id:mimisemiさんとの乙女の交換コメントシリーズ

当の本人達以外誰も読んでないと思うけどやっておくのダワ

ダメなアカデミズムがたちが悪いのは、中身がスッカラカンなくせになぜか社会的なステータスが高くて、教育機関やらなんやらからお金がもらえてるってことなんですよね。実際はなんにも社会に貢献していないのに、知識人ってことだけで飯が食えてる。なんつーか、だからストリート出身の大学教授とか元芸人とか、そういう人がいてもいいと思うんですね。ストリートでも芸人でも普通の人でも聡明さではつまらない大学教授より上って人はいっぱいいると思うので。昔から学校だけで生きてきた人って大抵スッカラカンですからね。



まーなんちゅーか実はどっちかつーとアカデミズムに近い立場に現実生活的にはいるもんですから、あまり悪口も言いたくはないんですが、専門の事はぎゅうぎゅうだけど残りはどうなんでしょ、って言う人は、うーん確かにいて、そこらへんがつまんないなーって人はいますよね。自分なんかはこう書いてしまうとほんとドッチラケなんですが、そういう風にならんように、いや、それが主目的だとただの物見遊山男になってしまうんですが、しかし「それ以外」のことをいろいろと増やしておきたいなぁ、というのは思うんですよね。てか実はみんなそう思ってるんだろうなとも思うんですが。自分だけはー、みたいな。そうやって自分を特別扱いしてあげないとね、辛いですよ。でもねー、ホントに面白いものってよほど極端なところからしか生まれないし、えてしてそういう人って生き辛いもんですね。活きづらく逝きやすい、みたいなね。どーでもいいですね。まーあとメディアに載ってしまうとアカデミズムの人ってとたんにつまんなくなりますよね、かといってメディアに出て面白がられてるアカデミズム畑の人って怪しいからなー。相変わらず何言ってるかわかんないですね。

オナニーでもオナニーに価値を見出す人っていると思うし、そもそも表現ってのはそれ自体に価値があるんじゃなくて、鑑賞者が決めるものだと思うんですよ。たぶんそれがオナニーかどうかっていうのは鑑賞者が決めるもので、なんというか観念的な音楽イコールオナニーって決め付けられているのは、明らかに大衆の一般的な意識によるものだと思います。本来、表現なんてオナニーが元だと思うんですが、そのオナニーを見たいとかお金を出したいとかいう人が出てきてある程度のポピュラリティーを得ると音楽だのアートだのって言われるだけなんであって、元は全部一緒だと思うんですね。ただ一般的に「分かりやすさ」というのが求められすぎているのと、鑑賞者が音楽や芸術に関してそこまで求めていないのもあって、誰もELTとジュリーのフィールドミックスを聞こうとは思わないんですよね。



これねー、そうだなーっていうか、岸野雄一さんが前によくおっしゃってたんですが、聴くって事は相当能動的な行為だ、と。たしかにそうなんですね、ただの受身じゃあない。選択だとか移動だとか購入だとかなんじゃらかんじゃら、いろいろやらんと聴けない。ほで、さらに聴いたものを鑑賞する側って価値付けますから、なんちゅーかどんなものでも、コールアンドレスポンスで、コールだけじゃなくてレスポンスもないと成り立たん、逆に言えばコールがあってレスポンスがあれば、そこにはもうライヴが成立してしまうんですな、お、なんか良いこと言った!自分でも意味がわかってないけどいいこと言った!


その、コールに対するレスポンスをしやすくする媒介が、メディアなんですよね、そのまんまなんですけども。こんなコール来てますよー、レスどうですかー、っていうお披露目をする。ソレに対してレスをするかどうかは、まぁリスナーに委ねられているわけで、さらに言えば、そのメディアとして、どれを選択するかっつーのも、リスナーの手に委ねられているわけですよね。金曜八時のタモステがメディアな人もいれば、土曜深夜のCDTVを使う人もいて、タワレコの試聴機横のポップだったり、リミクス誌だったり、音楽と人だとか、SHOXXXでしたっけ?そういう雑誌だったり、あとはーなんじゃろな、そうそうYOUTUBEだったり、最近はこういう個人のブログだったり…。


あと、音楽のレーベルというのも、音そのものをパッケージングするという意味で、メディア的な側面があるなぁ、とか。オムニバスの編集の仕方とかもそうですよね、編集してる人の名前を出したり。たとえば自分のELTとかジュリーのラジオをフィールドレコに混ぜたのが、どっかのレーベルから出るとか、誰か有名な人がネットで取り上げるとか、なんか知らんけどもしそうなったら聴く人増えますし…。まぁでもメディア側も「こんなん取り上げたらメディアとしての価値が下がるわ!」と思って取り上げないでしょうが。ともかく、音楽に限らずなんでもそうですが、リスナーつか受け取り側は、そこにまつわる様々な文脈も含めて受け取っているなぁ、と思ったんですよ。ほんっと当たり前すぎて申し訳ない話ですが…。しかも話しずれてますよね、ごめんなさい!

なんか長くなりそうなんでやめます。いや、自分の中でも2STEP以降、所謂、ニュースタイルみたいな音楽を聴いたことはないです。ってことはもう7年近く音楽がずーっと同じってことですね。97年のときに90年の音楽を聴いたら明らかに古く感じるんですが、今、2000年の音楽を聴いても古く感じないのは、それだけ音楽が進歩していないんでしょうね。まぁ昔が進歩的過ぎたのかもしれませんけど、なんだか高度経済成長と同じような感じですね。



なんちゅーか、なんでも「伸び盛り」の時期とそうでない時期とありますよね、伸びと言ったら語弊があったら、変わり盛りというか…。90年代の、あの音楽、つーかクラブミュージックなのかなぁ、あの変化ぶりはすごかったですね、たしかに高度成長期!って感じはありました。まぁ、今は、音楽自体の変化よりも、メディアやリスナーの変化が激しい時期なのかも知れんですが。3年前にはYOUTUBEがこんなに力を持つって考えられなかったですもんね。これからはしばらく、メディアやリスナーの激変が起こって行くのかもなぁ、とか今思いつきました。

いやーコメントにしては長くなりすぎました。



こちらこそいつもすいません!不定期にお付き合いいただいて…
適当に自分の出来るときにお返事させていただいております、ありがとうございます。
いやーしかし自分も長いですね、でも他にも言いたいことあるんですけどねー。
まぁでも疲れるので適当に切り上げます!

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