外あっけなかった感じもするけれど、それ以上に
それ以上に、三沢と川田の、現存する宿縁の最大の華を見せられた気がして
本当に、ああ、プロレス好きでよかった そう思うことができました

  • 全体的に

興行のテンポがすごくよかったです 結局4時間半くらい?あったけどダレなかった
肩透かし食らった試合もあったけど、最終的な満足度は、去年以上だと思います
観客数も5月の新日の1.5〜2倍は入ったんじゃないかと思います
90年代全盛期の新日と比べたらまだまだかもしれないけど、現状ではすごいこと
今年東京ドームで開催された3回の興行、全部行きましたが
興行の満足度、観客の熱さ、運営力政治力とかも含めて、完全に、ノアは日本一と思います
2階席までこんなに熱くしてくれて、本当に、ありがとう
また来年も、必ず見に行こうと思います

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