IZ*ONEデビュー1周年、そして彼女たちのナラティヴ BLOOM*IZに向けて

 あの、なんていうか、皆さんはIZ*ONEのこと、一日のどのくらいの時間をかけて考えてます?鈴木はIZ*ONEのことばかり考えちゃってヤバいです。

寝ても覚めてもと言いますか、移動中とか、ブログの下書きで各メンバーのこととかいろいろ書いてしまうんですよ。そのくらい常に考えてる。

寝てる間も考えてるかもしれない。夜中にトイレに起きて、もう一回寝よう…と思って頭に浮かぶのが「IZ*ONEのこと、なんか書きたい」ってことで、そんで今ブログ書いてるという。

で、なんでこんなにIZ*ONEについて考えたくなるし、文章にしたくなるんだ?ってことを考えてたんです。記事が何本か好評だったからってのもあるでしょう。でも、それだけか?

いろいろ考えた上で、一つ、自分の中で結論らしきものとして出てきたのは、「IZ*ONEは物語に溢れている」ということなんです。そして、それがデビュー当初から共有されている。

8日のM COUNTDOWNで初の1位を獲得、デビューして11日目の音楽番組1位獲得は史上最速の快挙!という時点で、もうここで大きな物語が一つ。

そこが、IZ*ONEを語りたくなる理由なんじゃないでしょうか。

いきなりなんなんだ!という感じですが、以上の文章、2018年11月10日に保存されていた下書きでした。ここから、メンバーそれぞれのプロフィールというか、ストーリーというか、メモしておいてあって、でもキリがないので、ずっと下書きのまま寝かされていたんです。

これいつ使おうかなーと思ってて、でもなかなか使う機会がなかったんですが、いま考えていることにリンクしているので、使おうと思いまして。

「IZ*ONEは物語に溢れている」って去年の時点で書いていて、でも、なんかちょっと違うんですよね。ドラマティックだ!とか、そういう言葉で、彼女たちを表現しきれない感じがしていて。

IZ*ONE、デビュー1周年 ともかくよく生き延びてくれました

ストーリーという言葉を使うのに、何か違和感があるのは、プロデューサーや運営などの誰かが描いた絵をそのままトレースするような展開になっていないのではないか、と思うんですよ。

ここまで、いくつかの危機というか、大丈夫か?という局面があったように思うんです。大き目のものをちょっと列挙してみると…。

  1. NGT48事件から始まる、48グループ全体(そして松村氏)に対する批判
  2. 日韓関係の政治的な悪化と、それに伴う両国間の観光客や商取引などの減少
  3. PRODUCE101シリーズに対する票数操作疑惑と、シリーズ全体に対する批判

これ、どれも結構危ない橋だったんじゃないでしょうか。自分は、ともかくひやひやしながら見ていました。というか、今からだって、どれがいつ再燃してどう転ぶかなんてわからない、大きな問題です。

さらに言えば、予想もしないところから、また新しい危機がやってくる可能性だってゼロじゃない訳です。というか、この1年を見ていたら、これから、また新しい危機がやってくるのは覚悟しなきゃならないと思うんです。

他にも、ファンが知らないだけで、今だって何かとても大変なことが起きていたり、大きな苦労を彼女たちが背負っていたりするかもしれない。スケジュールが詰まりすぎ問題や、若年メンバーの学業問題など、もう、いろいろ、ホント大変なこと、あると思うんです。

悲観的過ぎるかもしれません。でも、残された期間をまっとうできる保証なんてどこにもない、と自分は思います。大人たちが描いた絵の通りに、物事はなかなか、転がっていかないんですよ。

個人的、本当に個人的な感覚で言えば、いや、よく1年やってくれた!と思っています。残りの活動予定期間、1年半が短いよーっていうところまで、正直意識があんまり向かないんです。

一言でいえば、よく生き延びてくれました。究極的に言えば、ここで終わったとしても、個人的には、何の文句も言いません。そりゃ寂しいけど、でも、この1年間、思いっきり駆け抜けてくれました。

誰かが書いたストーリーではなく、彼女達自身の発するナラティヴを

ストーリーっていう言葉に違和感があるとするなら、彼女達の軌跡をなんて言ったらいいのかなぁ、と思って考えていて、これどうかな、と思ったのが、「ナラティヴ」という言葉です。

