ディーヴァからアイドルへ そして日本から世界へ

今、自分が一番信頼するリスナーかつレーベルオーナーであるtomad氏が記事アップ
深くうなづかせる文章が満載過ぎて…
目指セ!!!テクノポップのアイコン!!! - DIG@BOOKOFF


文章を引用していちいち「そうですよねー」とやろうと思ったんだけども
なんかあんまり意味がないなーと思ったので、それはやめておく


Perfumeの成功(まだ途上だけど)と、それに伴うシーンの形成は
一時期隆盛を誇ったディーヴァブームの終焉に伴うものなのかもしれない
R&B風味でアメリカ意識、アイドルじゃなくてアーティストです、というスタンス


何をアイドルと呼んで何をアイドルと呼ばないか、なんてことは
はっきり言って呼ぶほうのサジ加減一つでしかないので
俺はコウダクミ(漢字めんどい)は常々アイドルでしょ?と言ってるんだが
だってさー、キューティーハニーのカバーだぜ?普通にアイドルじゃん
でもあえてアイドルと呼ばない エロいこともたくさんしてます、キモくないです
作詞だって出来ます 作詞することで「アイドル」回避するって多いよね
まぁ俺の大好きな倉木麻衣メソッドなワケだが…
下積み時代も長いですよ ポッと出のアイドルじゃないですよ苦労してます
てめークソ苦労しても芽の出ないアイドルだって死ぬほどいるんじゃ!
ともかく、そういうスタイルで神田さんなんかは女子のゴキゲンをうかがったワケ


ここに至るにはmisia小柳ゆき、宇多田、倉木麻衣という流れがありますよね
そういう有名どころ以外でもいろんなディーヴァがいたわけですよ
でもちょっとそういうスタイルも最近飽きられてきてる印象
どっちかっつーとちょっと昔のシンガーソングライター的なのが流行だね
アンジェラとかさ 他にも色々いるよね? うん、よく知らないんだ
ああ木村とかもか? アレはアイドルですよねー?元モデルですもんね?
でも自分でアイドルって言わないんだよな よくわかんないね


まぁともかく、よくわかんないが「アイドルじゃない」という誤魔化しをスル
そういうスタイルが隆盛だったんだけど、そこに現れたのがPerfumeでして
テクノポップアイドルユニットを自称し、アイドルの称号をまといながら
「アーティスト」満載のサマーソニックも出たわけだ これからも増えるだろう


何度目かになってしまうかもしれないけど、自分がPerfumeに反骨を感じるのは
アーティストを自称することが売れる道であるにもかかわらず、だ
それを敢えて捨て、手垢がつきマイナスイメージの多かったアイドルという衣を
敢えてまとっているから、なんだ そして、「アーティスト」と互角以上の勝負する
いや、ホントかっこいいじゃないか


なので、Perfumeが「アイドル」を自称しているが故に、彼女達を「機械」と呼ぶとか
まぁ、まだそんなこと言ってんの?という感じで失笑するしかないわけです
そういう語りをするのが好きなんだよね?チャップリン時代からの定番ネタだもんね


このPerfumeの毅然とした爽やかな態度と、もちろん楽曲のキャッチーさと
そして90年代クラブ文化隆盛期に青春を過ごした層に金銭的余裕が出たこととか
いろんな要因が重なったことによって、Perfumeはどんどん先に進もうとしている


そこに現れたのが、Perfumeを特徴付ける重要な要因である、曲調と振り付け
これをかなり意識、パクリ、まぁどうでもええわ…ともかく似てるアイラミツキ
俺、思ってるんですけど、これって宇多田と倉木の関係に近くね?


宇多田-若いのに曲作れてスゴイ>ぱふゅ-自称アイドルなのにトータルとしてスゴイ
倉木-ほとんど宇多田じゃん!>アイラ-ほとんどぱふゅじゃん!


ここで倉木とアイラに、もう一つ共通点を見つけるとすれば…
倉木-オヤジがなんかめちゃくちゃな生き方する人でかわいそう
アイラ-社長がなんかめちゃくちゃな売り方する人でかわいそう


まぁでも歌詞の世界観的には、耳障りのよい言葉を自分でただ並べるという意味で
倉木に近いのはサオリなわけだが…まぁ、今回はいいわ


音作りをしてる人が元GIZAであることも含めて、アイラの倉木ぶりは異常で
そして倉木以降、宇多田フォロワーが本格的に雨後のタケノコした印象があること
つっても具体例挙げられないんですけどね なんかいっぱいいた気がします
まぁともかくだ、アイラの登場はテクノポップアイドル、ガールズハウスを決定付けた


うわ、これ前も言ってることじゃん!


ともかくだね、自分はこういう四つ打ちの音楽が好きなおっさんなので
今後の展開が楽しみで仕方ないなぁ、と思うのだ
そしてtomad氏は一言でそれを表現してて、俺が一言も語る必要ないじゃん!

アーティストが増えていけば突然変異的に素晴らしい曲が出てくるかもしれない。それを期待したい。



だってさ、ホント、ライブハウスとかのアイドル楽曲って、なんつーかな
ぶっちゃけ俺にとってはつまんなくて古臭く感じるのばっかで、苦痛なんだよ
その中で、ハウス風味をふんだんに取り入れたアイラの音とか
結果的にエレクトロパンクになってるサオリの音はほんと、楽しく踊れるんだよな


そして、さらに、ここに、日本独自の文化になりつつある、オタク音楽があり
アニソンやゲーソン、自分の周りでは「濃縮系」と呼ばれてるようなもの
ムーブメントとして少しずつ身の回りの音楽の景色を変えていくかもしれない、と
昨夜ツイタで自分で言ってたことをコピペしておく

suzukimousou @tomad 詳しくないので違うかもなのですが、これだけ展開とか要素が凝縮されてる音楽を量産してる国って他にない気がします 前ブログにリンクしてたimoutoid氏のAFXをリミクスとか…世界的に見て面白いコトだと思うんですよね


suzukimousou @tomad インドの映画並みに日本のエロゲとアニメが量産されてると考えるとボリウッドみたいな特殊シーンが生まれる可能性は十分に有り得るわけですねッッッ!!!



量産体制は玉石混合になり石もごろごろするけど玉もピカピカする可能性があるのだ!!
そしてこういうことになりかねないのだ

tomad@suzukimousou 話を進め過ぎるとそういうことこそ世界にアピールできる日本の音楽要素なんじゃないかなーと



音楽面でもアイドル、アニメ、ゲームが日本を代表していくなんて、なんつーか
まぁでも最早ベタすぎますかね? ベタでもその可能性が結構あるから仕方ないよな


そんで、最後に一言、という感じなんだけども…
BUZZは、そのオタクインパクトが一段落したあとに来る、お茶の間回帰というか
ファミリー劇場はじまったな、というか、そういう時代のための隠し玉なのだ
からしばらくは売れないと思うw でも俺の勘は外れるからそんなことないかも


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