Perfume直角二等辺三角形ツアー仙台初日に行ってきました

現在は宿のロビーPCから更新しているわけですけれども
書きたいことが、いくつか、見ながら出てきていたので、メモしておきます
ネタバレ的なことはほとんどないはずです


自分は、総合格闘技よりも、プロレスが好きなんですね
プロレスって、巡業をするじゃないですか ツアーですよね、いわゆる
各地で、なんというか、戦いを繰り広げながら、お客をヒートさせて
いろいろな場所で、いろいろな戦いをしていくわけで
とてもハードなことだと思うんです 一戦一戦で戦う総合と比べて
これは、もう、結果が決まっているのいないの、とか
そういう問題じゃなくて、プロレスって危険な戦いですので
それを、いろいろな場所で、いろいろな人に見せながら
見世物として、成り立たせていく、というのは、本気ですごいと思っている


今日のステージを見ながら、そんなことを考えていました
いろいろなところで、見世物としてのPerfumeを巡業していってる
当たり前のことかもしれないけど、でも、それって、すごいことだよね
何度も同じ順序で曲を表現していって、MCでその場その場をつないでいって
この場合のつなぐっていうのは、時間や場だけじゃなくて、お客さんも、ね
結果がわからないことをやっていくわけではないんだけれど
でも、その場その場で起きていることには、真剣勝負に向き合いつつ
最低限でも、その場をヒートさせていく、と
そういうことを、この人たちは、しているんだな、と思いまして
なんだろうな ほんと、大変だな、とか
でも、日本全国で、これを求めている人がある程度の数いるって
そこまできたことは、本当にすごいことだなあ、とか単純に思った
一年前の仙台が、今回の10分の1?くらいのハコだったもんね
それでもぎゅうぎゅうだったけど、でも、今日のハコ埋めれたかはわからん


ここまで大きくなったPerfume、みんな、何を見に来ているんだろうな、と
そんなことも頭をよぎった
自分たちがPerfumeを見出した時期って、なんていうかなあ
世の中に知られてないのにこんなに面白い存在があるんだ!という
発掘感だったり、独り占め感であったり
もちろん、小さな現場特有の美味しいこともたくさんあったけれど
今の人は、そうじゃないもんね
テレビで見た、CDで聞いた、うわさのPerfumeがやってくる
そんな感じなのかなあ


自分はいわゆるJ-POPノリっていうか、手をただ振るだけのあれは
正直好きではなくて、今日もそうかなーと思ってたけど
そうだっちゃーそうだけど、でも、自分は自分で関係ないなと思ったw
で、仙台がノリよかったのかな?去年がひどかったから今年は反動?
結構メイクサムノイズして、おもっきり楽しんでる人も多くて
そういうお客さんが多いハコって、やっぱりアツいですよね


ちょっと事前に、今回のツアー、うーん、いまいちかも?って話も
小耳に挟んだりしていたので
かなり不安はあったんだけど、まあ、自分は楽しめました
最初は「うーん、たしかにマンネリって感じだなー」とか思ったけど
なんだろう、やっぱり、ステージ上で踊りまくる3人を見てると
これはやっぱり、胸が熱いというか、胸に迫るというか
このストイックな感じが、Perfumeのよさなんだな、と自分は思う


もう、規模が大きくなってから、西脇さんばっかり見てるわけだけど
てゆか、のっちとゆかちゃんに声援を送る隙があまりないというか
ともかくだ、西脇さんが、いや、でも、3人ともだなあ
踊る姿が、鬼気迫るものを感じたんですよ
何かと戦うというか、何かを追いかけるというか
振り付けを踊るっていうことに、命をかけているというか
この感じって、伝統芸能っぽいよね、って前から少し思う
形を作ることに魂を削るといいますかね


歌唱やダンスのフォーメーションのダイナミズムっていう点で
韓国の女性アイドルグループに目を引かれるものはたくさんあるけど
同時に、Perfumeの、複雑かつ細かい振り付けっていうのは
やはり世界的に見ても、アイドルの極北なんじゃないか、と
ダンスカバーをするにしても、たとえばGenieのチェリチャギと双璧で
チェリチャギは、あれを綺麗にすること自体が難しいと思うんだけど
Perfumeは、あのリズムであの細かいダンスを次から次へ踊るという
その一点にかけては世界でどのグループも追随を許さないのじゃないか


そんな3人を見ていて、ああ、これを続けていくのかな、と
もう、それでもいいかもしれないな、と
どんなグループだっていつかは終わってしまうでしょう?
だったらその前にPerfumeは、一番とがったダンスをぶつけて
それでいつか終わるなら、それもそれだと思う
ただ、世界に問うてほしいっていうのは、やっぱりあるけどね
日本で儲かってるからないかなあ…


MCはいつものごとく…って、最近もそうなのかなあ
すごくぐだぐだで、懐かしいなあって思いました
今回のツアーでずっとそうなの?お客さんにレスしまくりというか
いろんな人をいじりまくりで、いい思い出になっただろうなあ
鬼気迫るダンスとコントラストを成す、ゆるいトーク
やっぱり健在で、ああ、PerfumePerfumeなのだな


アルバムツアーなので、新曲もいろいろやったんだけど
基本、やっぱり、新曲はビートが踊れる感じじゃないですね
なんなんだろうね?旧曲のほうがやっぱり踊れると思う
もうダンスミュージックていう志向はあえて薄くしてるんだろうな
さてさて、音的にはどこにいくのだろうか…


のっちが本屋で韓国の俳優の本見て「ほーこんなのいるの!」と
その話をしてるときの会場の反応はあんまりピンときてなかったけど
いや、俳優だけじゃなくて、いろんなグループも見てるでしょ?と
希望的観測を含めて、そんなことも思いました 見ててほしいなあ
関係ないけど、Airaが、テクノポップが認められてる韓国行きたい、と
ラジオでいったらしく、ほんと、Airaはいい子だと思った


そうそう、だから、電子歌謡路線に向かうPerfume
エレクトロビートアイドルとして修行を続けるAira
本当に方向性がぜんぜんちがうんだなーと再確認しました
negiは生歌ってところが一番の売りになるのかなーとかも


まー、あいかわらず、樫野さんの太ももは素敵でした
細いのにあのボリューム感っていうのが、なんかすげえ
すごくアイドルとしての自分を作りこめてる気がした


のちおさんはちゃんとしたように見えてのちおさんでした
なんかどっか投げっぱなしだし、出てくる漫画の話はマニアックだし
そしてイケメンなのだ のっちはかっこいい


でさ、最後に、これはお約束だから書いていいと思うんだけれど
Perfumeやったのよ YOU!YOU!YOU!のあれね
そのときに、西脇さんが、こっちにYOU!してるときに
「あっ!」って顔して、「あはは!」って笑ったので
久々に来た、前に最前列でバキバキ踊りまくってたおっさんを
久しぶりに見て、懐かしくて笑ってくれたのかな、と
そう思い込むことにしました


でも、久々に、握って話をしたいな
無理だけどさ でも、積もる話がいろいろあるよ
また、見に行きます

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