ナラティヴは、ガンダムの新作のタイトルにも使われたりしてるんですが、ネットでちょっと調べて出てくる範囲では、以下の定義がいい感じだと思いました。

意味を敢えて書くとすれば「物語ること」くらいだろうか。両者の違いは、ナラティヴは、語られたストーリーそのものを表すが、ナレーションはストーリーよりもむしろ「語ること」そのものを表す。まどろこしいようだが、更に書くならば、ナラティヴは過去を振り返っての「自分物語」とでもいえよう。自分で振り返るのだから脚色もあるだろうし事実とは微妙にずれているかもしれない。しかし、ナラティヴの理論的支柱である社会構成主義 3)の立場からすれば、社会的真実などというものは世の中には存在しないのであって、それぞれの物語で社会は構成されているということになる。

日本保健医療行動科学会サイトより

http://www.jahbs.info/TB2017/TB2017%201-6-3.pdf

予想も超えるような困難や障害が、次から次にやってきて、たった2年半と決まっている期間すら、いつ終わってしまうかわからない。傍から見ていてこれだけハラハラするような状況なわけだから、メンバー本人たち、中の人たちはもっともっと綱渡りのような日々を送っているように思います。

VLIVEやENOZI CAMなどという配信・舞台裏動画は、彼女達に触れるうえで大きな役割を果たしています。そんな中、彼女たちが断片的に語ることや、語らなくても見せてくれる表情や様子、その一つ一つが、ファンにとっては大きな糧です。

ファンがそれを見つけ、解釈し、紐づけて、IZ*ONEを織りなす一本一本の糸になっていく。設計図通りに語られていくようなストーリーではなく、それぞれが自発的に語り、紡がれているナラティヴなんじゃないか、と思うんです。

まぁ、そもそも、PRODUCE101シリーズ自体が、大人の書いたストーリーがある程度あるかもしれませんが、そこにプラスして練習生やファンそれぞれのナラティヴが交差して、大きな絵を描いていくような、非常に現代的なプログラムなわけですが…。

現実が複数形になった「Realities」の時代に、ナラティヴはもはや唯一絶対の神託ではなく、オンラインを漂う無数のミームとなって日常に溢れている。ポストトゥルース時代においても(ユヴァル・ノア・ハラリ曰く、「トゥルースの時代なんてそもそもあったのだろうか?」)、人類がナラティヴの想像力/創造力から逃れることはないだろう。そこに人生の意味や世界の摂理を見いだそうとするのは、(AI時代に流行りのミームを引用するならば)「人間を人間たらしめる営為」そのものだからだ。

wired.jp

デビュー1周年記念日に公開!新コンセプトティー

というようなことをある程度書いて、これ29日中に上げられるか?とかいろいろ考えていたら、新しいコンセプトティーザが公開されて、いよいよ!という感じですねコレは。


IZ*ONE (아이즈원) Concept Trailer : When IZ your BLOOMing moment?


今回も、La Vie en Rose、Violettaに続いて、花をモチーフにした作品になりそうです。アルバム名が「Bloom*IZ」なんで、思いっきり咲き誇ってくれそうです。

というか、そもそも、デビューシングルの「La Vie en Rose」自体もともとはIZ*ONEのために作られた楽曲じゃないんですよね。その楽曲から始まって、こうやって花をモチーフにしていくのが続いている、というのも非常に面白いと思います。

最初から描かれたストーリーではないんですよ。偶然の積み重ねが紡ぎあげるナラティヴの結晶なんです。

そしていつか、それがいつになるかわかりませんが、彼女たちがバラバラになり、IZ*ONEというグループが、過去のものになった時、私たちは、彼女たちが散りばめたナラティブを積み上げて、一つの大きなストーリーを見出すんだと思います。

そして、出来れば、それが出来る限り未来の話でありますように。出来れば、いつまででも、この優美な花を愛することが出来ますように。

っつか、新譜マジで楽しみなんだが…。

劇団ハーベストとは、いったいなんなのか? 『劇団ハーベスト大収穫祭』レポ

劇団ハーベスト、現メンバーが全員卒団!

