ADEPRESSIVE CANT GOTO THECELEMONYをもう一度語らせてくれ

この数日はImoutoidばかり聞いておる そのおかげで仕事が全然はかどらず徹夜とか
ってそれはいつものことだからまぁいいとしてだ、まぁともかく、気に入りました


本気でこの人はものすごい才能なのではないか、と思っていて、うーんなんというか
スーパーコライダー使ってんだっけ?すげー細かい打ち込みをしてることは伝わるのだが
そのすげー細かい打ち込みをしてしまう性格というか性癖というか、なんというか
そういう尋常じゃなさ、エクストリームさは、素直に考えてものすごく武器だと思うのだ 
移動中ずっと曲作りしてないと気がすまなかったリチャードくんを思い出すじゃない


ともかく曲をいじること、音で遊ぶ、いや、もう遊ぶの域じゃないのかもシレン
ともかくいじくり倒しゼエゼエハァハァ言っているのじゃないかかっこいいなぁ


そしてそのエクストリームな作りこみが、難解な方向性でなくポップスを志向してる
精緻な音響建築、みたいな、うーんなんかすげーけどあんまし楽しくないなあというのは
00年代前半ぐらいで出尽くしてしまってちょっともう食傷気味、だったりするので
Imoutoid氏のように、その味わいをポップ&ハードにしてくれると咀嚼し易いじゃない


ミリキを語るとキリないが、エクストリームであり、ポップであり、そして揺れている
カッチリとした打ち込みではなく、グルーヴを志向しているところがまたウレシイ


そこに詩心というか、エロゲを通した独特のセンチメンタリティを感じさせてくれる
三次元女子と手も繋いだこともない真っ白な顔の男子が、ディスプレイの美少女に
俺の嫁!」と叫びにならない叫びをあげながら全速力で愛を捧げているイメージ
体脂肪率50%になんなんとする所謂ピッツァな麩女子嬢がベッドに寝転がりながら
手の中にあるPSPに映り込む赤い髪をしたイケキャラに恋焦がれてときめくイメージ
そうしたイメージが如実に浮かぶ ドリカムに見せたら異形と言われるかもシレン
しかし恋は恋 三次元アイドルに対するヲタのそれよりさらに純粋ですらある
Imoutoidを聴いていると、「三次元なんていらない」が胸に迫ってくるのである


そうしたキモさとアツさを内に秘め、それでいてクールでスカした音を鳴らしている
PART3なんかエロゲキャラに捧げられたm-floという気がしてくる まぁ似てんだけど
いや、しかしこのいろんな音に似てるっぷりは異様だ ものすごいハイブリッド
m-flo、エイフェックスツイン、PlaidDE DE Mouseなどなど、数々のエレクトロ先駆
そしてその向こうに70年代フュージョンやら80年代エレクトロが透けて見えている
知識とセンスを感じなければ文脈って見えてこないじゃない 文脈のアル音なの


まだ若い彼には、場合によってはとても困難なことにもなってしまうのだけれども
ともかく音楽を作り続けてほしい このまま発表していってほしい 世に問うてほしい
そしてそれが多くの人に届くのがたとえ10年後だとしても全く問題はない まだ若い
この感覚をまだうまく文字化することが出来ないのだけれど、Perfumeの先の音だ
Perfumeの先に初音ミクはない、というか、初音ミクはまだまだだ、と自分は思う
まだ、声優の声という気がする もっともっと、現実から脱色したら豪いことになる
現実を超えた人格を持った存在が現実の音楽家と恋したとき、新時代が拓けるだろう


ってこれなんてアンドロメディア? あれそういう話じゃないっけ
ともかくだ、Perfumeが三次元アイドルを蘇生させる存在であったとするなら
Imoutoidは二次元アイドルを真に創生する力を持った存在なんじゃないかと思うわけ
なので絡んでほしくないな むしろアイラあたりがリミクス依頼したらいいのに
90年代中盤からナードコア人脈の中で非凡なセンスを見せていたラムダブラーみたいに
いや、そしてそれ以上の存在に アニソンとエロゲを背負い世界に立ち向かうために
Imoutoid氏と、あと、もちろんレーベルオーナーのid:tomad氏には期待するわけです


そんなわけでまだ聴いてない悪い子は聴くように Part3だけでもいいから!!
キックの数だけア・イ・シ・テ・ル・ア・イ・シ・テ・ル・って叫んでる!!
Maltine Records


とか言いながらアタイは普通にアイドルとかBちゃんとか追っかけるんだけどね☆
なんちゅーの、握手が出来ないとダメな性質なの!

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