ド新参、ピンチケ、Kデビュー、もしくは「アイドルの拡散と障壁」

出発点も着地点もわからないまま唐突になんか書きたくなったので書き始めるのだが


Perfume東京ドームで、5万人ぎっしりの会場を目にしたわけです
前の記事で書くのを忘れていたこととして、これ、チケ代6500円じゃん
2階席に対しては全くお得感のない価格設定だったのは文句を言いたいところなんだが
まあともかく、5万×6500円=3億2500万円とかですか 物販もあるけども
億単位のおコメ、動いてますよね これ、ちょっとした記録なんじゃないか
もちろん、女子アイドルグループっていうくくりで、ですけども
AKBはいっぱいCD売ってて、少女時代はアジア各国でフルハウスにしてるわけだが
AKBはドームで興行を打ってないし、少女時代も例えばソウルでのソロ興行は数千人規模
単一のライブで、一組の女子アイドルグループが、これだけのメイクマネーをした
USドル換算とかにしたら、現在円高なのもあって、下手すると世界的な記録かも知れない
今回の東京ドーム、本当に、なによりも、やったことに意味があるな、と思うんだが


さて、じゃあ、誰が来てたんだ?どうにもそれが自分にはまだつかめていない
Perfumeのライブは、規模がでかくなればなるほど、客層が読めなくなる
100人規模とか、や、数十人規模とかの時代って、典型的アイヲタと「変な人」たち
それが、徐々に会場が大きくなっていくにしたがって、ロキノンな若者が増えて
そこに家族連れが混じっていって…って感じだったんだけども、うーむむ
今の客層、ほんとによくわかんないw 街そのものが一個動いてきた、みたいな
もちろん、年配の人の割合はそんなに多くないんだけど、でも、ちょこちょこいる
途中の着替えタイムのグリッチエレクトロニカといえばいいのか、あの音楽のとき
60代くらいのお客さんが、ほーっと真ん中の画像を眺めていたのが面白かった
2000年前後にはアンダーグラウンドでコアだった音楽が、ここでこう鳴ってるのか


と、ここまで書いて、ついに本題になるんだが…こちらの動画です、どどん!
マイメンと久しぶりに言わせてもらおう!オレタソがアップいたしました!
あ〜ちゃんがスパイスィ→カレーを歌ったり、石丸から出てったりするところデス
ハレパンさんやリトレンさんへのガチのリスペクトを隠さないあ〜ちゃん
そして「テクノをこの世に広めたいです」と語るのっち!テクノ、広がってますよ!



もう意義深すぎて何を語ったらいいかわからないって感じなんですけども
簡単に一つ言えば「テクノ、広めましたね、Perfumeさん」ということです
Perfumeがなければ、ああいうあの感じの映像や音楽に触れることがなかった人
これ、相当数いるんじゃないかと思うんですよ これこそポップになるってこと
そういう意味で「うちにはPerfumeおいてません!(キリッ」というレコード屋とか
後ろの締りいいナァつーか、まあそういうキュッとした人もいないといかんのだが
しかし、役割が違うでしょ、敵視してどうするの、というのは思うんですが


それと同時に、この動画の中では、リトレンさんの歌をあ〜ちゃんが歌ってて
いや、Perfumeよりも、リトレンやハレパンの方が断然えらい!みたいな状況
ドームのキャパからしたら、1%くらいの人が、見るか見ないか、な存在のグループ
そんなグループよりも、当時小さな存在だったPerfume如実に現われているのデス
そして、それを語っている時に着ている衣装が、エレクトロワールドの時のもので
ドームで合唱も起きたエレクトロワールド、最初は、こんな小さく鳴っていたのだ