というわけで、現体制の最終イベントとなる、『劇団ハーベスト大収穫祭』にお邪魔してきました。イベントは2パートありまして、前半が演劇、後半がトークショウという構成です。決して広くないアトリエファンファーレ高円寺は、ぎっちぎちの満員。最終イベントの千秋楽、最後の公演ですもんね…。でも、なんか、雰囲気が湿っぽくないなぁという印象なんですよね。

現メンバー最後の作品は、衝撃の「ゴーイングマイウェイ」

現メンバーによる、最後の作品が「ゴーイングマイウェイ」という短編。脚本は、メンバーの川畑光瑠さんと、高橋紗良さん。のちのトークで明らかになるのですが、この作品のほとんどを川畑さんが、そしてラスト部分を高橋さんが担当していたようです。

ストーリーは、男性アイドルのファンたちが、ニューカレドニアでの生誕イベントに向かうはずの空港で、謎の飛行機爆破事件に巻き込まれ…というもの。やー、これが、びっくりした。すごい率直に言うと、これ大丈夫?と思っておりました(笑)。

いや、だって、めちゃめちゃ物騒な話なんですよ。基本はコメディタッチなんです。でも、台風で空港が閉鎖されて大変だったニュースもあったばかりだし、飛行機が爆破されてるから、犠牲者とかもいっぱい出てるはずだし…。これが現メンバーの最終作品なの?途中からボカンボカン爆発しまくりますからね。普通に衝撃なんですよ。

粗削りな作品の中に見える、懐かしさの正体

いろいろ考えつつ見ていて、でも、これはこれで、すごく懐かしい感じにもなったんです。粗削りな作品で、これでいいの?って心配になって、でも、若さゆえの勢いがあって。この感じって、完全に、冬の特別公演でやってた、自作脚本短編を思い出します。

今回の「ゴーイングマイウェイ」も冬の特別公演の中の一本、として見てみると、道具立ての多彩さ、テーマの同時代性、伏線の張り方、どれも脚本を担当した川畑さんの、今現在の一生懸命という感じがする。彼女のキュートで愛すべきキャラクターが垣間見えるんです。さらに言えば、彼女たち、ミステリモノもやりたいって言っていた気がします。最後の最後に、(いちおう)ミステリ出来たんだなー。

ストーリーの最後に、「という話をやりたいんだよね」と川畑さんが語るというメタ構造に落とし込まれて、観客全員が思ってた「これ、最後の作品にするの?!」が望月さんによって言語化されました。ここではかなりの笑いが取れてましたね。

そこから喧々諤々、脚本について話し合う劇団ハーベストの現メンバー。ラストに川畑さんが「もう…大好き!」と叫んで終わります。先ほど触れたように、このパートは、この数年ずっと脚本を書くことと向き合ってきた高橋さん担当だったようです。

このパート、あるとないとでは大違いです。見ながら、やるじゃないか!と思いました。これまでは脚本家の方に手直しをされて特別公演に仕上げていた高さら先生が、今度は川畑脚本を手直しする側になったわけです。そう考えると、ものすごく、成長したなぁ、収穫だなぁ、とも思えます。

普段着で卒団していく、そこが頼もしい

ゴーイングマイウェイ」の後には、劇団ハーベストの歴史を振り返るトークショウ。当時の写真や映像を交えながら、当時の秘話が明かされます。青山事変のエピソード、最高でしたね。ホント青山さん大好きです(笑)。

そんなトークショウも終わって、メンバーそれぞれが、泣いたり、泣かなかったりしながら最後の挨拶をします。それが終わると、みんなでそそくさと物販の準備をするのが、めちゃくちゃ通常営業という感じ。なんだか頼もしくすらありました。

帰りの電車の中でイベントを振り返ってみると、なんか、正直に言うと全然悲しくなかったんですよ。いちばんウグッと来たのが、過去の振り返り動画に入るところでかかったのが、第8回公演「ミラクル8」の主題歌「ピース!」だったところ。元メンバーの広瀬咲楽さん作の名曲で、個人的に一番印象に残っている公演で。千秋楽のラスト、メンバーみんなで歌ってるの、ほんと感慨深かったよな…。