自分は、歌モノアイドルについてはPerfumeからライブに行き始めたわけだけれども
Perfumeはじまりで、アイドルのよさに気づいたって層も、結構いると思うのですが
さてはて、東京ドームに来ていた、どれだけの人が、他のアイドルにも興味を向けるのか
もちろん、アイドル好きだからこそPerfume見なくては、って人もいたと思うんだけど
アイドルはPerfumeしか認めない、っていうかPerfumeはアイドルじゃない!とか
そういう感じの人も多かったんだろうな、というのが、一つ思ったことなのだ


ここで俺が書いても全然届かないし、どーしょもないことだと思うんだが
しかし、どこかで書いてなければいけないと思うんで、やっぱり書いておくんだけど
Perfumeは、こういうところから来たんです 石丸電気とか、O-Crestとか、FABとか
で、その時代を、黒歴史にしていないんです まごうことなき事実なんですよ
いわゆる「ド新参」層の方には、ぜひとも、頭の片隅に入れておいてほしい
そこから先に何を思うかは、それぞれの人の自由というか流れなんだけれど


そしてもう一つ思うのが、いわゆる「ピンチケ」層、若きAKBファン流れが
いろんなアイドル現場で見られるってこと トッピング☆ガールズでもいたし
ぱすぽ☆のファンも若い子がちらほらいる いろんな現場にいるみたい
Perfumeはじまりでいろんな現場行ってるってよりも、AKBはじまりって人が多そう
これ、なんでなんだろう?っていうのが最近の疑問の一つなのです
どっちが多いか少ないか、数的根拠を示すソースが無くて申し訳ないんですけども…


やはり、Perfume「ド新参」層は、Perfumeを「アイドルじゃないアーティスト」とか
そういう見方で見ている人が多かったりするのだろうか?
いわゆる「ピンチケ」層は、アイドルをアイドルとして楽しんでいるから
経済的にも時間的にも大変なAKBよりも小規模なアイドルのほうに流れるのだろうか
「アイドル」っていうのは、もう、大きすぎてよくわからない概念なのだけど
どちらの層が、「アイドル」っていうものを楽しんでいるのだろう?
いや、違うな… 物事を偏見なく見ているのはどっちなんだろう?
あ、でも、物事の見方の問題ではないのかもしれない…
アイドルをなんだと思ってるんだ!?いや、それは、自分も含めて…


そして、これもいると思うんだけど「K-POPはいいけど、日本のアイドルはダメ」
K-POPからアイドルを好きになり始めた、という人が多いのでは、と思うのですが
逆に、日本のアイドル好きが、K-POPガールズを一歩引いて見ていたりもする
もちろん、両方好きな人も、たくさんいると思うし
日本のアイドルを見飽きてというか見限って、K-POPに流れた人もいるだろう


うーん、でも、日本のアイドルでも、すごいパフォーマンスをしてる人はいると思う
もちろん、韓国のアイドルで、すごいパフォーマンスとスキルの子、たくさんいる
お互いのファンの間にある壁ってなんなんだ?


「アイドル戦国時代」なんて言われる いろんなアイドルグループが注目される
その時代を支えているのがAKBとPerfumeだ ずっと続けてきたのがハロプロ
そしてその日本にK-POP、自分がハンドルという子達がやってきた
音楽の世界で、ショウビズの世界で、アイドルの存在感は拡大している
アイドルが拡散していく中で、どうにも、壁があることに意識的になるというか
拡散することは、障壁に気づくことだ、ということも出来るかもしれない
囲いの中でやっているだけでは、外にあるさらに大きな壁に当たれない


ここまで書いて思ったんだけど、その、壁に当たるような存在の子達
自分はとても好きだな、と思うのだ それが、自分にとってはPerfumeでありSNSD
いろんなものにあたりながら、そして、その壁と苦闘しながら、生き延びている
もう、これは、なんというか敬服せざるを得ない、という思いでいっぱいになる


ここまで書いて、結局着地点がないな、ということに気がついてしまったわけですが
とりあえず言いたいのは、あ〜ちゃん推せるな、と やっぱあ〜ちゃんだな、と
前回と全く同じ結末でございます!

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