あなたたちがいる限り、劇団ハーベストは、終わっておりません

 

そしてイベントから一日たって、振り返ってみて思うのは…。劇団ハーベスト、終わってないんだなっていうことでした。やはりこれは、現メンバーの全員卒団による活動休止なんです。

現実的に再始動があるかどうかは別の話かもしれません。でも、まだ、どこかに「劇団ハーベスト」は、間違いなくあるなあという感じがするんです。

そしてこの感じ、学校っぽいよな、とも思いました。みんないつか卒業したり、退学したりはするけど、でも、学校は残っている、みたいな。もちろん戻りたくない人もいますし、たまに戻って行って、先生たちの顔を見て帰っていく子もいますよね。

そういえば、はじめて劇団ハーベストを取材した時に、マネージャーさんが担任の先生で、中村公平さんが教科指導の先生、みたいな感じだなぁと思った覚えがあります。もちろん授業教科は演劇ばかりなので、公平さんも担任のようなものなのですが(笑)。

で、当日パンフレットに、詳細な年表があったのですが、劇団ハーベストの歴代メンバーって、97~98年生まれが多いんです。彼女たちが中学1年生である13歳で出会って、中学2年生の14歳から公演を始めて、大学3年、就職活動が始まるあたりの21歳で卒団するわけです。これもうホント学校ですよ。

そう考えると、劇団ハーベストって中高大一貫性の、女子校だったのか…。や、そしたら、そしたらまぁ最後の2本は女子学生を描いた「DOLL」と「肉体改造クラブ・女子高生版」になりますよ。

あの二本はやっぱり、彼女たち自身が、演劇という形を通して語ってくれた、劇団ハーベストで過ごした日々であり、その毎日が死んでいき、そして新しく生まれ変わる、という意味だったのかもしれません。

さてさて、『大収穫祭』イベントが終わって、全員が卒団。ここからは、それぞれがそれぞれの女優業を続けていくわけです。

ブログに文章として書くにあたって「ここから彼女達は戦友でもありライバルでもある」みたいなことを書こうとしたんだけど、なんか、この表現だと、ちょっと個人的には違和感がありました。

もし劇団ハーベストの出身者たちが、同じオーディションを受けても、そこで、「ライバル!」というよりも「一緒にやろう!頑張ろう!」みたいな、同級生みたいな、同じ釜の飯を食った間柄、みたいな雰囲気になりそうだなーって気がするんです。

そして、以前にも書きましたが、劇団ハーベストに在籍したすべてのメンバーたちには、「ハーベストらしさ」みたいなものが刻み込まれているように思います。

つまり、劇団ハーベストは、彼女たちが、女優をしている限り、いや、女優をしていなくたって、どこかで一人の人間として生きている限り、この世のどこかにあるんだよな、と思うんです。

最後まで残ったメンバーが、途中で抜けて行ったメンバーが、これからどんな劇団ハーベストを見せてくれるのか。だから、今から、やっぱりすごく楽しみです。心から期待しています!

 

PRODUCE101 JAPAN ポジションバトル推しカメラ動画再生回数ランキング

毎週リアタイ視聴できないのが残念ですが、今週の日プも放送が近づいてきましたね…。そして第一回順位発表までの投票も、残り2日?みんなもう今日の分は投票してるから実質1日か…。うおーどうなるんだ…。

というわけで、グループバトルのチッケムが上がってたので再生回数でランキング、恒例ですのでやっておきます。ただ、未放送のものが回数あがるというのは間違いないので、一応未放送のものはその旨明記しております。ではどうぞ!

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もう今年あと3カ月しかないの?なんかの間違いじゃない?俺のAIEA2019第三四半期!

ここに貼ったのがAIEA2019で投票する曲と一致するかどうか、わかんないんだけど一応な、今年はやっておきますよ!

1位 公園少女(GWSN) /Total Eclipse (Black Out)


공원소녀(GWSN) - Total Eclipse (Black Out) MV

ガラージュっぽいの好き!としか言いようがない。そしてアルバム曲が素晴らしいアイドルは、好みのアイドルです。

ともかく今年は2018年以降のデビュー組、3.5世代とでも言えそうなあたりが波になっていますね。

2位 ITZY/ICY


ITZY "ICY" M/V

正直、DALLA DALLAにはピンとこなかったというか、むしろなんかいまいちって思って、でもICYはええなーと思ったのはなんでだ?って思ったんですけど、DALLAって2NE1っぽかったって思ったんです。でも、ICYは、なんかワンガじゃん!って思って、JYPがJYPしてる!って思ったのでイイナーと思ったのでした。あとチェリョンはチェヨンに似ててカワイイ。あと一人いる妹ってどんな子なんだー!

3位 IZ*ONE/年下Boyfriend


[MV] IZ*ONE - 年下Boyfriend

ほっときゃ毎期の1位をアイジュちゃんにしちゃうので、あえて3位に下げたのですが、う、うーん、というタイトル曲が続く日本盤の中で(ともかくコンセプトが見えない)、ファーストツアーの終盤で楽しく見れることや、チェウォンの大人気っぷりという現象と合わせて、今期はコレかなーって思いました。

4位 AOA/Egoistic(Mamamooカバー)


[풀버전] ♬ 너나 해(Egotistic) - AOA @2차 경연 컴백전쟁 : 퀸덤 3화

韓国のアイドルシーンで面白いところに、お互いにカバーしまくる文化があると思うんですが、全然期待してなかった企画クィンダムの中でこんな名カバーが生まれるとはなぁ…というのと、お色気封印したAOAがこんだけカッコイイっていうのが、ホント俺の目は節穴かって感じでした。アレンジも最高だし、これ1位でもいいっす。

5位 PRODUCE101 JAPAN/ツカメ~It's coming~


【初公開】 PRODUCE 101 JAPAN 『ツカメ~It's Coming~』 パフォーマンス映像

記事を書くためとはいえめちゃめちゃ聴きまくったので、なんか作業中にも頭の中を回ったり口ずさんだりしちゃうんだよね。思ったよりもプデュっぽい曲だったし。ホントこれでコンセプト評価曲とかめちゃめちゃよかったら楽しいんだけどなー!

6位 BEYOOOOONDS/眼鏡の男の子


BEYOOOOONDS『眼鏡の男の子』(BEYOOOOONDS [The boy with the glasses.])(Promotion Edit)

高瀬さんー!!!というのと、チップぽい曲が好きなのでホントこれも好きな曲なんですが、いかんせんMVの曲に入るまでの長さが惜しいと思うんです。結構海外の人にも刺さる曲だと思うので、文脈なくても楽しめると思うんだよなー。

7位 EVERGLOW /Adios


EVERGLOW (에버글로우) - Adios MV

THE SHOWでこの世代が1位獲りましたからね。ここから次にドミノが倒れるように世代が変わるのか、まだまだ第3世代が気を吐くのか、本当に楽しみ。

8位 Rocket Punch/BIM BAM BUM


[MV] Rocket Punch(로켓펀치) _ BIM BAM BUM(빔밤붐)

高橋さんの存在って日韓アイドル史においてすごく重要な位置を占めていると思うので、このグループも歴史的だと思うんですよね。あとみんな綺麗よね、まぁ全グループみんな綺麗だけども。

9位 UHSN/POPSICLE


유학소녀 (UHSN) - 팝시클 (POPSICLE) Music Video

そして千葉さんが、もしあったらPRODUCE48-2に出演して、絶対的センターとして君臨したらめちゃめちゃカッコイイと思うんです。ないかなー?

10位 ゴールデンボンバー/LINEのBGMにしてるとモテる曲


ゴールデンボンバー/LINEのBGMにしてるとモテる曲 Full size

これ曲がっていうか、鳴ってる音がかなりカッコイイんですよね。ものすごく今の東南アジアのアイドルにある感じの音だと思うんですけど。

うわー出たの最近過ぎてTWICE入れそびれたわ…。これも1位でもいいです。もうなんのためにこの企画やってるかわかんないけど!や、でもね、ちゃんと音楽的な元ネタっていうかジャンルがあるアイドル曲って好きなんですよ…。

思い出して同率1位 TWICE/Feel Special


TWICE "Feel Special" M/V

さて次回は年末のAIEA2019本編ですね。IZ*ONEの韓国カムバと、あとはたぶんfromis_9が来ると思うんだよなー。どっちも楽しみ!

ごく私的なIZ*ONE 1stコンサートツアー EYES ON ME SSA公演レポート

ごくごく個人的な前置き なぜIZ*ONEのコンサートに足を運んだか

どこから始めましょうかね?IZ*ONEの1stコンサートツアー、最終日のSSA行ってきたんですよ。 

幕張公演をうっかり逃してしまって、今度こそ見たくて、チケットのためにファンクラブも入って、すごい楽しみにしてて、発券したらかなりの天井席で、結構へこんで…。

いや、子どもが小っちゃいので、あんまり遅くまで出かけてると嫁さんの負担がめちゃめちゃデカくなるので、あんまり夜のライブとか行かないようにしてるんですよ。

そういう中で、本当に久しぶりのライブ、しかもお客さんとして行くっていう。これ自体が相当久しぶりのことだと思います。2012年のPerfumeJPNツアー、仙台公演より後にあったかな…。

2012年ぐらいからライターが本格始動して、基本的によほどのことがないと、客としてライブに行くのはやめようって、なんとなく何年も思っていたんです。なんというか書き手としてのプライドというか…。

取材として入って、プロとして見よう!いちファンではない立場に立って、冷静に見ようって思ってたんです、実は。まぁ好きなものはすごく好きに書いてましたがw

でも、媒体のターゲットが変わったこととか、力不足で新しいライターのお仕事が一時期よりも舞い込んでこなくなったことから、もうこれは、いちファンに戻れってことなんだな、と。

原点回帰という感じで、演劇とか、撮影会とか、以前のように、いちファンとして行くようになったんです、この数か月ぐらい。その流れで、IZ*ONEのSSA公演のチケットも取った、ということなんですよ。

本当に個人的な思いで申し訳ないんですが、ライターとしてインタビューまで担当させていただいたIZ*ONEを、いちファンとして見に行くっていうのは、自分としてはなんというか、すごく気合のいることだったりしたわけです。まぁ、よくよく考えると、くだらない気合ですけどねw

実はSSAに行くのは初めてで、快速に乗ってしまったかなんかで、さいたま新都心になかなかたどりつけなかったり、シートについてからも席番号を間違えてご迷惑をおかけしたり、いろいろとバタバタして、やっとたどり着いた…というコンサートでした。

ここからが本題 IZ*ONEは既成概念をフルスイングで破壊してくれる

客層も、かなり若かった。もっと同年代以上の人がいるかなーと思ったら、10代20代がほとんど、という感じ。しかも、男子が結構いるんですよね。男性はベテランばっかりだったソシの頃とはかなり違う感じ。もちろん48G出身のメンバーがいるから、というのはあると思いますが、それにしても若い男子がアツい熱量で見てた。

そんな会場の中、自分がずーっと考えていたのは、IZ*ONEは、本当に歴史的な意味のあるグループだなってことでした。

日韓が政治的に揉めに揉めて、自分は見てないけどテレビとかでずーっとそういうの放送してたらしいじゃないですか。韓国からの観光客が激減して青息吐息の観光地とかもある。日本からの韓国便が大安売りになったりしてるようですし。

でも、SSAでは、当たり前のようにIZ*ONEは韓国語でも日本語でも歌い、そしてWIZ*ONEはIZ*ONEを丸ごと愛してるし、IZ*ONEはWIZ*ONEを信頼してる。これ、すげえなーって思ったんですよ。

ソシカラの日本デビュー以前は、韓国の女子アイドルは日本では本当にマニアックな存在だったと思うし、ソシカラブームがひと段落のタイミングで一時期日韓でもめたときは、本当にピタっと韓国の女子グループが日本のテレビに出なくなった。

でも、IZ*ONEはどんなに日韓関係が悪化してる、とか言われても、出てるんですよね。韓国人メンバーが当たり前のように日本の懐メロを歌ってくれたりしてる。そういう姿を見て、新しくファンになった人もいるでしょう。

若い男の子が、韓国の女子アイドルに、心から「カワイイ―!!!」「がんばれー!!!」って声援を送ってるんですよ。これまで男子って保守的で、日本人至上思考が強い傾向があったと思うんですけど、なんていうか全然違うわっていうか…。もちろんそういう男子もまだまだいっぱいいるとは思いますけどね。

なんか、政治的な壁とか、状況とか、根強く残っていた差別意識、優越感とか、もうともかくそういうものを、IZ*ONEって滅茶苦茶に破壊してくれてる気がするんです。そこが痛快で仕方ない。

だってあのステージに立つ12人は、すごく魅力的だし、歌もダンスもしっかり魅せてくれるし、みんなそれぞれに、一人のステキなアイドルなんです。当たり前だけど、それを思いっきりフルスイングで脳髄にブチかましてくれるのがIZ*ONEなんです。

IZ*ONEの魅力は、研ぎ澄まされたアイドルであり、一人の人であること

これを掘り下げていくと、IZ*ONEの楽曲の良さ、その楽曲をしっかり聴かせる構成がよかったことなど、いろいろあるわけですが、何しろIZ*ONEの魅力がすごい、というのもあると思うんです。

そして、人が何を魅力に思うかっていうと、外見、スキル、ふるまい、そういうのだけじゃない。それぞれのアイドルに、それぞれの人らしさを見つけて、そこに自分との共通点や、思い入れを見出すからじゃないか?って思うわけです。

最後の挨拶、30分ぐらいやってたじゃないですか。12人のメンバーが2分ずつくらい話したらそうなっちゃうんですけど、でも、あれ、良かったですよね。

家族への思い、メンバーへの思い、ファンへの思い、先輩や親友への思い、それぞれがしっかり語ってくれた。最後のユジンが、笑顔で終わったのも、すごくよかった。

あれをしっかり聞いたら「韓国人だから○○」「日本人だから○○」みたいな、くっだらないステレオタイプで判断しなくなると思うんですよ。ステレオタイプ判断する人は、まぁ聞かないとは思いますがw

それぞれの人が、魅力的なアイドルであることと同時に、本当に人間として、それぞれの個性を持って魅力的なんです。そこがIZ*ONEの強さだと思う。

だって、PRODUCE48を通して、ずっとその人間性が描かれてきたわけですから。キャラクターと自己アピールとファンへの感謝が問われる48Gの文脈も受け継がれているわけですから。

本当に、IZ*ONEは、見ごたえのあるグループだと思いました。ああ、いいコンサートだった!

細かいセトリとか、あいさつの内容とか、まぁもういいですよね、他のところにも書いてあると思うんで!

ただちょっと書いておくと、PRODUCE48の名曲たちをめちゃめちゃ大事にしてる=自分たちの出自を大事にしてることと、Highlight→La Vie en Rose→Rumorのコンボはキラーでした。

そういうこと言いだすと、ayayayaをフルメンバーでやったらどうなるんだ?とか、次の韓国カムバ時には音源化されるのか?とか、いろいろあるんですけど、もうキリがない!

ともかく、あと1年半とちょっと。IZ*ONEという、キラキラとした奇跡の宝石をまだまだ見続けたいと思いました!以上レポッス!

PRODUCE101 JAPAN 動画再生回数ランキングに上がってこないけど注目したい練習生たち

というわけで、もうなんでこんなにやってんのかわかんなくなってきましたが、PRODUCE101 JAPANの事前動画特集、最終回です。

これまでに4種の動画について、翌日の再生回数で比較しております。

nanjamon2.hatenadiary.jp

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現時点でかなり人気メンは固まってる感じもあって、それは既に制作側もある程度把握している感じ。『ツカメ』を見てみた動画でのアップ分量とかは、既にコメント欄で論議を呼んでいたりして…。


『ツカメ~It's Coming~』を練習生が初めて見てみたら・・・!

個人的にも人気練習生にはおおーっと思うところが多いんですが、ここは、これまでにあまりご紹介できていない練習生にスポットを当てた記事もやっておきたいな、と思ったわけです。

ともかくですね、「最終選抜に入ってほしい!」というあたりから、「このキャラの健闘が見たい!」というあたりまで、ちょっとセレクトしてみます!

 

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